2008年8月31日 (第75回)
- 学生インタビュー 専攻科1年 浅井さん
- IPA未踏プロジェクト採択について
- 学生インタビュー 石川高専4年 奥成さん
- 高専のインターンシップについて
- 第6回全国高専テクノフェアーの様子
- 数学の部屋 第35回 「単位と計算」 長水先生
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専攻科浅井君が2008年度未踏IT人材発掘・育成事業に採択
芦田卒研室にて特別研究をしている浅井君が、情報処理推進機構(IPA)の 2008年度上期未踏IT人材発掘・育成事業に、「アルゴリズム実証システムの開発」に 採択されました。 情報系の若い研究者の独創的なアイディアが採択されるものです。
2008年8月24日 (第74回)
- 先生紹介 環境都市工学科 田安先生(最終回)
- 特集 オープンカレッジの様子 環境都市工学科
- 関数グラフアートコンテスト 受賞者インタビュー
- ゲスト 福井高専OB起業家 福野さま
緊急連絡システムの在日外国人向け発信の実験
鯖江市において、災害時に情報不足になりがちな在日外国人の方への 情報提供の実験として、鯖江市の防災訓練にて、 緊急連絡システムの発信実験が 8/24 に実施され、英語/中国語/ポルトガル語で発信された。
といっても、本高専で運用している緊急連絡システムは、euc-jp で運用しており、 本来なら外国語の取扱いはできない。 一般的な Web アプリケーションでの多国籍化であれば、 「utf-8 等で多国籍フォントに対応する」というのが定番であろう。 しかし外国人の方は、 日本で発売されている携帯電話を使っており、 どうせ受け取る端末側が多国籍フォントに対応できていない。
ということで、連絡システムで特に多言語対応はせず、情報発信側(鯖江市)が、 各言語をそれなりに理解できる日本語・英語で送信することとなった。 昨日の防災訓練で発信されたメールは、以下の様であった。
発信数順メールデータを示す。送信総数は 31名 宛
●●●●英語●●●● Subject: [EC:7] disaster training Date: 2008-08-24,08:35 From: 鯖江市・多国籍緊急連絡網 X-EMC-GROUP: 英語用 X-EMC-SENDER: Sabae city X-EMC-COUNT: 11 ★鯖江市・多国籍緊急連絡網(末尾注意) 【N.B. This is a test mail for the disaster training.】 At about 08:30 today, there was a strong earthquake at Sabae-shi. Those in the following areas should evacuate to a safe place immediately:Sabae city. ※メール確認: http://xxx.fukui-nct.ac.jp/~xxx/alive.php?M=xxxxxx&U=ユーザ&S=7&R=20080824XXXX ** supported by 福井高専 ●●●●中国語●●●● Subject: [EC:6] 災害訓練 Date: 2008-08-24,08:32 From: 鯖江市・多国籍緊急連絡網 X-EMC-GROUP: 中国語 X-EMC-COUNT: 7 ★鯖江市・多国籍緊急連絡網(末尾注意) 【請注意!此郵件是災害訓練郵件。(これは災害訓練用のテストメールです。)】 今天08:30左右,在以下地点発生了強烈地震:鯖江市。 在以下地区的人,請立刻到安全場所避難:鯖江市内。 ※メール確認: http://xxx.fukui-nct.ac.jp/~xxx/alive.php?M=xxxxxx&U=ユーザ&S=6&R=20080824XXXX ●●●●ポルトガル語●●●● Subject: [EC:8] disaster training Date: 2008-08-24,08:37 From: 鯖江市・多国籍緊急連絡網 X-EMC-GROUP: ポルトガル語 X-EMC-COUNT: 4 ★鯖江市・多国籍緊急連絡網(末尾注意) 【N.B. This is a test mail for the disaster training.(これは災害訓練用のテストメールです。)】 