unix講習会7日目(apache2のインストールと設定)
ひとまずの目標となる、Webサーバを試すまでができるようにということで、 最終的に apache2 のインストールを例に説明を行った。
"aptitude install apache2" といったインストール作業をしめしながら、 動的ページのための環境として、CGI→PHP→Tomcatといったリクエストの頻度に 応じて言語を使い分ける話をしたあと、PHPを使いたいのであれば、 "aptitude install libapache2-mod-php5 php5" といったものを入れる必要があることを示す。
Debian での apache2 では、巨大な httpd.conf をメンテナンスしなくていいように、 ディレクトリ構造に工夫がされている。
/etc/apache2/site-available/* 利用可能なサイトの基本的な設定 /etc/apache2/site-enabled/* 実際に起動するサイト(site-availableへのリンク) /etc/apache2/mods-available/* 利用可能なモジュールの設定 /etc/apache2/mods-enabled/* 実際に利用するモジュール(mods-availableへのリンク) /etc/apache2/conf.d/* 各Webアプリ毎の設定ファイル
a2ensite,a2dissite,a2enmod,a2dismod コマンドで、サイトや機能を選ぶことを説明する。
設定ファイルがたくさん出てきたので、こういうファイルを探す方法を説明する。
(( 例 )) # パッケージでインストールしたファイルで、hoge を含むものを検索 dpkg -S hoge # /etc/の中から、ファイル名に hoge を含むものを見つけて表示 find /etc -name *hoge* -print