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メール受信BOXがToDo

以前よりIMAPを使い、仕事がメールで送られてきたり、 口頭でつたえられた仕事は自分自身にメールして、 処理が終わると、内容別フォルダに移動する方式をとっている。 これと同じ方法が、Web記事に載っていた。 やっぱりToDoソフトばかりが便利とはかぎらない。

情報系大学編入試験問題の質問

大学編入を目指す学生さんが、編入試験の過去問にて質問。 先日は、処理のオーダなどの絡んだ問題で、それなりに苦労したが、 今回はちょっと楽チン。

しかし、fputc(int,FILE*) で処理を書かせたり、main(int argc,char**argv) を使った 処理を書かせたり。ちょいとこれはC言語に慣れ親しんでいないと、 引数順序やコマンドライン引数の取り扱いルールといった、 本来のプログラミングの知識以外の部分を暗記していないと解けない問題。 ということで、なんだかなぁ…と思いながら解説を行った。

テスト採点結果と解説

プログラミング応用のテスト結果と解説を行う。 単純に解説しているだけではもったいないので、出題ネタにからんだ発展ネタを説明しながら 解説を行う。

動作順序トレースでは、逐次除算して素数を求める処理を出題。 これに関係して、エラトステネスのふるいなども概要を紹介。N進数ネタもあったことだし、 2進数1111…(2N-1)のメルセンヌ素数もネタのみの紹介。

N進数変換では、16進一桁は記憶するのが普通だったことを紹介しながら、 古いコンピュータのネタを紹介。昔はトグルスイッチで機械語入力といった話をする。 その中で、磁気コアなども説明する。

C言語のプログラムで、printf("%6f"…) といった桁数指定フォーマットなどは、 ヒントを記載しておいたが、回答で使いこなせない人がいたので、 左寄せ"%-6d",0埋め"%06d",固定小数型"%6.3f",指数型"%6.3e",自動選別"%6.3g" などを 紹介する。

学研(大人の科学)、4bitマイコン

毎度ながら、面白そうなものを売り出してくれる学研さんだが、 次号は4ビットマイコンだそうな。 Data メモリ 8word, プログラムメモリ 40word 搭載で、 電子オルガンやらモールス電文発生などのサンプルも掲載となっている。

内容によっては、2年、3年の計算機アーキテクチャネタには十分だろうし、 実験にも使えると予想される。 ということで、個人的に購入するだろうな…

追記:関連授業&実験の先生に宣伝しているうちに、思わず予約購入ボタンを押しちゃった….楽しみ…

議論を尽くすとは…

先日、学校での会議が長びいたものが2日連続であった。 色々なネタが絡んでいるのだが、様々な意見がでるが、どれも正論ではある。 でもどれも微妙に矛盾をはらんでいる or 明確な基準が存在しない。 だからこそ議論をする訳だが、どれも正論&微妙な矛盾

脳死の判定

こんな会議の続いた中、国会では脳死判定法案がひとまず通過。 野党からは「議論がなされていない!」との批判がでている。 心臓移植を国外で受けられず亡くなってしまう子供もいれば、 脳死判定された子供をずーっと看病する親もいる。

どちらの気持ちも分るけど、これ以上議論を続けてるのも大切だが、 法案が先延ばしされてもいいのだろうか?、 他の同様に議論の必要な法案で「突っ込み所を突っ込まれないための時間引き延ばし」 に悪用されていないのだろうか?

どれも微妙に矛盾はあるけど正論ではあるんだから、 何らかの優先順位を考えながら、何らかの妥協点・落とし所を決めないと…。 いつもなら「中途半端に法案とおすんじゃねぇ…」と思うのだが、 「とっとと落とし所きめないと…」と思うのであった。

PHPにてDB&画像扱いのサンプルコード

創造工学演習の作業にて、画像を扱うグループで作業が止まっている。 プログラムの入り口となる知識が分かっていなさそうなので、 指定ディレクトリ内の画像をHTML的に表示したり、画像を選択するプログラムだけを書いて、 基本説明を行う。

同じく、データベースを使うグループが、SQLの勉強をしているのだが、 SQLの解説ページを見ているだけで、実際に手を動かせないでいる。 しかたがないので、SQLite3 を使って、ローカルなDBファイルにて "create table"でテーブルをつくり、 "insert into"で1件データを書き込み、 "select from"でデータを読み込むというだけの PHPプログラムを示して、SQLとPHPのイメージを結び付けてもらう。

NicoSensorを試す

MindStorms NXTに自作外部センサーをつけるための、NicoSensor が入荷。 さっそく半田付け。 実験をやっている学生の横で、「あぢっ…」と声を上げながら作業を終える。 実験しやすいように、ジャンパワイヤの丸ピンをつけておく。

1 ANA/MA0
2 AGND/MA1
3 GND
4 4.3V
5 DIGITA0/TACHOA0
6 DIGITA1/TACHOA1

NicoSensor基本機能

購入時に書き込まれているプログラムは、CN0の0-5Vの電圧をアナログ値に応じて、 0-255のデジタル値を取得できる。 入力の際には、超音波センサー[cm]のつもりで読み込めば、0[cm]~255[cm]の値で読み込み。 基本的には、NXTのコネクタのデジタルポートは i2c バスなので、 そのプログラムが書いてあるらしい。

0906231616_320x240.jpg

NXTのアナログポート

NicoSensor では、アナログポートはどこにも接続されていなかったので、 ラッピングワイヤの裏半田詰けで基板のユニバーサル部分まで端子を引き伸ばす。
LEGOのタッチセンサは、2.2KΩとSWの直列回路にしかすぎない。 参考ページ によれば、「光センサ」扱いにすれば、押せば100%,離すと0%の値となるらしい。

アナログポートにLEDの接続実験ができていない。うーむ…

2009年6月21日 (第117回)

  • 英語の囃子 第13回 吉田先生、電子情報4年丸山さん
    eng090621.mp3

情報構造論のテスト返却とリスト構造の導入

テストを返却し、出題問題の解説を行う。 解説が終わった後、「どの問題が、プログラミングの知識として役に立つという視点で、 良い問題と思いましたか?」 と聞いてみた。 すると、色々な方法で構造体のデータ領域を確保し、そのデータイメージ図と 対比させる新しい形式(過去問にない)の問題の評価が高かった。 今後の出題の参考にしよう。

残り時間は、前講義で配列の利点欠点の話をした後だったので、 配列番号でリスト構造もどきのデータ構造を示し、 挿入がO(1)である点を示す。

GrWinを用いた仮想関数の演習

オブジェクト指向の授業での仮想関数の便利さを理解してもらうための演習。 例年ながらのネタだけど、GrWinを用いた図形クラスによる描画で、 図形クラスから派生させた四角クラスや丸クラスで表示を行う。

最初にGrWinによる簡単な実験を体験してもらった後、 先週配布しておいた資料を処理の順序などを交えて改めて説明する。

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