PHP講習会/H8割り込み講習会
4EIの実験時間を用いた創造工学演習向けの基礎講習会の2回目。 40人を2つに分けて実施するため、場所が狭かったり実験が困難だったり。 H8の割り込み講習会の参加グループの方が、実際の実験環境の準備が大変で、 割り込みやモータ制御の文献調査になってしまった。
PHP講習会の方は、簡単にアクセスカウンタのプログラムを説明し、 何らかのファイル操作を伴うプログラムを作成し、 レポートに「この知識を自分のテーマに使えそうか?」、 「PHPのプログラムの起動の際のユーザ権限」、 「ファイルロックなどの問題点」などを、各自選んでレポートとして記載し提出してもらう。
<?php if ( ($fp = fopen( "count.txt" , "r" )) != FALSE ) { $count = fgets( $fp ) ; fclose( $fp ) ; } else { $count = 0 ; } $count++ ; print "counter = $count" ; // このプログラムのディレクトリは、 // 誰からも書き込みできる許可を与えておく。 // 別途危険性は説明する。 if ( ($fp = fopen( "count.txt" , "w" )) != FALSE ) { fputs( $fp , "$count" ) ; fclose( $fp ) ; } ?>
プログラムをちょっと修正したら、レポートを書きだすと思っていたけど、 予想に反して、くだらない機能追加なんだけど、全員が積極的に「修正」している。
# レポート作成に時間を取ってほしいんだけど….
整数の型と数値の範囲
整数型の様々な型と数値の範囲についての解説。 N進数の変換、小数を含む場合の変換の説明と、2の補数を紹介し、 char / unsigned char / short int / unsigned short int / int / unsigned int / long int / unsigned long int などの扱える数値の範囲を紹介。
数値の範囲が及ぼす具体的な事例をいくつか紹介。
((16bitコンピュータにて)) int i ; // i:16bit for( i = 0 ; i < 1000 ; i++ ) ; // 1μsecの処理。 ならば、100μsecは、 × for( i = 0 ; i < 100000 ; i++ ) ; // 100000 > (2^15-1) ○ for( j = 0 ; j < 100 ; j++ ) for( i = 0 ; i < 1000 ; i++ ) ; ○ long i ; for( i = 0 ; i < 100000 ; i++ ) ; ((16bitコンピュータにて)) int x1 , y1 , x2 , y2 ; // (x1,y1),(x2,y2)の距離を求める。 int r = sqrt( (x1-x2)*(x1-x2) + (y1-y2)*(y1-y2) ) ; // 負の数の平方根はエラーとかが発生。 ((32bitコンピュータにて)) int t1 , t2 ; // 1970年1月1日からの積算秒(unix time) × int tm = (t1 + t2) / 2 ; ○ int tm = t1 + (t2 - t1) / 2 ;
来週は、浮動小数点の扱いと double / float 型 , 文字列の扱いをやりたいな…