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携帯へのメール配送の難しさ

昨日の緊急連絡システムだが、朝9:00のメール配送のあと、au の私の携帯宛に 送ったメールが30分ほどの遅配がおこっていた。 通常でも携帯の遅配はそれなりに発生しているが、携帯会社から大量のメール送信で SPAM 業者と疑われた可能性はある。 実際、 大阪の別の緊急連絡システムでは、府警のサーバが SPAM サーバと勘違いされた事件も起こっている。

監視システムの記録から

緊急連絡システムは nagios にてサーバ状態を監視しているが、 「緊急連絡システムのメールサーバが一時的な不調」 FN ポートスキャンとの関係は無かったみたい。 /FN と3度ほど知らせて来た。 監視システム SNORT の報告では、203.138.181.* からポートスキャンを受けた との記録も残っている。このアドレスは DoCoMo のアドレスである。

DoCoMo に聞いた話しでは、DoCoMo は受信メールでエラーメールの含まれる率が高いと そのサーバを危険と判断するシステムを導入しているらしい。 上記ポートスキャンも、 SMTPサーバが大量受信を受けると、自動的にメールサーバ自身が、送信元サーバにポートスキャンを実行している様である。

利用者確認要求

この緊急連絡システムでは、メールの末尾につけるURLをアクセスしてもらうことで、 利用者がメールを読んだかを確認する方式をとっている。 しかし、携帯の操作に怪しい人には URL にアクセスしてもらうのにも一苦労。 以前に実験してもらっている学校からも、難しさの報告がチラホラ。 今回、正式実験で沢山のメールが流れているし、 利用者確認要求のURLをどういった文面にて押してもらったかが、 管理者として確認したいところ。

    LI 『文末のアドレスをクリックしてください』
    # 携帯なんだしクリックじゃないだろ…と思うけど、
    # こういう文面の学校の方が利用者確認がうまくいっている。
    # 実際、自分のクラス宛てで実験したときも、こういう文面であった。 LI 『文末の青く反転表示された部分を押してください』
    # 青く反転表示するかは、端末で違うだろ…と思うが、『クリック』といった
    # 専門用語を出さない点では、評価できるが、こういう所の方が『何?』といった結果が多い。

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