Hoje as 08:30 horas em Sabae-shi ocorreu um forte terremoto. Os que estiverem presentes nas seguintes areas precisam refugiar-se em lugares seguros imediatamente: Sabae city. ※メール確認: http://xxx.fukui-nct.ac.jp/~xxx/alive.php?M=xxxxxx&U=ユーザ&S=8&R=20080824XXXX ** supported by 福井高専 ●●●●その他●●●● Subject: [EC:9] disaster training Date: 2008-08-24,08:38 From: 鯖江市・多国籍緊急連絡網 X-EMC-GROUP: 多文化共生連絡会議 X-EMC-COUNT: 9 ★鯖江市・多国籍緊急連絡網(末尾注意) 【N.B. This is a test mail for the disaster training.】 At about 08:30 today, there was a strong earthquake at Sabae-shi. Those in the following areas should evacuate to a safe place immediately:Sabae city. ※メール確認: http://xxx.fukui-nct.ac.jp/~xxx/alive.php?M=xxxxxx&U=ユーザ&S=9&R=20080824XXXX ** supported by 福井高専
2008年8月17日 (第73回)
- にしにしの部屋沖縄高専特別編 糸村校長、奥田先生
- 先生紹介 一般科目教室 森貞先生
2008年8月10日 (第72回)
- おもしろフェスタ会場(サンドーム福井)からの電話中継
福井高専ブースの紹介 festival080810.mp3
電話中継の様子 festivalTel080810.mp3
- 先生紹介 環境都市工学科 田安先生(第4回)
NPO高専プロコン交流育成協会・設立記念総会
東京にて高専プロコンのNPO設立にて、参加指導での関連も深いので、 総会に学校代表として参加する。
メモ
この協会の運営費は、各高専については、 今まで高専プロコンの参加費として集めていた 学校からの負担金を会費とする。 その他にも企業協賛やプロコン参加OBの個人も加入できるようになっている。
記念講演「IT革命とITジュニアへの期待」(BCN顧問 高山 由 氏)
話のキーワードとして、プロコンの作品作りの基本にも関係する、 「技術が先か、機能(やりたいこと)が先か?」 という言葉があった。 4EIの創造工学演習にて学生さんにテーマを決めてもらっている段階では、 「技術があってそれをどう応用するか…」というのが実状。 でも、企業的には「こんなことをすれば売れる!、だからどんな技術を作りだそうか…」 が大切。さすがに後者を先行するのには、高専4年では厳しい。 高山氏も「技術者が育つためには…」の一言もあり、実状を踏まえてくれている。
話のネタとして、Microsoft の Gates氏は、『門(デファクトスタンダード)』を作り、 Apple の Jobs氏は、今でも『仕事』をつくってる…という言葉を使っていた。 確かにビルゲイツは、OS,Office で著作権を整備しつつ、ソフトウェアを商売にしてくれた。 一方で、スティーブジョブズは、Appleを一度追い出されながらも、 iPod などの「新しいもの」を作ってくれてるんだよなぁ…
最後に 「リアルなくしてネットはない!IT革命は今どんな時代なのか、あなたにとってどんな時代ですか?」 との言葉があった。 今回の出張では、スーパー方向音痴の私が、Google Street Maps で周囲の建物を 知った上で歩けたし、喉が乾いた時に 「コンビニ・検索で探せば、それなりのサイトが見つかるだろう…」なんて安易な 考えで、すぐにサイトが見つかり、すぐに地図サイトに飛べた。 そういった意味で、欲しい機能が『普通』になったことを実感した。 つまり『利用者の立場』では今がIT革命のスタート。 ただ『ITで 金儲け しようぜ!!』という人にとっては、IT革命は真っ只中or終焉なんだろうなぁ…
懇親会にて
その後の懇親会では、他のプロコン会場にて何度もお目にかかっている先生に交じり、雑談。 歯みがきロボコン自律部門の経験から、プロコンの運営の先生に、 「競技部門で自律ロボットのテーマってできませんかねぇ? 足回りのレギュレーションをギチギチに決めて、ソフトウェアの勝負になるような、 自律ロボットでぇ…」と持ちかける。 「そういった案はすでにあるけど、ロボットに何をさせるか…が問題なんですけどぉ〜」 との返事であった。 最低限「高専ロボコンの圧力でできない…」といった、 変な話はなさそうな雰囲気だけは確認できた。
日本の GooleMaps にストリートビュー機能
PHPサイトにGoogleマップを追加
PHP で GoogleMapAPI を使うための方法の解説記事