高専と技科大の連携した研究活性化を目標とした研究集会に参加した。 大きなテーマとしては、コアカリキュラムの説明があった。
コアカリキュラム
コアカリキュラムとは、各高専での専門教育などで、カリキュラムの違いの中 ミニマムスタンダードを決めようとの取組み。 その上に各高専の特色を活かしたカリキュラムなどを構築する。
また、導入事例としての紹介もあり、この中でコアカリキュラムの内容を どこで履修しているのかをチェックシートで確かめる作業なども紹介された。
そこで、改めて電子情報のシラバスとコアカリキュラムを比較し、 福井高専電子情報で取り組むべき内容も、わずかではあるが見えてきた。 該当科目では、新たに授業に増やすべき内容もでてくるであろう。
技科大連携研究テーマ
コアカリキュラムの説明の後は、学系に分かれてラボツアーということで 見学会が開催された。豊橋技科大は、私の母校ではあるが卒業以来、 ながく時間をおいて滞在したことがなかったので、懐かしい時間でもあった。
見学の中で紹介された、次世代シミュレーション技術者教育プロジェクトは、 電子情報でもシミュレーション中心の研究室もあり、こういったプロジェクトと 連携も重要なのかと考えさせられた。