卒研のテーマ・概要資料の配布
12週にわたる実験が既に終っているので、来年度の卒業研究に向けて 卒研のテーマ資料を学生に配布する。詳細はテスト後に実施する、 卒研室訪問にて各先生に聞いてもらい、最終決定を行う予定。 でも、他の学生さんの希望が見えないと、いつまでたっても希望調整が 終らないと予想されるので、配属希望の調整用に用紙を作成する。
課題プログラム作成
最終講義では、期末レポートとしてのチェイン法によるプログラム課題の作成に 取り組んでもらう。
PC用語の読み方
ディジタルARENA にて、PC用語の不思議な読み方というコラム。 そりゃ、SCSI をスカジーと読むのは、普通読めねぇって。
自分の恥
といっても私自身も、変な発音はしている。この記事をネタに盛り上がっている Slashdot の記事 にも紹介されているけど、私の場合思い当たるのは、本当に間違えてたのやら、 わかっても言い直しできないくらい染み着いていたり。
- Xeon( キセノン と読み間違えてた…そういや『ノ』に相当する部分がねーなぁ、 じーおん なんてよめねぇよ)、
- ping(そりゃ ピン かもしれんけど聞き逃しそうなので 『ぴぃ〜いんぐ』 と発音する癖が…)、だってピンじゃソナー音っぽくねぇじゃん。
- http(発音はわざと『えっち てーてー ぴー』と読む癖が…)、
- warning(しってるけど 『わーにんぐ』 と読む癖が…)
- ALT(これまた解ってても アルト と発音しちゃうんだな…)
3次元遠近法
3年の3次元グラフィックスの最後として、 3次元座標の回転と遠近法の説明を行う。
3EI浅井君の労作
浅井君は課題テーマとして、Webに掲載している配布資料を先に読んで、 遠近法をとりいれ、座標軸回転のユーザインタフェースや、 回転体表示でマウス操作で断面を入力できたりと、極めて凝った作品。
FONT COLOR blue # マウスインタフェースなども自分で調べて取り組んでいる。
ということで『載せて良い?』、『OKあるね!』とのことなので、 動作画面とソースで掲載。
履歴書の写真修正
Web で見付けた記事より。そろそろ担任クラスも就職活動が迫り、 以前より就職情報に機敏に反応するようになってきた。 だけど他の国では、PhotoShop で補正しまくりとな…
4EIの人達へ!するなよ!
qmailmrtg のインストール
# apt-get install daemontools-installer # get-daemontools # build-daemontools
ネットワークとセキュリティ
先週は非常勤の講師としてOB福野氏を招いて説明だったけど、 その内容を含めて、セキュリティの説明を行う。
リモート接続と暗号化、クラッキングの問題点を説明する。
高校の先生が学校内の視察で来られていて、 途中授業を少し授業参観(といっても1分程)となった。
妙にぎこちなくなってしまう、小心物で〜す。
qmail の同一ドメインへの配送最大多重度制限
緊急連絡システムにて、メールを送信する際に多量のメールを同時に投げると、 携帯関係では SPAM サーバ扱いを受ける可能性が高い。 qmail の concurrencyremote にて制限をすることもできるが、別サイト宛ての並列度まで落ちるともったい無い。 concurrencyremote をキーワードで探すとやっぱりみつかるもんだ… DesigNET社 に感謝!
