3EIの保護者面談実施中
今週は、担任クラス3EIの保護者面談を実施中。 専門科目の教員に担任が変わる3年は、授業でも専門科目も増えるし、 4年進級時に進路変更であったり、5年卒業後の進路を考える導入という意味で、 早い時期での保護者面談が期待されている。 このため、今年の3年担任連絡会では、学校の公式の保護者面談10月よりも前倒しで 実施したいとの意見が多く、夏休み開始時点で保護者面談を行っている。 当方は、講習会やら公開講座であわただしかったので、9月にずれこんでしまった。
進路のガイダンス
最近では、高専卒業時には半分の学生さんが、大学編入や専攻科進学となる。 このため、成績が上位であったり、事前の本人面談にて進学希望の話のあった保護者の方には、 進学を踏まえた内容を説明している。
- 進路決定にあたって、あなたは「技術者タイプ?」or「研究者タイプ?」
技術者タイプの人なら、実務に興味があるはず。大学編入よりは就職の方がいいかもしれない。 - 大学編入希望であれば、大学3年・4年の2年間ではなく、大学院1年,2年の修士課程までふくめて考えるべき。
- 高専or大学or院の卒業後に、どんな仕事をしたいですか?小さな企業でもいいから面白い仕事をしたいというのであれば、学歴はあんまり関係ないかもしれない。大企業で先端の研究・開発職が面白いと思うのであれば、学歴が修士でなければそういう職場に配属は難しい。
NXTのNicoSensorを用いた講習会
LEGO MindStorms NXT の拡張インタフェース NicoSensor を用いた拡張インタフェースの講習会の 3回目。NicoSensorは、内部にワンチップマイコンATTINY26を使ってA/D変換の結果を、 NXTの超音波センサーとしてデータを取得できる。 ホームページのファームウェアの内部のソースコードをみると、Ch6,Ch5,Ch4を目的に応じてGNDに接続すれば、赤外線センサー、光センサー、加速度センサー、温度センサーのデータを取り込むこともできるようになっている。
講習会では、NicoSensor全体のハンダ付けをしてもらい、A/D変換・D/A変換回路の概要を 紹介しながら、こういう使い方もできる…といった解説を行い、ETロボコン2009のページでの、 NXTを用いた倒立振子型の自走ロボットなどの事例を紹介する。
後半では、MindMapなどの手法を簡単に紹介しながら、どういうロボットを設計するか? といった内容の検討タイムとした。4EIの学生さんの創造工学演習での車体のように、 フレームすべてをLEGOを使わない組み立て方の事例なども紹介しながら、アイデァを 検討してもらう。