授業3回目にて、電子情報以外の学生さんが受講を取りやめ、 受講者全員が電子情報学生となった。 基本的な部分の説明が不要となるため、細かい内容まで話すことができた。 最初に、前回授業で話すことができなかった、参照渡し(ポインタ渡し,値渡し)を説明した後、 C言語でオブジェクトっぽく書くスタイルを発展させながら、下記のようなC++における、 クラス宣言を説明する。
class Person { private: char name[ 20 ] ; int age ; public: Person( char s[] , int a ) { // コンストラクタ strcpy( name , s ) ; age = a ; } inline void print() const // inline 開いたサブルーチンにする { // const メンバ変数を書き換えないメソッド printf( "%s %d\n" , name , age ) ; } } ; void main() { Person saitoh( "T-Saitoh" , 46 ) , mitsuki( "Mitsuki" , 10 ) ; saitoh.print() ; mitsuki.print() ; }
例年は説明を省略しているけど、const メンバ関数宣言や、inline 宣言による説明を行う。