高専テクノフォーラム2日目
テクノフォーラムにて、今日は自分の発表。福井県機械工業会との連携の説明を行う。 他の発表は最初から明確に目標を決めながら取り組んでいるのに比べると、話を受けた段階から大まかな道筋が決まっているなかで進めた内容。話の途中で思わず「場当たり的に方針きめてて…」と今日の自分なりの感想をぽつりと漏らすと、座長さんが苦労が伝わったのか思わず苦笑していた。 発表は、直前に軽く練習したらボロボロで少し焦ったが、時間感覚だけ押さえたら、派手に詰まることもなく、無事終了。
全国高専テクノフォーラム(1日目)
香川県高松市にて開催されている全国高専テクノフォーラムに参加中。 自分自身の発表は明日だけれども、基調講演などを聞いている。
基調講演
- 高専の産学連携・地域連携の新たな展開へ(高専機構・小田氏)
〜第2期中期計画のスタートに当たって〜 - 「新しい知の創造」における産学連携が果たした役割(日亜化学・榊原氏)
- 村を丸ごと売り込む/馬路村(馬路村村長・上治氏)
市町村合併に乗らずに町おこしに色々取り組んでいるらしい。 上治氏自身が、村の「木のかばん」をちょっとPRしていた。 木目が奇麗でいいなぁ…と思ったけどちょっと高いね。
パネル討論
- 高専,農林水産連携への挑戦-1 次産業と2 次産業の新たな連携・融合-
身近でこういうテーマの人がいないので、新鮮だった。 特に、マイクロバブル技術で水耕栽培をやっている先生のネタは、応用が幅広い。日本酒大吟醸にも応用されているみたいで、錦というお酒は2009年のモンドセレクションなどの品評会で金賞をいくつもとってるんだってさ。ちょっと飲んでみたい。 - 今後10 年間に高専の果すべき役割-教育・研究・新しい地域連携-
創造工学演習・成果発表会
4年の創造工学演習の発表会を開催しました。 各グループ20分発表+5分程度の質疑応答にて、これまでに作ってきたテーマの説明をします。 以前は夏休み後の発表であったため、完成度はそれなりでしたが、 昨年度より8月で前期授業が終了なので、どのグループも完成度は低くなりました。 しかし、10月のふくいソフトコンペなどに向けて、完成させるグループも出てくることを期待しましょう。
テスト返却(プログラム応用)
テストの返却をして、解説。 授業時間内の課題レポート時間をとれていないので、最初に説明を行う。
テスト問題のネタに、タグの無効化"<"⇒"<"等を使っているので、簡単に補足。 カレントディレクトリと相対PATHでファイルを表示する出題では、 「カレントディレクトリの末尾に"/"が付いていたら?」、 「"../"で想定ディレクトリ以外をアクセスされるかも?」、 「"./././././././././././……"というPATHとしては正しいけどバッファオーバフローさせるファイル名が使われるかも…」といったセキュリティを考えたプログラミングの定番を解説。 こういった手口まで考えてプログラムを作ると複雑化するけど、 実際のプログラミングではこういう所まで注意までしなくてはいけない… といった雑学ネタを補足する。
前期期末レポート課題
ファイル入出力の課題として、何らかのデータ加工をする処理でファイル入出力を使ってプログラムを作成する。処理は今回のテスト問題での「日付とイベント名で指定日付範囲のイベントを出力」といったものでも良い。 ただし、以下の2つのバージョンで作成すること。
- 入出力それぞれのfopenを使って入出力で記述
- 標準入力・出力を使ってプログラムを作り、入出力リダイレクトを使う
2009年8月2日(第123回)
- 学生の夏休みは?
- 福井高専の学生インターンシップについて