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USB 2.0

USBカメラでの画像処理のプログラムを試すと、USB 1.1 ベースのためか、 転送速度が遅い。調べると、

# modprobe ehci-hcd

のモジュールを組み込めば良いみたい。 自宅サーバや教官室の Windows マシンは USB 2.0 をちゃんと搭載している見たい。 教官室 Windows マシンを、Linux の画像処理に試用することにする。 ただし、Linux のパッケージのアップデートが滞っていたので、 たっぷりインストールし直し。

2分木による式の表現

予定進度よりも早めに進んでいるため、演習や質問を増やしながら授業を進める。 先週の説明での式を2分木により扱うためのデータ構造の宣言を復習。

テストに出題しない補足として、式表現の木を効率良く扱うために、 共用体とビットフィールドを説明する。紹介と短いサンプルを示す。

2分木による式の扱いのプログラムで、式の値を計算する関数 eval() のコードを 穴埋め形式で理解度を確認。説明を加えながらであったため、理解者は多かった。 さらに、そのプログラム中の式の型を聞いて理解度を確認。これまた解答をあてた 人は全員正解。(理解度が高く多少予想外)
その後は、今までの授業でのポインタやリストを用いたデータ構造の総括を 簡単に行う。

残りの時間で、来週に説明予定のハッシュ法の説明を簡単に行う。 しかし3年実験でやっている内容なので、説明は短くて済む予定。

言語処理プロセッサ

前回の講義の補足として、コンパイラ方式の利点としてプログラム配付時に、 ソースコードが配付されないために、プログラムの著作権問題が起こり難い点を 補足する。

実行プログラムまでの、コンパイル+リンク処理の流れを説明する。 これに併せて静的リンクや動的リンクの説明と利点欠点を説明する。

動的リンクの利点などの説明の中には 『不備のあったプログラムの更新』といった話題がでてくるため、 セキュリティに関する話題を補足しておく。 バッファオーバフロー、セキュリティ対策としての安全なコーディング、 ウィルス対策ソフトの必要性、得体の知らないソフトを実行しない、 Windows Update,ウィルスDB Update 等の必要性を学生への質問を交えながら、 解説する。ネットワークの話題の時に追加説明が必要となるであろう。

2分木の応用(式の表現)

2分木の応用として、式の表現の説明を行う。

その前に式を、2分木を使わない場合の扱いとして、 ポーランド記法(前置記法)、逆ポーランド記法(後置記法)を説明し、 括弧なしで演算の優先順位を表現できることを説明する。 また、逆ポーランド記法のデータは、スタックを用いると簡単な処理で 式の値を計算できることを説明し、式を機械語に変換する際に 便利であることを説明する。 説明のついでに、演算子には右結合演算子と左結合演算子があることも説明。

次に、2分木で実際に式の表現を行う場合を説明する。 説明用の構造体には、以下を用いた。 このデータ構造で、データ生成用補助関数を作り、 式の木構造データを作るまでを解説する。 次週は、この式データの値を求めるプログラムを説明する予定。

struct Exp {
int  type ; /* 0:数値, 1:演算子   */
int  val ;  /* 数値の場合の値     */
char op ;   /* 演算子の場合の記号(あえて1文字) */
struct Exp* left ;
struct Exp* right ;
} ;

工場見学旅行4日目

今日で学校側の旅行日程は終了。 最終の見学地の太宰府天満宮に向かう。

太宰府天満宮

電気科も同じ博多解散予定であるため、偶然太宰府にて合流。 中の見学をするが、『悪い所を直してくれる』という牛の像を皆触ってる。 頭を触ってるのが多かったかな?

お土産屋さんでは、『梅ヶ枝餅』や『梅アイス』や『角煮まんじゅう』などを 試して食べてみた。『わさびアイス』を試している学生さんもいたけど、 さすがに不評。でも私もちょっとだけ食べてみたけど、 辛みはそれほどでないと感じたけど、苦手な人も多かった様である。

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工場見学旅行3日目

前日までに真面目な見学を終え、気楽な道中の始まり。 南九州から長崎までの移動が中心となる。

フェリーで有明湾

熊本から雲仙島原までを渡るために、フェリーに乗る。予想到着時間より 早く移動できたために高速フェリーに乗ることになる。 学生は、甲板にて色々と写真をとったり景色を楽しむ。

雲仙普賢岳の記念館

先の普賢岳火災流などの被害の歴史を残すための、 土石流の堆積した家をそのまま残した見学場所と、普賢岳の噴火被害の 資料館を見学する。2階建の家が埋もれた所は、被害の大きさを改めて知る。 私は資料館での3次元シアターで、大きな画面の迫力のため軽い「車酔い」。 面白いんだけど、ちょっとげんなり。

