福井県機械工業会・連携事業
福井県機械工業会との連携事業にて、 機械工業会会員の方を対象とした太陽電池に関する講演会を、 福井大学の山本暠勇先生をお迎えして行った。
私としても、門外漢である太陽電池について、 様々な視点で、今後の太陽電池の普及に必要とされる技術について 説明をしてもらった。
説明の最初では、太陽電池生産量で世界をリードしていた日本が、 2006年頃に補助金の打ち切りなどが影響してか生産量が停滞し、 その間に、中国やドイツに生産量で抜かれ去った実情は、 政治としての技術支援の重要性を感じた。
また、太陽電池も腐食などで20~30年で劣化するし、 シリコン原材料の海外への高依存から、 将来的には太陽電池リサイクルへの取り組みが重要というのが、 最近の中国レアメタル輸出規制の話もあって、興味深かった。