qmailの同一ドメインへの配送最大多重度制限を追加するパッチ
これを利用すると、concurrencyremotedomain なる設定が使えるようになる。
# apt-get --reinstall install qmail-src # build-qmail ≪ いくつかのパッチを当てるよ...という表示で止まっている時に、≫ ^Z # cd /tmp/qmail/qmail-1.03 # patch < どこか/qmail-1.03-concurrencydomain.patch # fg ≪ build-qmail を継続実行 ≫ # mv /tmp/qmail/qmail_1.03-38_i386.deb qmail_1.03-concurrencydomain-38_i386.deb
並列度はどの辺がいいのかな?ということで、 concurrencyremotedomain に 5 を指定する。
携帯へのメール配送の難しさ
昨日の緊急連絡システムだが、朝9:00のメール配送のあと、au の私の携帯宛に 送ったメールが30分ほどの遅配がおこっていた。 通常でも携帯の遅配はそれなりに発生しているが、携帯会社から大量のメール送信で SPAM 業者と疑われた可能性はある。 実際、 大阪の別の緊急連絡システムでは、府警のサーバが SPAM サーバと勘違いされた事件も起こっている。
監視システムの記録から
緊急連絡システムは nagios にてサーバ状態を監視しているが、 「緊急連絡システムのメールサーバが一時的な不調」 FN ポートスキャンとの関係は無かったみたい。 /FN と3度ほど知らせて来た。 監視システム SNORT の報告では、203.138.181.* からポートスキャンを受けた との記録も残っている。このアドレスは DoCoMo のアドレスである。
DoCoMo に聞いた話しでは、DoCoMo は受信メールでエラーメールの含まれる率が高いと そのサーバを危険と判断するシステムを導入しているらしい。 上記ポートスキャンも、 SMTPサーバが大量受信を受けると、自動的にメールサーバ自身が、送信元サーバにポートスキャンを実行している様である。
利用者確認要求
この緊急連絡システムでは、メールの末尾につけるURLをアクセスしてもらうことで、 利用者がメールを読んだかを確認する方式をとっている。 しかし、携帯の操作に怪しい人には URL にアクセスしてもらうのにも一苦労。 以前に実験してもらっている学校からも、難しさの報告がチラホラ。 今回、正式実験で沢山のメールが流れているし、 利用者確認要求のURLをどういった文面にて押してもらったかが、 管理者として確認したいところ。
- LI 『文末のアドレスをクリックしてください』
# 携帯なんだしクリックじゃないだろ…と思うけど、
# こういう文面の学校の方が利用者確認がうまくいっている。
# 実際、自分のクラス宛てで実験したときも、こういう文面であった。 LI 『文末の青く反転表示された部分を押してください』
# 青く反転表示するかは、端末で違うだろ…と思うが、『クリック』といった
# 専門用語を出さない点では、評価できるが、こういう所の方が『何?』といった結果が多い。
越前市にてシステム稼働
今日、越前市奈良市長の執務室にて越前市の教育機関向けの 緊急連絡システムが正式に稼働となり、マスコミ関係の方への説明と、 実際に送信する所の取材に立ち会いました。
マスコミさんへの簡単な説明の後、奈良市長が教育機関への情報発信と、 代表して集まった教育機関の方がその連絡を受けて、保護者に再配布と いった作業を行いました。
こちらとしては、アクセスが集中してトラヒック溢れ(しないとは思うけど) などがどうなるか、パソコンを開いてモニタリングしていました。 実際には市長からの正式稼働のお知らせでもあり、保護者に再配布を 実施しない学校や、連絡が学校のメールアドレスに届いていて FN 市側も連絡先に学校関係者の携帯メールアドレスの登録を増やす予定だそうですが… /FN も、 メールを読むまでのタイムラグなのか、一度にトラヒックが高まる 様子はありませんでした。特徴的だったのは vodafone は配送待ちに 残っている時間が長かったです。internet からのメールを受けるサーバの 能力の問題なのか、迷惑メール対策で大量のメールを投げて来るサーバを 危険視して、配送をわざと遅らせているのか….
こちらとして心配していた、大きなトラブルはなく、 無事正式サービス開始となりました。
越前市より配信されたメール
Subject: [EC:5] テストメール Date: 2006-01-25,09:09 From: 学校教育課緊急連絡網 Reply-To: emc-xxxx@xxxxx.fukui-nct.ac.jp X-EMC-NO: 5 X-EMC-GROUP: 同報グループ X-EMC-SENDER: 越前市長 奈良俊幸 (越前市では安全・安心情報を地図に集約しています。 http://www.city.echizen.lg.jp/i/) X-EMC-COUNT: 154 ★学校教育課緊急連絡網(末尾注意) 緊急テストメールをお届けします。幼い児童をねらった悪質な事件が相次いで 起きていることに、非常に心が痛みます。“みんなが保護者”になることで、 子供たちの安全を守り、安心できる越前市を目指して行動を起こしましょう。