高専は、他の公立高校に比べれば規則も細かいことを言われず、 自由な雰囲気がいい点というのは定番。 「生徒」ではなく大学生と同等に「学生」と呼ぶというのも、 大人としてみられて自己責任が問われる…というのも、 高専で古くから言われるPRネタ。 だけど、最近の学生さんには、それを勘違いしている人もいるのが現状。 だからこそ、以前なら 「金髪にしているぐらいは自己主張…」 と学生さん寄りの意見だった、 だけど私が「おじさん」になったのか「勘違い組」が増えたのか、 「おまぇ、たいがいにせーよぉ〜」の意見の時も増えてきた。
こういう思いの中、 「公立高校の合格者を服装などで不合格にしていたネタ」 は、わかる部分あり、そりゃまずいでしょと思う部分あり….。 んで、この記事の中に、教育理論の用語が気になってググってみた。
割れ窓理論
窓ガラスの割れたような、すさんだ雰囲気をそのままにしておくと、 そこにいる人は犯罪傾向が高くなる傾向があるという理論。 これはニューヨークの犯罪抑止への対策で有名なネタ。 だからこそ学生主事補仕事で、学校周囲を定期的に巡回をしていて、 細かいことでグダグダ注意する、嫌われ役。 でも、最近は効果がでていると個人的には思ってる。 だけど、この最近は、それでも 「たいがいにせぇよぉ〜」 と思うヤツが増えたかな…. (おっさんになった証拠だな…)
ゼロトレランス方式(不寛容方式)
んで、公立校不合格のネタに記載されていたのが、割れ窓理論の教育上の実践である、 ゼロトレランス方式。 規則を細かく決めて違反すりゃ厳罰だそうな…. 「厳しい学校だったら普通のこと」 なんだけど、ちゃんとした名称があったんだ。
# Wikipedia記事によると、アメリカじゃ厳格に適用しすぎて訴訟ネタも多いらしいけど…
さて、ゼロ・トレランス方式をやっちゃったら、高専なんだろうか…. 自分自身も高専生だったからこそ、「そんなの高専じゃねぇ」と思う。 だからこそ、学生さんの相互で「それやっちゃまずいでしょぉ〜!」といった、 自浄作用が発生を期待したいんだけどなぁ…
# こういう「理想論」を声高らかに叫ぶのも、あんまりなぁ…