学生実験で、Webプログラムのセキュリティ問題の対応をテーマに実験しているけど、Ubuntu 18系を20系にアップグレードを行った。基本的な実験だけなので、Apache+PHP程度なので、移行も手間取らないだろうと踏んでいたけど、sulinux でちょっと手間取った。
# systemctl enable apache2 # aptitude install update-manager # aptitude update # aptitude dist-upgrade # do-release-upgrade -d
無事に、更新が終わって再起動をかけたら、ブートに失敗。ssh などが繋がらなくなる。
どうしようもなくなったので、さくらのクラウドのコンソールをみると、sssd 関連でエラーが出てブート途中で止まっている。
冷や汗をかきながら、Ubuntu ブート時のリカバリーモードの起動を試みて、ようやく成功。
起動時にESCを押すと、ブートメニューが表示される。インストール済みの kernel とそのリカバリーモードの一覧がでるので、リカバリーモードでログイン。”aptitude remove sssd-common” により一旦、sssd を削除(sulinux関連)すると、無事に起動したので、基本機能の確認をして、再び”aptitude install sssd-common”。
アップグレード作業中に、apache2 が disable されていたり、php の関連パッケージが入っていなかったので、インストール。
# systemctl enable apache2 # systemctl start apache2 # aptitude install php-mbstring php-sqlite3 # a2enmod php7.4