自走模型第1グループ講評
全般的な感想
実験テーマ自体の感想を聞くと、 「テーマがわかりやすく興味が持てた」、 「目的がはっきりして面白い」といった意見。 説明不足な点を尋ねると、配布資料やWWW資料により十分であったとの意見。 テーマを与える側としては、ひとまず及第点かな。
実力差のでるテーマにするためには?
制御の問題点を理解しているか確認するために、 「今回の実験でのコースの周回時間測定だけでは時間差が少なかったので、 学生のプログラムの実力差が出るためには?」と質問をする。
- コースの線が細ければ、コースアウトの危険性が高くなるし、 軌道修正が頻発して速度が遅くなるチームがでるだろう!
- コースを長い直線やジグザグといった部分を設ければ、 プログラムの対応によって性能差がでるだろう!
迷路にしたら?
一般的な制御の事例の理解を確認するために 『コースが迷路なら、ハードやソフトにどういった機能が必要か?』と質問をする。
距離センサーや方角センサーといった様々なセンサーの事例を学生が知らない。 ソフトウェア的な対応では意見が多少でるが、 どちらにしろ今回の実験に組み込むには「時間不足になるだろう」との意見。
学生自身の講評
- 先読みセンサーは、短いストレートでは役に立っていなかった。
- センサー幅を狭くしたり太くしたコースを作ると面白かったのでは!?
ネットワークサービス
先週の授業でのIPアドレスの説明で、パソコンに与えるアドレスの割り振り方として、 DHCP 等のサービスを紹介。
最初に、IPアドレスとポート番号を以下の説明で紹介。 『IPアドレスで相手のコンピュータを選び』、 『ポート番号で対応するアプリを選ぶ』。 一般的なポートとサービスの対応の説明。 DNS によりIPアドレスとドメイン名を対応付けを行うことの説明。 ドメイン名の考え方の説明を行う。 FN 幅広い視点を持ってもらうために、小国が地球温暖化対策の必要性を訴えるために ドメインを売った事例(.tv)や、早いもの勝ちルールのドメイン名管理の問題点を 紹介する。 /FN
具体的なプロトコルの説明で、電子メールでのメールの届くまでのメカニズムや、 WWW で URL からデータを取ってくるまでの説明を行う。