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台風時の緊急連絡システムのメール流量変化

台風18号の通過に伴う、緊急連絡システムの状況を記録しておく。 ひとまず、大量のメールが流れているなぁ….

0910091031_500x135.png

キャリア別メール流量

前回の2006年の豪雨の時と同じように、メールの流量の解析を行った。 この結果をみると、13:40分頃のピーク時1000人のメール発送も、10分ほどで落ち着いており、 目だった遅配はないと思われる。

13:50分頃の1400人のピーク時は、34組織がほぼ同時に メール配信を行い、14:30分頃まで大きなメール数が観測されている。14:00前後はいくつかの 組織がメールを出しており、遅配の確認は困難であるが、13:50のピークが14:30頃までに 収まっていることから、最悪でも1時間程度の遅配には収まっていると考えられる。

2006年の同様のグラフでは、softbankでの遅配が若干観測されていた。 しかし今回のグラフでは、特定のキャリアだけ遅配が大きいという傾向は目立たなかった。 あえていうなら、13:40のピーク後の変化で、au だけ流量の帯が5分ほど遅れているのが 観測されている。

利用者が確認するまでの時間

学校から配信されたメールを、利用者がどの程度の時間で確認しているかの 分布を確認してみた。全利用者を平均すると、約80分という結果であったが、 約30%の利用者は、2分以内にメールを確認していることが確認できた。 また、分布の合計をみると約2時間で80%程の利用者が確認をしていることが 確認された。

2分木構造

双方向リストと、宣言的には同じなんだけど、データ検索用のリスト構造として、 2分木構造を説明する。

struct Tree {
int data ;
struct Tree*left ;  // 左の枝のポインタの先にはdataより小さいもの
struct Tree*right ; // 右の枝のポインタの先にはdataより大きいもの
} ;

導入部なので、データ生成の補助関数を説明し、直接2分木のデータを生成し、 そのデータに対する処理の例を記述し、解説する。 例として、count,min,sum,printなどのプログラムを再帰などの例を示しながら解説する。

再帰のオマケとして、末尾再帰呼び出しの処理は、ループに機械的に書き換え可能といった 補足も説明を行った。

台風接近で、臨時休校の可能性

どうも台風18号が接近しており、予想では福井も直撃しそう。 このため、明日10/8(木)AM7:00時点で、 「暴風警報」が発令されている場合には、 臨時休業とすることになった。 自分の担任クラスには、別途緊急連絡メールで連絡することになるだろう。

追記:10/8 AM7:00 予想通り『暴風警報』がでていて、台風にて休業となりました。 自宅を6:45に出るという学生さんには先に連絡を入れ、 7:00に緊急連絡メールで担任クラスに連絡する。 風も強いし、こちらも有給を出して、在宅勤務としておこう。

オムニホイール入荷

先日のロボットフェスティバルにて利用例も多かったオムニホイールを注文したらさっそく届いた。 んで、今年の専攻科1年の実験は、オムニホイールとArduino Nanoで自走するネタの予定。 0910061252_240x320.jpg

T先生に出産祝い

EIのT先生に、双子のお子さんが生まれたとのことで、 出産祝いをプレゼントした。 子供1人の世話だけでも大変なのに、×2は大変だろうということで、 実用品ということで肌着を贈った。 男女で性格も違うのか、昼泣き&夜泣きに別々で、大変とのお話しでした….

構造体の解説

後期の授業予定として、構造体とグラフィックスを予定していることを説明し、授業開始。 まず最初は、構造体の説明ということで、 FORTRANの後に、商用計算のCOBOLにてデータの構造化が行われ、 ALGOLあたりで命令の「{,}」によるブロックによる、手続きの構造化により、 構造化プログラミングが一般化していった経緯を説明する。 さらに、初心者にみられる手続き優先記述も、大きなプログラムになるとデータ優先記述に 変化していき、最終的にはデータ構造に命令というスタイルが分かりやすく、 データを擬人化してとらえ直感的といったことから、オブジェクト指向プログラミングが 発生したことを説明する。このあとC++,Javaといった言語が開発されていったことを述べる。

構造体

構造体を使わないデータ記述での問題点を解説。 この中で、マジックナンバーが有害であること、同じような構造が複数必要な時の問題点を 述べ、構造体の文法を解説する。

この中で、構造体の定義と宣言、プログラム中の要素の参照、構造体の初期化、構造体の入れ子構造などを説明する。 また、タグ名の説明にて、変数名のルールが '[a-zA-z_][a-zA-Z0-9_]*' であることを解説する。

計算機システム・ガイダンス+歴史

専攻科の計算機システムの講義の初回。 ということでシラバスを配布し、ガイダンスを行う。 本来は生産システム専攻向けだけど、環境システムの学生さんも7割がた受講するので、 細かい内容には突っ込めない部分がある。

計算機の歴史

計算機システムでの前半の自分の担当では、OSやネットワークといったソフトウェアの視点で、 技術解説をすることを宣言し、まずは歴史の紹介。 WWII以前のネタでは、バベッジの計算機あたりの写真を紹介しながら、 ENIAC,EDSACの写真を交えながら、第1世代:真空管、第2世代:半導体、第3世代:IC、3.5世代LSI…と説明をしていく。

途中からは、身近なパソコンということで、Intel 4004あたりのネタから、 8008,Z80の8ビットの時代を説明する。 んで、この頃からビルゲイツやジョブズ、ウォズニアックなどの写真を見せながら、 TinyBASIC,MS-DOS,Windowsと発展していくMicrosoft社と、Apple1あたりのApple社の発展を 簡単に説明する。 特に、8bit-80系から16bit-8086への変遷で命令互換性を重要視したIntelの成功、 アーキテクチャの外部非公開によるApple(Macintosh)の衰退、および IBM/PCのアーキテクチャ公開による3rdパーティ参入による低価格化と発展が注目点として紹介する。

写真は、改めて調べてみると、スチームパンク的な視点でデザインが、 かっこよく思えたので…

2009年10月4日(第132回)

  • メールテーマ:わたしのマイブーム
  • 英語の囃子 第18回 吉田先生、電子情報4年丸山さん
    英語の桃太郎を読んでみよう eng091004.mp3
  • ライブラボ第2回 「仮面ライダー特集」
    山本さんがアメリカ版仮面ライダーの話をしました。

卒研中間発表レジメ

今日は、卒研の中間発表のレジメ提出の締切日。 概念の基礎となるところの説明は、参考資料からコピペすればいいから、 それなりにちゃんと書けているけど、研究の目的だったり、自分で作る部分の 説明で、肝心な部分が抜けまくり。 それに資料がたったA4×1ページの制限なので、 基礎説明で「資料完成!!」って勘違いしているのかな… ということで、なにが抜けていてどう分かりにくいのかを説明しながら、 添削攻撃!!

ミニプラネタリウム

創造工学演習とプロコン参加に向けて作品を作っていたチームのために購入した、ミニプラネタリウムが届いた。プロコンは本戦参加はできなかったけど、来年やふくいソフトコンペに向けて作成継続中。電動プラネタリウムを、Wiiなどのリモコンで制御するテーマで取り組んでいるところ…

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