スタックと待ち行列
前回の授業では、リストの先頭にデータを挿入する処理と、末尾に追加する処理について説明したが、この応用について説明する。 計算処理中に一時的なデータの保存として、スタック(stack)と待ち行列・キュー(queue)がよく […]
リストへの追加処理
最初のリスト生成の説明では、補助関数 cons を用いて、直接リストを生成していた。 しかし、実際にはデータを入力しながらの処理となるであろう。今回は、前回のリスト操作のプログラムの確認などと合わせ、リストへのデータの追 […]
リスト処理
リスト構造 リスト構造は、データと次のデータへのポインタで構成され、必要に応じてメモリを確保することで、配列の上限が制限にならないようにする。また、次のデータへのポインタでつなげているため、途中へのデータ挿入が簡単にでき […]
リスト構造の導入
データ処理において、配列は基本的データ構造だが、動的メモリ確保の説明で述べたように、基本の配列では大きさを変更することができない。これ以外にも、配列は途中にデータを挿入・削除を行う場合、の処理時間を伴う。以下にその問題点 […]
fgetsではみ出たら
C言語で長い一行を読み込むのであれば、通常は”それなりに”大きい配列に読み込んでから、strdup() などでデータに応じた大きさで保存する。しかし、それ以上に長い1行を扱いたいのならどうするか& […]
様々なデータの覚え方のレポート課題
前回の malloc() + free() の資料で、様々なデータ構造の覚え方の例やメモリイメージを説明し、前期中間のレポート課題を示す。 malloc+freeの振り返り // 文字列(可変長)の保存 char str […]
malloc()とfree()
前回の授業で説明した、alloca() は、スタック領域にデーターを覚えるので、allocaを実行した関数の終了ともに配列領域が消えてしまう。しかし、関数が終わってもそのデータを使いたいといった場合には、malloc() […]
ポインタとメモリの使用効率
前回の授業で時間切れだったので、再度掲載してから、次のメモリーの使用効率について説明し、必要に応じてメモリを確保するための方法を考える。 ポインタインクリメントと式 C言語では、ポインタを動かしながら処理を行う場合に以下 […]
ポインタ処理
ここからは、次のメモリの消費を考慮したプログラムの説明を行うが、データ保存場所としてのポインタを多用するので、ポインタの処理に慣れない人のために説明。 値渡しとポインタ渡し 大きなプログラムを作成する場合、変数名の使い方 […]
再帰呼び出しと処理時間の見積もり
再帰呼び出しの基本 次に、再帰呼び出しを含むような処理の処理時間見積もりについて解説をおこなう。そのまえに、再帰呼出しと簡単な処理の例を説明する。 再帰関数は、自分自身の処理の中に「問題を小さくした」自分自身の呼び出しを […]