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進路相談室のWindowsファイル共有を mount する

この H17 年度では、進路相談室に寄せられる求人票や学生の帰校届けは、 相談室の Windows サーバに蓄積されている。 しかし、検索などのサービスなどが完備されている訳ではないので、 ちょいと unix サーバ側で検索システムを作りたい。

Windowsのファイル共有を smbmount する。

そこで、Windows のファイル共有を unix 側で利用するために、 smbmount により接続することとした。 相談室サーバは、10.110.33.161 で、共有名が『2005年度』。
# なんで、共有名を漢字にするんだよー。

# smbmount `echo //10.110.33.161/2005年度 | nkf -s` /mnt
-o ro,guest,codepage=cp932,iocharset=euc-jp

しかし、mount 作業などが面倒なので、autofs にて mount できるようにする。 共有名部分は Shift-JIS の必要がある FN samba-3.0系では、共有名は euc-jp でも OK となったみたい。 /FN ので、 automount 用のファイルは他の automount とは別管理したいので、以下のように設定する。

≪ /etc/auto.master ≫
/career /etc/auto.career
≪ /etc/auto.career ただし Shift-JIS にて保存 ≫
2005 -fstype=smb,ro,guest,codepage=cp932,iocharset=euc-jp ://10.110.33.161/2005年度
≪ autofs 再起動 ≫
# /etc/init.d/autofs restart   # autofs再起動
# ls /career/2005              # 閲覧の確認
帰校届/  求人状況17.xls* 求人票/ 大学説明会/

Web で調べたネタだと、samba 2.0系の記事が多く、codepage=932,iocharset=euc にて 説明されていたため、最初戸惑う。

Excel のファイルを扱う(Spreadsheet::ParseExcel)

Excel のファイルを扱う(Spreadsheet::ParseExcel)

就職情報は最終的に Excel にて保存されているので、Excel のファイルを自由に読むために 以下の設定を行う。

≪ 関連の perl モジュールのインストール ≫
# apt-get install libspreadsheet-parseexcel-perl
libunicode-map8-perl
libi18n-charset-perl
# perl -MCPAN -e shell
cpan> install Unicode::Map
cpan> exit

しかし、サンプルコードを動かすと が無い というエラーメッセージがでる。よって、以下の書き換えを行う。

≪ /usr/share/perl5/Spreadsheet/ParseExcel/FmtJapan2.pm を編集 ≫
≪   CP932Excel → CP932 に書き換え ≫
#------------------------------------------------------------------------------
# new (for Spreadsheet::ParseExcel::FmtJapan2)
#------------------------------------------------------------------------------
sub new($%) {
my($sPkg, %hKey) = @_;
my $oMap = Unicode::Map->new('CP932');
die "NO MAP FILE CP932!!"
unless(-r Unicode::Map->mapping("CP932"));
my $oThis={
Code => $hKey{Code},
_UniMap => $oMap,
};
bless $oThis;
$oThis->SUPER::new(%hKey);
return $oThis;
}

ちなみに、参考ページにて記載されているサンプルコードを試すが、 html 化する時に、一部プログラムが壊れていたみたい。 動作試験のコードは下記のとおり。

#!/usr/bin/perl
use strict;
use lib "/usr/local/lib/perl" ;
use Spreadsheet::ParseExcel;
use Spreadsheet::ParseExcel::FmtJapan2;
my $excel = new Spreadsheet::ParseExcel;
my $formatJ = Spreadsheet::ParseExcel::FmtJapan2->new(Code => 'euc');
my $book = $excel->Parse('求人情報17.xls', $formatJ);
my $worksheet = $book->{Worksheet}[1];   # Book #0
for( my $row = $worksheet->{MinRow};
defined $worksheet->{MaxRow} && $row <=  $worksheet->{MaxRow}; $row++) {
for( my $col = $worksheet->{MinCol};
defined $worksheet->{MaxCol} && $col <=  $worksheet->{MaxCol}; $col++) {
print $worksheet->{Cells}[$row][$col]->{_Value}.",";
}
print "\n";
}

しかし、動かしてみると、一部のデータが読めていない。 どうも、Office 2000 形式が原因みたい。ファイルを別コピーして Excel 95 形式に直すと 全ての情報を読めることが確認できた。 ということで、就職相談室の方には、 95形式で保存してね!』 と伝えよう。

試作した就職情報のページ

ちなみに、 試作した就職情報のページはこちらを貼ってあります。 試作段階で、検索はいいかげん。使いやすくなるまで待ってね。

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