アメリカ人は口で、日本人は目で話す
面白い分析だと思う。 日本のアニメがアメリカで受け入れられないのが、 「でかい目がアメリカ人には変にみえるらしい」ことや、 「アメリカでは、アニメを作るときに声優がしゃべってから、 口の動きにあわせて絵を描く…という超面倒な作り方をする」 という大きな違いが、ここからきているんだと納得させられた。
文字コードと文字列の扱い
文字コードと文字列の扱いということで、 ASCII コード表の範囲、JISコード表 FN 一応 EBCDIC コードとか、 漢字だと2byteコードだとか、 世界中だともっとややこしいコードがあることは、話すだけ。 /FN などの char=1byteコードを説明。
実際の扱いということで、文字コード=1byteの数値を強調するために、 文字コードでの加減算を説明する。 その後、atoi() のコードと、処理の内容を説明する。
プログラム中の '0'<=s[i] && s[i]<='9' を間違えて
'0'<=s[i]<='9' と書く人が多いので、この意味を
('0'<=s[i]) <= '9' となることを説明する。
授業後に、「'0'<=(s[i]<='9') にはならないの?」と質問をうけたので、 演算子の左結合、右結合を説明する。
# 来週は、itoa() を説明し、後半はN進文字→10進,10進→N進文字などの演習とする予定。
TCP/2967ポートへのアタック
緊急連絡システムは、下手なアタックを防ぐために、IPアドレス等は非公開。 だから変なアクセスは、縦断爆撃系が多いはず。 んで、fwanalog による攻撃履歴をみると、
TCP/2967 66% TCP/5900 13% (vnc) TCP/135 10% (win/ファイル共有) TCP/1433 3% (MS-SQL)
TCP/2967ポートへの攻撃が66%,を占める。 良く知られているポートとは違うので、調べてみると、 「TCP 2967番ポートへのスキャン増加」 との内容である。ひとまずブロックされているし心配はないけど….
その他の攻撃
その他のアタックネタをしらべると、
202.127.80.132 (po.sabae.ed.jp) / TCP ポートスキャン 202.127.80.133 (te.takefu.ed.jp) / TCP ポートスキャン
両方とも、nagios にてネットワーク切断監視のために、チェックしているサーバである。 定時に繰り返し変なアクセスするから、変なサーバと疑われているか、 FireWall が自動的に逆スキャンしているのか….
vnc 攻撃も目立つのかぁ…
Windows UpdateでCPU負荷が高くなる不具合の修正
Windows UpdateでCPU負荷が高くなる不具合の修正
Windows Update だけど、Web記事でパッチが紹介されると、 それなりに自分で適用している。 でもタイミングが悪いのか、自分で起動した Update と、自動起動の Update が重なって、 やりたいパッチが動かずに悩むことが多い。
2007年5月20日 (第8回)
- 体育祭の様子
- にしにしの部屋
ロボット同好会
nishi070520robot.mp3
パスワードが思い出せない…
ネットワークディスクの設定を触ろうと設定画面を表示するが、パスワードが分からない。 そういう時のために、パスワードには「私しか分からないネタ」でつけておき、 ネタに関連した別のヒントを目立たないところにシールで張ってあるんだけど、 元ネタが連想できない。 かなり色々やってみて、ようやく判明。
# はぁ…
プログラミングコンテスト学内審査
創造工学演習での取り組みとして提出された作品と、 クラブからの応募の学生の作品と併せて審査を行った。
創造工学演習では、最後に実際に完成できるものを目標として、 企画書作りとしたため、高専プロコンの予選を通過できそうな作品は 少ない。しかし、その中から課題2作品、自由1作品、を選定、 競技部門については2チーム応募となったが、 提出必須書類では判断に困るため、追加資料の提出を待ち、 再度選定となった。
予選通過作品
- 自由部門: 「飛び回る君であれ」 〜スポーツカイトシミュレータ〜(4EI:創造工学演習)
スポーツカイトのシミュレータを作り、複数機でのデモフライトを目指す。 凧の糸の操作系の開発が大変と思われる。
- 課題部門: 「はり絵でワッショイ」 (4EI:創造工学演習)
子供の「はり絵」遊びしているキャンバスを Web カメラで撮影し、 その絵から連想されるキャラクターの動きを Flash で表現する。 Flash の制限を自分のPC内部の Web サーバを動かすなどの必要があるだろう。
- 課題部門: 「わいわいキャンバス」 (Java同好会より参戦)
複数の Wii リモコンで、キャンバス上で同時にお絵書きできる環境を構築。 表示系を Java で作る予定だけれど、jig 福野氏開発中の Java との中継ドライバ を利用予定。
- 競技部門:複数の参加希望者を想定していなかったため、 不十分な資料であったり選考基準が曖昧なので、資料の再提出+再選考とする。
カプセル化の演習
複素数のクラスを「実部・虚部」で実装しても、「絶対値・偏角」で実装しても、 うまくオブジェクト指向を取り入れていれば、 「データ抽象/手続き抽象」の恩恵で利用者はプログラム修正が不要となることを しめすプログラムをレポートとする。
# データ/手続き抽象が示せれば、他のデータでも良い。
マージソートの処理時間+動的メモリ(malloc/free)
再帰方程式による処理速度の見積りとして、 IMG n /cgi-bin/mimetex.cgi?O(N\log{N}) となる、マージソートを説明する。 処理の内容より再帰方程式をたて、代入法で一般式の予想を行う。
後半は、動的メモリの使い方ということで、 C言語の配列サイズに定数しか使えないことによる、 「想定外のデータ投入」と「余裕をみた際の配列の無駄」を説明する。 この対策として、malloc の使い方、free の使い方を紹介する。
N進数と10進,8進,16進,小数点を含む2進数,double型の範囲と誤差
浮動小数点の説明のために、N進数と10進変換より小数点を含む2進数を説明する。 その後、浮動小数点の扱いの考え方を説明し、扱えるデータの範囲を解説する。 最後に浮動小数点の誤差として、丸め誤差、桁落ちまで説明。
桁落ちの話しで、誤差の有効数字を例にとって説明するが、 「誤差の計算ってどうすれば?」と聞かれる。
プログラムと桁落ち、情報落ちの話しは次回に…
3年で抜けていそうなネタ
昨日実験のレポート提出でも、正しい電気の回路図の書き方 FN 例えば、抵抗のクネクネを大量に書く学生さんやら、GND 記号などの「正式な」書き方を知らない。 /FN や、桁落ちや有効数字などの知識が乏しい学生が多い。 数学的な座学をしている時には、わざわざ時間をとって説明すると、 講義時間がもったいないけど、『常識』としてきちんと話しをしていないとやばいかも。