公開講座
毎年恒例の夏休み中の公開講座。 この2年は高久先生企画で、今年は説明のアシスタントとして参加。 参加者は、最大定員15名で全員中学3年生。 しかしクラブ活動の都合で2日間で4名ほどの欠席であった。
内容は Java Applet によるグラフィックプログラミング。 Java 環境で Applet プログラム作りの手順などが理解できるように、
- コマンドプロンプトの使い方
- Java Applet を動かすまで(配付CD-ROMにプログラムを入れ) 色と線と文字程度のプログラム作り。
- 2日目は、drawLineで明暗の線を並べてグラデーション表示。 これにより for ループなどの基本を説明
- 最後に写真データの張り込みなどを行う。
- 公開講座の風景
たった2日間(のべ4時間)の短い講習会なので、 深く理解するよりも 手順の体験 を中心とした講習会であった。
企画・テキスト作りの高久先生には、すーぱー感謝&ご苦労さまです。
卒研メンバーのための QCam 認識の設定メモ
≪ 最新安定カーネルに移行 ≫ # apt-get install kernel-image-2.4.26-1-k7/testing kernel-headers-2.4.26-1-k7/testing usbmgr/testing usbview/testing usbutils/testing imlib1-dev/testing imlib1/testing xlibs-dev/testing
qce-ga-0.40d.tar.gz を入手。以下の設定を変更し、コンパイル
≪ makefile の修正 ≫ LINUX_DIR = /usr/src/kernel-headers-2.4.26-1-k7 # カーネルに応じて変更 ≪ カーネルモジュールのインストール ≫ # make # 少々警告メッセージがでるけど、ひとまず無視 # make install # modprobe mod_quickcam ≪ /etc/usbmgr/usbmgr.conf ≫ ### HOST CONTROLLER host usb-uhci # USBホストの設定 : # QV-31 (by T-Saitoh) vendor 0x46d product 0x0870 module mod_quickcam ≪ usbmgr.conf の設定を反映させ、usbmgr 再起動 ≫ # update_usbdb /etc/usbmgr/usbmgr.conf # /etc/init.d/usbmgr restart
以上の設定にて、一昨年度卒研のデジQ制御の卒研のプログラムのサンプルが、 そのまま動くようになった。 しかし、取り込み速度が USB 経由のため遅く、カメラの前で手を振ると、 指が曲がって見える。
# USB-2.0 非対応か?
プロセスの CPU 負荷を top で見ると、Xを加えても 5% 程度。 やっぱり USB 速度が問題。
保護者面談最終日
連休だけあって、参加して頂いた保護者の方が多い1日。 『3年中だるみ』の解消がテーマのような1日でした。
高専って、参考書みたいなものが無いから…
保護者の方と話していると、本人のヤル気を起こさせたくっても、 高専だと入試の参考書みたいな物が無いから、その気にさせるのが難しい といった意見を何人かから聞く。 たしかに、 高専を高校としてとらえる なら、ごもっとも。 だけど、大学としてとらえるなら、参考書のある大学なんてある訳ないし、 そんなの 学生が自主的に取り組むべき内容! とはいえ、そんなつれない意見を言っても、意味が無いので、 『技術系の資格試験にチャレンジしてヤル気をだして欲しいし、 そういった資格の参考書を見て勉強したら?』 との意見を伝える。
保護者面談(3年)
保護者と面談をしていたが、とある、T君のお母さん登場。 FONT COLOR red 「わかります!?」(*_*;
前回のクラス保護者会にて『なんか見たことのある顔だなぁ〜』とは 思っていたが、やっぱり。小学・中学の同級生のFさんだった。 なんか話しづらさを感じながらの20分でした。
# 成績のいい学生さんなので、本当の意味での「話し辛いネタ」は無いんだけどね。
体験入学用パンフレットの作成
8/10開催予定の中学生向け体験入学用のパンフレットを作成する。 プロコンのネタのサンプル的な所には、しっかり充輝君を採用!
UML2回目
関連の表記
多重度(x..yで範囲を示す。x,yには0/1/N/*等)
関連名(クラス間の関係,主従関係で→をつける,端点にはロール名(役割))
導出・汎化・特化
基底クラスに向かって△矢印
特化する際の分類の基準を弁別子と呼び、弁別子が違う時には、直線で結ぶ。 弁別子が同じなら、平行線から導出クラスに垂線を下ろす。
属性の継承・操作の継承がある点を強調、導出クラス毎に属性が違う点を強調。
集約
全体と部分の関係を表し、白抜き◇で表現([全体]◇――[部分])、(参照・ポインタで実装される)
特に強い集約関係をコンポジションと呼び、黒抜き◆で表現、(クラス内の要素で実装され同一寿命)
相互作用図
シーケンス図とコラボレーション図の2つの方式がある。
コラボレーション図はクラスを抜粋し、クラス間のメッセージのやりとりを、 記入する。クラス間の 責務 を明確にするのに便利な図。 関係の無いクラス間でメッセージのやりとりが無いことを確認する。
オブジェクトの下から垂線(生存線)を下ろし、各生存線間をメッセージの送られる タイミング・順番が判る様に結ぶ。
メッセージには、同期・非同期がある。 同期型は、返答があるまで次の処理が開始できない場合。黒抜き▲矢印で結ぶ。 非同期型は、返答を待たずに処理が進む場合。→で結ぶ。 応答(リターン)は、点線の→で示す。
呼び出された操作がアクティブな時間を活性化区間(制御フォーカス)と呼ぶ。 オブジェクトの消滅は生存線を×で止める。
状態遷移図(ステートチャート図)
1つのオブジェクトに注目して、その状態の変化をモデリングする。 オブジェクトは角の丸い四角で表現し、中に状態名を記入する。 初期状態は黒丸で示し、ある状態から別の状態への状態遷移は→で関連付ける。 状態遷移を引き起こすイベントを→の横に記載する。
ユースケース図
システムと中身と、外部機能との関連を示すための図。要件の分析時に使用。
アクター:ユーザやオペレータなどのシステムの外部要素を示す。人型シンボルで表現。
ユースケース:システムに対する要求をユースケースという単位でカプセル化する。
communicates:ユースケース間を相互作用で結ぶ。
uses:ユースケース内部で他のユースケースのインスタンスを呼び出す時は、白抜き△矢印。
事務、共有データが見えない
事務の方から、ファイル共有が2,3日前から調子悪かったけど、 昼頃から、完全に繋がらなくなったという連絡を受ける。 ping や tracert による原因究明をお願いするが、最終判断に 迷っているみたい。時間と共に刻々と状況が悪化するパターンから、 ルータ・HUBの故障だとは予想する。
お手伝いで、調子を見に行くと、隣のパソコンでも繋がらない。 事務の方が、「HUB抜きでルータに直接繋いで見ましょうか?」という提案。 すると、pingが通るようになった。ということで、HUBの故障が判明。 私がお手伝いする程でもなかったみたい。でも、こういうトラブルって、 人と相談しながら対処を考えると、良いチェック法を思いつくことって多いし….
リスト構造演習
リスト構造のプログラムで、 先週説明 した入力から出力までの演習課題をやってもらう。
いつも課題だと、不真面目な学生がいるんだけど、今日は皆『それなりに』 取り組んでいる。システム設計(演習)で目的意識を持てている効果かな?
保護者面談用資料
今年度から、保護者の方々との関係を密にし、5年の進路決定で遅れをとらないため に、 例年より早期に保護者面談を実施する。7月9日および13日〜17日の期間にて実施予 定。 保護者面談会および、夏休み前の学生に配布するための資料を作成する。