ホーム » 2005 » 4月 » 19

日別アーカイブ: 2005年4月19日

2005年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

検索・リンク

構造体によるオブジェクト指向

他学科OBの受講生を考慮し、構造体の説明を行う。 この説明の中で、オブジェクト指向の用語を多数取入れる。 これにより、電子情報OBの学生にはオブジェクト指向の入口を理解してもらう。

C言語で、オブジェクト指向もどきのプログラミングの例

struct Person {
char  name[ 30 ] ;
int   age ;
float height ;
} ;
void set_Person( struct Person* this , char s[] , int a , float h )
{
strcpy( (*this).name , s ) ;
(*this).age = a ;
(*this).height = h ;
}
void print_Person( struct Person* this )
{
printf( "%s %d %f\n" , (*this).name , (*this).age , (*this).height ) ;
}
void main()
{
struct Person saitoh ;
set_Person( &saitoh , "t-saitoh" , 40 , 172.3 ) ;
print_Person( &saitoh ) ;
}

この例のプログラムの例では、 set_Person , print_Person 関数により、 手続き抽象 となっている。 また、main の処理の内部には、データ構造の内容が一切記載されていないため、 データ抽象 ができている。これにより、処理とデータ構造の隠蔽化ができる。 これにより、 データ構造を擬人化してとらえ 『データ構造に命令する』 というイメージでプログラムが作れるので直観的 となる。

他学科OBのために、この話しの前に、関数への値渡し・ポインタ渡し・C++での参照渡し を説明する。上記プログラム例では、沢山の演算子の説明を防ぐために、 アロー演算子は最初の段階では説明を行わない。

恒例の学科紹介

恒例の新入生歓迎会でした。 例年の学生による教員紹介は時間の都合により自己紹介に留まりました。 トリを飾るは例年の堀井さん。

2005-04-19-00.jpg 2005-04-19-01.jpg

システム

最新の投稿(電子情報)

アーカイブ

カテゴリー