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年別アーカイブ: 2005
電子情報棟2F実験室に無線LANルータを設置
校長裁量経費の残り予算で、実験室に無線LANのルータを設置する。 (1)教官の無線LANの利用や (2)プロコンなどで学生の一時的なネットワーク利用 FN ウィルス対策ソフトの有無の確認+必要と認められた時だけ… /FN が目的。ただし、無制限の利用や、変なウィルスばらまきも困るので、 (a) DNS(53),SSH(21),HTTP(80),PROXY(8080)以外のポートは接続禁止 (b) 無線LANは MACアドレス制限,WEP認証 の制限を加えた。
自室の機器のパスワードがどれも???状態。
無線LANの設定の参考にすべく、自室のルータなどの設定を見るが、 どれも管理者パスワードが不明。判るまでに記憶をたどりながら 何度もリトライするはめになった。 テプラでpasswd,ESSID,WEP等を本体の目立たない所に張り付ける。
3次元グラフィック演習
先週の講義を踏まえ、3次元の知識を用いたグラフィックのプログラムを作成する という課題に取り組んでもらう。
小型制御模型の実験(3回目)
前の実験グループからの Know How が多少なりとも伝わっているのか、 完成への立上りが早くなってきている。
O氏+I嬢グループが、悩みながらもシンプルなプログラムを早々に記述。 もう少しで動きそう。初めてプログラムの中にバックを導入しようとしている。 ただセンサーとの兼ね合いから、バックを有効に使うプログラムは、難しいだろう。
放課後に動作確認:後輪位置を光センサ動かし、 タイヤ・センサー間の距離を短くして、 後輪をできるだけライン上に乗るようにすると、ひとまず動作する様になった。 しかし効率良くカーブを曲がるために、さらなる改良にチャレンジ中。
皆、熱心に取り組む
他のグループも熱心に議論しながら、作業に取り組んでいる。 またテスト前という理由もあるけど、 放課後に自主的に実験に参加するグループがチラホラ。 来週もう1週残っているのに放課後に自主的に取り組んでいるのは、 テーマの面白さからか!? テーマ発案者冥利に尽きる。
特活にて、就職エントリーシートの実例
先週の新聞のコラム欄で、就職のエントリーシートの意味あいのネタが あったので、学生さんに「目的意識を持ってもらう」ことを目標に、 エントリーシートの書き方について説明する。
最近の就職事情ということで、学校推薦・自由応募などの話しの後、 エントリーシートを書く前作業としての、キャリアシートを配布。 「自分なら何を書くか?」を想像してもらう。 さらに、実際の企業のエントリーシートを配布し、自分を振り返ってもらう。 最後に、自分なら何を書くかを意識してもらった後に、 就職情報サイトからエントリーシートの実例と人事職の人がみたコメントの例 を配布し、自分が書こうと思ったネタの不十分さを知ってもらう。
malloc,freeの内部処理
malloc,free などのヒープメモリの管理手法の説明を行う。 先週のメモリブロックが一定ならば単純リストで扱える説明を受け、 メモリブロックの先頭に領域サイズを保存し、 malloc での適正サイズの検索・ブロック切り分け・ブロック全体の貸し出しを説明。 free での free リストへの連結・隣接ブロックとの併合を説明する。
またヒープメモリのヒープホール(フラグメンテーション:断片化)の説明を行う。 この説明の前に、ハードディスクの領域管理の事例として、 簡単なものの事例として MS-DOS の FAT を説明する。 これにより不連続領域をリストで管理する概念なども述べる。 また、ディスク領域の断片化の話しを、ヒープの断片化との対比しながら説明する。
大量の unknown user メールによる SPAM
最近学内のメールシステムは、学外からの user unknown のメールにより、 メールの遅配が発生している。 今までは、user unknown のメールで、送信者への返送(バウンスメール)を 送付していた。しかし、このメールの送付でもウィルス除去サーバが 負荷が加わる状況であった。
そこで、バウンスメールをすべて廃棄する設定を行った。 本来は、送付元を確認すべきかもしれないが、ウィルスメールで、アドレス 偽装などもあるし、バウンス全体を止めても良いと判断した。
センターでは、ひとまず様子を見るとのことで、バウンスメールを貯めるだけ に変更し、状況を確認となった。(それでも60MB/hourで送られてきている様子) 学科サーバ(qmail)は、単純に何もせず捨てるようにした。
≪ /var/qmail/alias/.qmail-default ≫ # コメント行のみのファイルを作る。
TCP/IP について
Ethernet の説明として、通信速度の事例として異なる速度の機器があったとき、 バケツリレー方式で最低速度の機器に律速されることの説明。 1本線の共有で通信速度が分配される点や間にSW-HUBが入った時などの説明を行う。
次に高速通信(過去の話)でのトークンリング・FDDI・ATM等の紹介のあと、 プロトコルの説明。OSI参照モデルで
- 物理層・データリンク層
- ネットワーク層
- トランスポート層
- セッション層・プレゼンテーション層・アプリケーション層
を説明する。ネットワーク層・トランスポート層の説明として、TCP/IP の説明を行う。
IPv4,IPv6 による扱える機器の台数や IP による宛先制御の考え方を、 サブネットマスク・ネットワーク番号・ホスト番号を交えて説明する。
3次元グラフィックス
簡単な3次元グラフィックスの事例として、直軸投影法の等測投影,2軸測投影や、 斜軸投影などの意味と、座標変換の式を説明。 ベクトル的に軸線に沿って式を説明したら、理解度が良かったように思える。 一般的な3次元処理への導入として、3次元の軸線上の回転について説明を行う。
さらに一般的な事例として、遠近法のある表示を説明する。 最後に用語として、隠面処理・ライティング・テクスチャマッピングなどの 手法がどういった方法でとられるのかを紹介する。
3次元のグラフィック表示
3次元グラフィックスの基本として、等側投影や2軸側投影などの簡易3次元 表示の説明を行う。 座標変換式は、軸線に沿ってベクトル的に足していく説明が良かったかな。 その後、遠近法の入った座標変換を説明を行う。 今年の資料には、グラフィックスが応用される時の基本的事柄として、 隠面処理・ライティング・テクスチャマッピング等の用語を補足する。
メールの遅配
学内へメールを中継する時のウィルス除去サーバが、大量の SPAM のために 処理が追い付かなくなり、遅配が発生している様子。 新しいメールサーバを導入して、SPAM のエラーメール返送の処理が サーバに溜るようになっているのが原因と予想される。
# 金曜日分の日記を土曜に自宅にて書き留めたが、ガッコに届いていない…