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2008年3月
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大学教育研究フォーラムに参加

創造教育開発センターより、京都大学で開催の 教育研究フォーラム に参加する。

e-Learning・遠隔教育教育部会

最初は、本校より小林先生の発表もある。 話しの中でFD活動の授業評価の一例として、 私の作った授業アンケートシステムの紹介もあり、 ひとまず成果がこういう席で発表できたということで、 ちょっとした達成感を得られた。 このセッションは、ICT活用についての話しが中心で、 他の大学での取り組みだけでなく、うまくいかない話しもあり、 興味深い内容であった。

Moodle などを ICT として活用している事例の紹介もあるが、 私自身も本校でも勉強会を通して、なかなかハードルは高く感じていた。 だから、教員からの学習補助資料の共有やの学生からのフィードバックも 含めると、誰もが Moodle などの環境に協力してくれるのか….と感じる。 それであれば、教員や学生が自分のために開設している Blog などを もっと活用し、自分の慣れた環境を通して情報を出してもらい、 それらを結合するためのシンプルな環境を提供方がいいのではと感じた。

教育評価とアンケートシステム

次の小講演では、「教育評価を中心とした学生の成長の促進」という テーマで、授業アンケートのシステムに学生が回答するという行動で、 学生自身が自分自身の問題を見つけ PDCA サイクルで改善できるのでは という発表であった。この考え方は、興味深いのであるが、 高専の低学年であれば、授業評価から自分の問題点を気づく… というステップに結びつけるのは難しいと感じる。

この講演では、クリシンという言葉がよく使われた。 これは クリティカルシンキング という考え方で、 Thinking(CT):批判的指向, 疑って考え、ものごとを鵜呑みにせず、自分の頭で、きちんとしたやり方で考える… という、ある意味、当り前の行動指針。 これを伸ばすような教育であるべき…ってことなんだけど、 最近の blog 世界にみえる日本では、やばいかもね。 日本の blog では、他人の引用やリンクを貼るだけで、 自分の主義主張が少なく、クリティカルシンキングには程遠くなっている。

じゃあ、どうしてそうなっているのか? 1つは「実際、何も考えないで書いているから」というのが理由だろう。 もう1つは、2ch やらコメントでの匿名書き込みによる「お祭り」が 恐いから。うーむ…

学生支援の位置付けとその評価–認証評価・GP・FD–

学生さんへの支援の位置付けはなにで、それをどう評価すべきなのかという テーマでの話題提供であった。 認証評価は、本校でも色々と苦労したけど、最近では 法科大学で不適合事例 が出てきているけど、これが学生のことを考えたシステムを、 きちんと評価できているのか…
# うーむ…

その中で学生支援のために GP と採用されている事例が報告された。 ただ、本校の GP 活動も含めてなんだけど、 学生さんのために…という活動も、 それが短期間で評価できるような結果となるかというと、当然難しく、 それこそクリティカルシンキングな目で見ると、 効果が出てるのかなぁ…これでいいのかなぁ…と思ってしまうのであった…

システム

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