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構造体の参照渡しとオブジェクト指向

一緒に、来週のプログラミング応用の資料書いちゃえ。

構造体の参照渡し

構造体のデータを関数の呼び出しで記述する場合には、参照渡しを利用する。

struct Person {
   char name[ 20 ] ;
   int  age ;
} ;
void print( struct Person* p ) {
   printf( "%s %d¥n" , p->name , p->age ) ;
}
void main() {
   struct Person saitoh ;
   strcpy( saitoh.name , "t-saitoh" ) ;
   saitoh.age = 50 ;
   print( &saitoh ) ;
}

このようなプログラムの書き方をすると、「データ saitoh に、print() せよ…」 といった処理を記述したようになる。 これを発展して、データ saitoh に、print という命令をするイメージにも見える。

この考え方を、そのままプログラムに反映させ、Personというデータは、 名前と年齢、データを表示するprintは…といったように、 データ構造と、そのデータ構造への処理をペアで記述すると分かりやすい。

オブジェクト指向の導入

オブジェクト指向では、データ構造とその命令を合わせたものをクラス(class)と呼ぶ。 また、データ(class)への命令は、メソッド(method)と呼ぶ。

class Person {
private:
   char name[ 20 ] ;
   int  age ;
public:
   Person( char s[] , int a ) {
      strcpy( name , s ) ;
      age = a ;
   }
   int scan() {
      return scan( "%s %d" , name , &age ) ;
   }
   void print() {
      printf( "%s %d¥n" , name , age ) ;
   }
} ;
void main() {
   Person saitoh( "t-saitoh" , 50 ) ;
   saitoh.print() ;
   Person table[ 50 ] ;
   for( int i = 0 ; i < 50 ; i++ ) {
      if ( table[ i ].scan() != 2 )
         break ;
      table[ i ].print() ;
   }
}