前回の講義の補足として、コンパイラ方式の利点としてプログラム配付時に、 ソースコードが配付されないために、プログラムの著作権問題が起こり難い点を 補足する。
実行プログラムまでの、コンパイル+リンク処理の流れを説明する。 これに併せて静的リンクや動的リンクの説明と利点欠点を説明する。
動的リンクの利点などの説明の中には 『不備のあったプログラムの更新』といった話題がでてくるため、 セキュリティに関する話題を補足しておく。 バッファオーバフロー、セキュリティ対策としての安全なコーディング、 ウィルス対策ソフトの必要性、得体の知らないソフトを実行しない、 Windows Update,ウィルスDB Update 等の必要性を学生への質問を交えながら、 解説する。ネットワークの話題の時に追加説明が必要となるであろう。