制御構文とフローチャート
構文の入れ子
文と複文
C言語の文法で、{,} は複数の処理をまとめる複文とよばれる。
これに対して、a = 123 ; といったセミコロンで終わる「処理 ;」は単文という。
制御構文は、「if ( 条件) 文」で文となる。このため、文が単文であれば、{,} は不要である。
if ( 条件 ) { a = 123 ; } if ( 条件 ) a = 123 ; // 中括弧は不要
同じように、「while(条件) 文」、「for(A,B,C) 文」、「do 文 while(条件) ;」も、それぞれ文を構成する。
{,} の複文は、{ 文 文 文… } のように、一連の文を実行し、それを1つの文として扱うための機能である。
文と処理順序の理解(レポート2-1)
プログラムの制御構造の確認として、以下のレポートを次回講義までに提出せよ。
以下の3つ(No.1,No.2,No.3)の問題から、
M科,C科,B科の学生は(自分の出席番号 % 2)+1 の問題、E科,EI科の学生は、(自分の出席番号 % 3)+1について、プログラムのフローチャートを描き、その実行順序を20ステップめまで答えよ。
レポートには、
- 元プログラム
- フローチャート
- 実行順序
- 変数の変化がわかる内容
- (できれば、実際にプログラムを動かし、正しいことを検証)
を明記すること。