工場見学旅行2日目
南九州の志布志港に入いる。 ロケット打ち上げの安全対策で辺鄙な所にあるため、今日は山道移動が多く、 車酔いが心配。
内之浦宇宙観測所
人工衛星や観測衛星の打ち上げ・観測を行う所で、大きな設備の見学ができた。 説明の方が、普通の職員であったため、小さい声で後ろの学生は聞き取り辛かった 様子。大きな追尾アンテナ、打ち上げランチャー、コントロールセンター等を 見せてもらう。学生は、ロケットの構造などの予備知識も少ないし、 説明も聞きづらかったので、ちょっと???状態みたいであった。
個人的には、「日本のロケットが斜め打ち上げ」の理由が、 「緯度が高いため」というのを覚えていたのだが、 「発射直後にとっとと安全な海洋に移動するため」というのが 初耳で勉強になった。
京セラ鹿児島国分工場
京セラの創業者の里ということでできた鹿児島工場。 積層コンデンサや積層セラミック基板などの電子部品と、 ターボシャフトなどの機械部品を作っているそうだ。 しかし最近の埃対策で工場内の見学はなく、展示館での説明と 鹿児島高専OBの方の説明があった。
学生はセラミックの様々な使われ方をみて興味を示していた。 女子はセラミックの合成した宝石に、現実的な興味が。 OBの説明では、会社での「やりがい」の大切さと「責任」の重要さを 聞いていた。質問ではMEさんが「高専卒で軽くみられないか?」の 質問がでる。「実力がつければ学歴は関係ない」の言葉を、 どのように受け止めたのだろうか?
霧島温泉
夜は霧島温泉でくつろぐ。温泉好きの学生さんは本館と別館の露天風呂を 渡り歩いて楽しんだらしい。私は疲れていたし、本館のみであった。 多くの学生が土産やフォーマルな服を宅配で送り返していた。 温泉で5人程の部屋だし夜は多少の心配はあったものの、 昨夜のトラブルの影響か、無事に夜を過ごす。