先週のC言語によるオブジェクト指向の導入に引き続き、 C++を実際に使ってみるようにと、ベースのプログラムを、 メソッド呼び出し表記に変えたり、コンストラクタを使うように修正したりしながら 説明を行う。
class Person { private: // private宣言で、クラス以外で使えない。 char name[ 10 ] ; int age ; public: // public宣言で、クラス以外でも使える。 void set( char s[] , int a ) { // C言語なら、対象オブジェクトを明記したけど、不要となる。 strcpy( name , s ) ; age = a ; } void print() { printf( "%s %d" , name , age ) ; } } ; void main() { Person saitoh ; saitoh.set( "T-Saitoh" , 44 ) ; saitoh.print() ; } ((上記の説明の後)) class Person { : Person( char s[] , int a ) { // データ初期化⇒コンストラクタ strcpy( name , s ) ; age = a ; } } ; void main() { Person saitoh( "T-Saitoh" , 44 ) ; : }