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ポインタとOSの歴史

例年だと前期の中間試験の範囲で説明していたポインタの説明で、 ポインタに対する加算を伴う処理を解説していなかったので、説明を行った。 特に、p++,++pといった前置演算子、後置演算子の違いや、演算子の優先順位などを交えながら、 説明を行った。

// 配列でマイナスを見つけるまで積算
int sum( int* p ) {
int s = 0 ;
while( *p > 0 )
s += *p++ ;
return s ;
}

OSの歴史

前期期末までは、ファイルを中心に説明を行うので、説明の内容にはOSの話が欠かせない。 そこで、OSの歴史について話を行う。 基本汎用機の発達の中で、Multics のような複雑なOSを、ミニコンで動かしたいという 話が出てきて、トンプソン、カーニハン、リッチーなどにより、C言語の開発とともにunixが 開発される。

同じころ、家庭用のパソコンの世界では、ビルゲイツの活躍で tiny basic などの言語+OSとしての環境が発達 していく。開発者の中では、汎用機などのOSのパソコン版として、CP/Mなども作られていた。 ここで16bitパソコンの登場に合わせ、マイクロソフト社が作られMS-DOSなどが開発される。 一方、Apple社は8bitパソコンのApple][などの開発の後、16bitパソコンのMacintoshを 開発する。Macintoshは、GUIの操作性から教育機関で普及していく。 この結果、マイクロソフト社は負けずにWindowsを開発していく。 しかしながら、この時代のパソコンは、シングルタスク・シングルユーザであった。

ミニコンでのマルチタスク・マルチユーザのOSのunixは、 研究機関ではBSD、企業ではSystem-Vとして発達する一方で、 パソコンOSにも影響をあたえる。 特に、IBM社のOS/2あたりから、マルチタスク・マルチユーザが実装され始める。 32bitパソコンが出てくる頃から、保護機能などが実装され、マルチタスク・マルチユーザ機能を 実装できるようになり、Windows-NT,2000,Xp,Vista,7と発達していく。

unixの世界では、オープンソースな開発により無償のLinuxが発達していく。 Linuxでは、インターネットを使ってソースコードが誰でも見ることができ開発に協力できる 所が特徴的である。