情報ネットワーク基礎の後半のレポート課題は、以下の通り
メールがどのように届いたか
自分宛にメールを出し、そのメールヘッダなどの内容を確認し、そのメールがどの様に届いたか確認し、状況をレポートにまとめ提出せよ。
レポートでは、以下の点をまとめること。
- どのように出したメールか
- メールヘッダなどをどのように確認したか
- メールヘッダから何が分かるか。
“Received:” タグなどに何が記載されIPアドレスとそのホスト名などの値を確認せよ。その他の主要なメールヘッダについても、どういった内容が記載されているのか確認し、メールの仕組みについて考察すること。
なお、個人のメールアドレスなどが、知られたくない場合は該当部分を部分的に消して資料を作成すれば良い。
書類のマナーを守ること / 追記(2019/02/14)
テスト返却日を前にレポートがメールで送られてくる。
ただ、課題レポートのマナーとか、メールのマナーがダメダメ。
課題レポートのマナー
今回は、メールの状態を調べてた内容のレポート。でも、Wordで記載して送ってくるとしても、誰が記載したどういったレポートなのか分からないものばかり。遅れてレポート課題を提出してくる可能性もあるのだから、
- 課題タイトル・学科・学年・氏名
は先頭に明記すべきだろう。「ファイル名で判るでしょう?」という反論はあるかもしれないけど、印刷して保存されることも考慮するのがビジネス書類のマナー。
ビジネス書類であれば、
- 基本はA4(もしくは相手が指定した書類サイズ)
- 印刷&ファイリングを想定して左余白をとること
今回は、メールの内容を調べるという課題とはいえ、実験レポートの記載マナーに沿って、
- 課題の概要(どういった内容を調べたのか)
- 実験の方法(今回なら、どこのメールアドレスからどこに送ったのか)
- 実験は再現性があることが絶対条件。
- 記載した図などには、図番号、表番号、プログラムリスト番号付け、本文で引用すること
といった内容も記載すべき。
ファイル名も、別課題などと区別できるように、”3EI-45-ほげ太郎-メール調査.docx” といったものが望ましいかな。
メールの詳細調査 3EI 45 ほげ太郎 1. 目的 メールの仕組みを理解するために、個人のメールアドレスから学校のメール アドレスにメールを送った時の、メールヘッダを解析し、メールの仕組みを 理解する。 2. 調査方法 自分の個人メールアドレスには、au のメールアドレス xxxxxx@ezweb.ne.jp を使い、学校のメールアドレス s99945ht@fukui.kosen-ac.jp にタイトル 「じっけん」、本文「写真の添付も付けてみた」、添付ファイルに、1024x640 pixcel の写真を付けて送信を行った。 3. 送信および受信の結果 送信の際の添付画像を図1に示す。 図1の写真を掲載 学校のメールアドレスに届いたものを、WebブラウザでOffice365を開き、 Outlook の機能を使って受信を確認した。(図2参照) 図2の写真を掲載 この内容を、Outlookの ...... の詳細を使って得られたヘッダは、 図3のような情報であった。 図3の内容を掲載 4. メールヘッダの詳細の内容 :
メールのマナー
ビジネスメールであれば、もっと細かいマナーがあるけど、最低限でも
- 誰が出したか判るようにすること。学校のメールアドレスだとしても、本人が誰かすぐに判るようにすべき。
- メールタイトルを明記すべき。ここで誰か判るように名前を書くのもアリだけど、本来は要件を書くべき。今回なら、「情報ネットワーク基礎の後半課題」といった内容だろう。
これを踏まえると、必要最低限でも、メールを出すなら次のようになるだろう。
From: s99945ht@fukui.kosen-ac.jp To: t-hoge@fukui-nct.ac.jp Subject: 情報ネットワーク基礎のメール調査の課題(3EI45 ほげ太郎) 情報ネットワーク基礎のメール調査の課題を、 添付ファイルにて提出します。 -- 3EI 45 ほげ太郎 ← こういう部分はシグネチャ(署名)と呼ばれる
ただし、会社でのビジネスマナーであれば、もっと細かい注意が必要。
本文の先頭に送付先の名前などの「◯◯様」を書くとか、軽い挨拶の1行で始めて、最後は御礼の一言で締めるとか…。