シラバスデータの整理
JABEEの自己点検表のためのデータ整理として、シラバス記載の中から目標と評価方 式を 抜粋した資料を作成している。まだ終らない….
WWWによる一括データ管理システムがあれば理想なんだが、 福井高専内部のシラバスの細かい記載ルールに対応したものが簡単に作れる訳でもな く、 延々とExcel整理。下手にWWWで管理すりゃ便利なのに、なぜしないの?というと、 「じゃぁ、斉藤さんお願いします!!」になりかねない。
Excelから必要なものを抜き出しながら、2次資料、3次資料をまとめるシステムがあ れば それなりに可能なんだろうけど、 これまた「できる!」というと、「お願いします!」になるんだろーな。
継承の説明
隠蔽化の次のネタということで、継承(inheritance)・導出の説明。 社員・上司・社長といったデータ例を説明し、 C言語レベルで社員を要素に持つ上司という構造体を作ると、 上司のデータアクセスに余計な手間がかかる例を説明。 こういった共通部分が多いけど、 オプショナルな要素を加えた新規データの事例が多いことを説明。 このなかで GUI などの事例で、OOPが成功したことを話す。
以下のようなプログラムを示し、基底クラス、派生(導出)クラス といった用語を説明する。 別表現でスーパークラス・サブクラスなどの用語も示す。
class Syain { // 日記の都合上、1行書きスタイル private: char name[ 30 ] ; int age ; public: void set( char s[] , int a ) { strcpy( name , s ) ; age = a ; } void print() { printf( "%s %d" , name , age ) ; } } ; class Jyoshi : public Syain { private: Syain *buka[ 10 ] ; int size ; public: Jyoshi() { size = 0 ; } void add( Syain* p ) { buka[ size++ ] = p ; } } ; void main() { Syain a ; a.set( "斉藤" , 39 ) ; Syain b ; b.set( "坂本" , 39 ) ; Jyoshi m ; m.set( "柴田" , 65 ) ; // 継承だからできる技であることを強調 m.add( &a ) ; m.add( &b ) ; }