アクティブラーニングとリーダーシップ教育
9月6日に、福井高専にて開催された、福井県大学連携プロジェクト・Fレックスの研修会に参加し、「アクティブラーニングとリーダーシップ教育」の講演およびワークショップに参加しました。
アクティブラーニング型リーダーシップ教育(Business Leadership Program) では、学生のリーダーシップ能力の向上を目指し、講義参加者への課題として問題解決型の討論のなか、TAがそのサポートを行う。このワークショップでは、その特徴的な方式として質問会議形式で行われた。
質問会議形式
問題解決と学習の促進には質問力が重要ということで、「質問会議形式」では参加者とコーチで進められるが、参加者は基本的に質問とその返答だけで会議をすすめる。また、一方的な意見とならないように、質問されていないのに意見を言ってはいけない。コーチ(今回は講師の研究室のゼミ員)は、問題解決には参加せず会議の運営を仕切る。
質問会議はコーチの指示の元、以下の流れで行われる。
- 初回の問題の提示
- それに沿った参加者によるQ&A
- 問題の再定義
- 再定義するためのQ&A
- 行動計画
- 参加者がこの中でどういう目標を持って議論するのか目標を設定
- 振り返り
この質問形式の良い点は、
- 単純な意見交換方式だと、意見対立時に角が立つ
- だからこそ上司と部下といった関係でも、格差のない意見交換がすすむ。
最初の問題の提示とそのQ&Aの討論の後には、コーチより
- この会議の雰囲気にスコアをつけると何点か?
- この会議をさらに良くするためには何が必要か?
といった問いかけが行われる。これにより傍観者的な非協力な雰囲気の参加者を、改めて議論に引きずり出す効果を生むことから、全員参加の討論にすることができ、興味深い方法と感じた。
学科サーバの故障で学科HP更新中
2017年7月、学科サーバの故障に伴い、学科HPを更新中です。
1/17(火),18(水)の2日間、5EI学級閉鎖
5EIのクラスについては、先週火曜よりインフルエンザに感染者が続出し、本日時点で10名となりました。 他の1名の欠席もインフルエンザの可能性ありということから、以下のように学級閉鎖となりました。
対象学級:5EI 閉鎖期間:1/17(火),1/18(水) 補足:寮生についても、同期間は帰省すること
振り替えの授業などは、随時連絡をさせて頂きます。
構造体と実体について
構造体と実体の違いや、Javaに慣れている学生さんに あらためて、データ構造のイメージを持って欲しいので、 以下のコードを示す。
struct Complex { double re ; double im ; } ; struct Complex2 { double* pre ; double* pim ; } ; void main() { // メモリ確保失敗のNULLチェックは省略 struct Complex a ; struct Complex* p ; struct Complex2 b ; struct Complex2* q ; a.re = 1.2 ; a.im = 2.3 ; p = (struct Complex*)malloc( sizeof( struct Complex ) ) ; p->re = 1.2 ; p->im = 2.3 ; // in Java // p = new Complex ; // p.re = 1.2 ; // p.im = 2.3 ; b.pre = (double*)malloc( sizeof( double ) ) ; *(b.pre) = 1.2 ; b.pim = (double*)malloc( sizeof( double ) ) ; *(b.pim) = 2.3 ; q = (struct Comple2*)malloc( sizeof( struct Complex2 ) ) ; q->pre = (double*)malloc( sizeof( double ) ) ; *(q->pre) = 1.2 ; q->pim = (double*)malloc( sizeof( double ) ) ; *(q->pim) = 2.3 ; }
上記プログラムのメモリの格納イメージ図を以下に示す。
