構造体を使った課題(オブジェクト指向っぽく)
3年の授業では、構造体を使った説明もできたので、 構造体を使った課題の時間とした。
課題テーマ
名前と誕生日といった複合データを読み込み、何らかの処理を施す プログラムを構造体を使って記述する。 前回のファイル処理のプログラムを拡張して作成してよい。
ただし、前回授業では、オブジェクト指向の考え方について説明をしたので、 1件分のデータを入力する関数・出力する関数などを使って、 極力オブジェクト指向っぽく記述すること。(必須ではない)
いつも授業で寝ている学生さんだけど、課題中に横を通る度に、 「何か見ていたであろう画面」を消すヤツがいる。 うーん、演習室の教員用端末には、授業中の全端末のデスクトップ画面を閲覧する 機能があるのを今さら知らないのだろうか… ソフトを立ち上げ、その学生のデスクトップを見ると、 「2chまとめサイト」を見てやがる…
個人特定で怒るのもなんなので、 「教員端末は全端末監視ができるけど、2chみてるのがいるけど…」と 全員に警告しておいた。
2分木の課題
前回の2分木へのデータの追加処理の説明を受け、 2分木の課題時間とした。
課題テーマ
名前と誕生日といった複合データを、2分木に保存し、これらのデータに対して 処理を施すプログラムの作成。 ただし、分岐するときのキーとなるデータに対する検索処理は、 ループで記述できるのに対し、非キーに対する検索処理は再帰呼び出しを を必要とすることから、「検索はキーと非キーの2種類で検索ができること」 とした。
オプション課題として、データは単純に整数として、以下のように ASCIIアートやGUIを用いて、視覚的に2分木表示するプログラム作成も可とする。
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演習中は、真面目に課題に取り組んでいたようだが、未完成の人も多いようなので、 来週は前半に次の内容(2分木による演算子の処理)を説明し、後半を演習とする予定。