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高専機構・情報セキュリティ講習会

12/2,12/3の高専機構主催の情報セキュリティ講習会に参加。

高専機構からの全体説明(12/2)

  • 高専教職員の情報セキュリティ関係者向けのWebサイト公開準備中。
  • 高専共通システム、Web給与明細から学認へと利用拡大中。
  • 学認接続進行中。(Moodleで講習サイト)
  • 情報セキュリティ実施(インシデント対応マニュアル、ユーザガイドライン、

情報の格付け)

  • ソフトウェア管理(OS,Adobe,DreamSpark)
  • 高専・両技科大の三機関ネットワーク網構築
  • 次期(H30)校内LANシステム更新(WiFi含)
  • 高専統一ネットワークシステム

三機関連携事業(グローバルイノベーションネットワーク:GIN)

各高専・両技科大のネットワーク(VLAN+L2SW)を整備し(H26/4月)、 同一規格のビデオ会議システムを構築し、 遠隔講義・テレビ会議・産学協同に活用予定。

Polycom RealPresence Group などを大講義室・中型教室・小会議室など 向けに準備

認証基盤システムとファイアウォール

認証サーバ(LDAP,Radius,Shibboleth IdP,UnifIDone)と、 Fortiシリーズを用いたFW,拠点間VPN,UTM(AntiVirus,Filter,IDS等)

各高専の取り組み事例報告

公式ホームページ管理運営(N高専)では、 情報系以外の教員でもメンテナンスできる体制づくりのために、 MovableTypeやPowerCMSを導入。 ページ管理の役割権限を役割に応じて細かく設定している様子。

ソフトウェア管理運営(G高専)では、 「AssetViewの報告だけで安心してはダメ」、 メーカー監査が入ると監査期間中のPC利用ができなくなるなどの リスクを十分理解する必要がある。 K高専では、管理担当者が発注/受領/メディア管理し、 利用者に必要に応じて貸し出す方式をとっている。 I高専では、各学科課にグループ担当管理者を設け、発注/受領/メディア管理。

校内LANシステム関係(A高専)の発表では、 H30の全高専校内LAN調達のモデルとして、 九州地区の高専で一括調達を行った際の経緯や流れが報告された。

グループディスカッション

各高専の参加者が5〜6人程度のグループに分かれ、グループディスカッションを 行った。私の参加したグループでは、教育用コンピュータシステム調達、情報倫 理問題点、学生のWiFi環境などについて情報交換が行われた。

教育システムでは、各校シンクライアント構成がとられている事例が多いが、 特殊な設定などでファットクライアントも一部あった。CAD系が絡んだりすると ブート遅延などもあり、各高専工夫があった。調達時は「起動 1 or 3分以内」 といった縛りを設けている様子。

情報倫理教育については、どの高専でも1年のリテラシーの中で 情報倫理(著作権・肖像権などを含む)を行っているが、 SNSでの情報が元になった処分が発生している。これらを踏まえ、高学年で 改めて問題点を踏まえた講習を実施する必要性を各高専で感じている様子。

校内WiFi環境については、導入済み・導入予定・禁止といった状態。 ネット接続による閲覧時の問題だけでなく、情報の持ち出しについても 議論することが重要。私物端末(BYOD)などの扱いも重要。 WiFiアクセス自由という高専もある。学生のWiFトラヒックはSINETに流さない などの対応校もあった。

他のグループでは、情報関連の人員をどう確保・仕事集中を防ぐかが 問題となっている様子。センター員もいくつかの学科のみという高専もある。 仕事を外注する事例もあったり、情報関係の技量の有無の問題など。

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