2004-11-10-00.jpg 2004-11-10-01.jpg

ハウステンボス

予定より早くついたけど、夕方のハウステンボス入り。 ホテルに荷物を置いてから、ハウステンボス内で自由行動。 天気予報では雨であったが、ちょっと雨に降られたけど、たいしたこともなく 見学ができた。 ショッピングを楽しむ人や、カステラ・ケーキを楽しむ人や、展示をみる人やら。 私はエッシャーの展示をみて、軽く食事をしてから戻る。 少し雨も降ったことから、早く戻った人が多いみたい。

工場見学旅行2日目

南九州の志布志港に入いる。 ロケット打ち上げの安全対策で辺鄙な所にあるため、今日は山道移動が多く、 車酔いが心配。

内之浦宇宙観測所

人工衛星や観測衛星の打ち上げ・観測を行う所で、大きな設備の見学ができた。 説明の方が、普通の職員であったため、小さい声で後ろの学生は聞き取り辛かった 様子。大きな追尾アンテナ、打ち上げランチャー、コントロールセンター等を 見せてもらう。学生は、ロケットの構造などの予備知識も少ないし、 説明も聞きづらかったので、ちょっと???状態みたいであった。

2004-11-09-00.jpg

個人的には、「日本のロケットが斜め打ち上げ」の理由が、 「緯度が高いため」というのを覚えていたのだが、 「発射直後にとっとと安全な海洋に移動するため」というのが 初耳で勉強になった。

京セラ鹿児島国分工場

京セラの創業者の里ということでできた鹿児島工場。 積層コンデンサや積層セラミック基板などの電子部品と、 ターボシャフトなどの機械部品を作っているそうだ。 しかし最近の埃対策で工場内の見学はなく、展示館での説明と 鹿児島高専OBの方の説明があった。

学生はセラミックの様々な使われ方をみて興味を示していた。 女子はセラミックの合成した宝石に、現実的な興味が。 OBの説明では、会社での「やりがい」の大切さと「責任」の重要さを 聞いていた。質問ではMEさんが「高専卒で軽くみられないか?」の 質問がでる。「実力がつければ学歴は関係ない」の言葉を、 どのように受け止めたのだろうか?

霧島温泉

夜は霧島温泉でくつろぐ。温泉好きの学生さんは本館と別館の露天風呂を 渡り歩いて楽しんだらしい。私は疲れていたし、本館のみであった。 多くの学生が土産やフォーマルな服を宅配で送り返していた。 温泉で5人程の部屋だし夜は多少の心配はあったものの、 昨夜のトラブルの影響か、無事に夜を過ごす。

工場見学旅行1日目

体調不良で欠席の学生が1名でるが、その他は順調に学生も集まり、 これから4日間の始まりです。

松下技術館

大阪の松下技術館を見学。松下の歴代の製品や新しい技術を展示している パビリオン的な所で、マナー等は神経質に注意も不要であった。 しかし学生も技術的な面白さからまじめに見学をしていた。 ちょっと案内のお姉さんの説明とは別なものを見たり、勝手に機器を 触ったりとちょっとまずいかなと思いながらも、皆面白く見学していました。

展示の最初が、「環境」の方が「ユビキタス」より先に展示されている のは時代を表していると痛感する。SDメモリの説明に力を入れているのも、 少し意外であった。

海遊館

天保山にて最初に海遊館を見学。興味の薄い学生は、早々にマーケットプレイス に移動していたが、下から見上げられる巨大水槽を面白く見学していたかな。

2004-11-08-00.jpg

天保山マーケットプレイス

大きなお土産屋さん的な所であるが、大阪の食べ物を色々と満喫。 私はピザタコ焼きを試す。昼食がボリュームがあり、ここで予想以上の チーズこてこてに、ちょっと反省。
同じくシュークリーム展覧会なるものをやっていた。 中谷先生のみつけた、ロシアンシュークリーム (6個入り抹茶クリームシューの1つはワサビ入り)を学生と試す。 ワサビはTN君がゲット、御愁傷様。

フェリーにて

フェリーでは外洋を経て九州いり。 夕食ではKN君の大量の食欲が、外野のお客さんやレストラン従業員さんを 交えて盛り上がる。最初の夜は、盛り上がり具合を心配するが、 予想範囲内であった。 しかし深夜に「騒がしい部屋を避けたFS君が行方不明騒ぎ」が発生するが、 実は灯台元暗しで、欠席学生のベッドで寝ていただけであった。 しかしこの緊張感のお陰で、翌日からも行動をお互い牽制しあい、 羽目をはずす学生が減ったと思う。

自走模型も制御実験

3年実験と並行して実施していた専攻科の実験でも、1台完走。 センサーは3つで白黒白を見ながら走る。 速度制御は最高速とソフトウェア的な PWM による中速を使っているらしい。

自走模型の制御実験

4週実験の最終日なんだけど、走り出す2グループ目がなかなかでない。 1グループが挑戦するものの、電池を単3×4にしたためか、速度が速く コースアウトをしてしまう。放課後等の自主実験でのリベンジを待とう。

システム

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