Google SketchUp 8 とDXFプラグイン
単なるメモ。 ARToolKitの実験の中で、3D CADソフトを入れてみることに。 Metasequoia(メタセコイア)もあるけど、 使いやすそうな Google SketchUp8 をひとまず試す。 どちらにしろ、データ互換性は重要だし有償Pro版はもったいないし、 DXF出力のプラグインを入れる。
なんだ、ARToolKitだと、拡張子.MQOを読むのか…DXF出力じゃ、 全然ダメじゃん。それに、Metasequoiaの方が、ポリゴンから曲面をつくってくれる サブディビジョンサーフェスとかは、Metasequoiaの方が便利そうだな… でも、Windows環境だけかよ…
ネットワークとプロトコル(TCP/DNS/WWW)
ネットワークの説明の最終段階ということで、先週のIPプロトコルの続きを説明。
IPプロトコルがデータ中継のプロトコルで、IPアドレスにサブネットを論理積(AND)をとったもの (ネットワーク番号)が 同じなら、直接通信するし、違えばゲートウェイ(ルータ)に中継を依頼する。 ルータは、ネットワーク番号で送るべき先を決め、送り先を決めるために接続先に関する 情報をお互いに教えあっていることを説明する。 よって、ネットワーク接続では、IPアドレス・サブネットマスク・ゲートウェイの設定が重要。 しかしこういう設定は解りづらいので、DHCPだと自動的に設定できるようになる。
IPでは、パケットに分割して送るが、衝突などでデータは消えて正しく届かないかもしれない。 この場合には再送しなければいけないが、欠落パケットの再送などをしていると、 相手先に届くパケットの順番は、めちゃくちゃになる。 この辺の再送やパケット順の復活を担当するのが、TCPプロトコル。 このプロトコルは再送でリアルタイム性が悪いため、UDPプロトコルも使われる。
IPプロトコルでは、相手先コンピュータをIPアドレスで指定するが、こういう番号は 人間は覚えづらい。解りやすいコンピュータ名としてドメイン名があり、 組織や国が解りやすくなる。ドメイン名からIPアドレスを調べたり、アドレスから名前を 調べるためのプロトコルがDNS(Domain Name Service)。
TCP/IPで通信ができても、1つのコンピュータ内で複数のネットワークサービスが 利用できる場合、IPアドレスだけでは通信するサービスを区別できない。 このため、コンピュータ内の通信処理を区別するためにポート番号がある。 一般的なネットワークサービスでは、プロトコル毎にポート番号が決まっている。
WWW(World Wide Web)では、URL(最近はURI)をもとに通信が行われる。 (1)URIのコンピュータ名をDNSでIPアドレスを調べる。 (2)スキーマ欄をみて、プロトコルとポート番号が決まる。 (3)相手サーバに、httpプロトコルによって"/"配下のファイル名部分の情報で『くれ!』とたのむ。 (4)サーバは、一般的にHTML形式のデータを送り返す。 (5)ブラウザはHTML形式の情報を解析して、画面上に情報を表示する。