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年別アーカイブ: 2004
3次元表示の課題
3次元グラフィックスを用いた課題に取り組んでもらう。 こちらの配布した資料の座標の変更だけはNG。 レポートはプログラムリストと結果画面のみでOKとする。
ヒープメモリの管理法
ヒープメモリの管理法として、フリーリスト・解放メモリの併合などを説明。 貸与空間前に、ブロックサイズなどが付いていること、メモリアライメント に切り上げが発生することの説明など。
メモリアライメントの話から、アライメントをまたがったメモリ参照の遅延の 例などを説明に発展。将来メモリバスの拡大があるのか?という質問から、 データサイズの話になり、雑談として2038年問題を説明。先月発生した、 銀行のATMトラブルの事例から、(t1+t2)/2の問題点などを説明。 FN t1+difftime(t2,t1)/2 の説明をしておくべきだった… /FN
ネットワークサービス
先週のIPアドレス等のプロトコルの続きとして、
- ポート番号とプロトコルの対応
- ドメインネームサービス(正引き/逆引き)
- ドメイン名の話し(コンピュータ名.サブドメイン.ドメイン.種別.国)等 FN サイバースクワッティング等の例も話す。 /FN
- 電子メールの流れとして、SMTP/POP等の仕組みと、SPAM の話題少々。
- WWWサービスの話しとして、 URL FN 最近はURIを用いることも話す。 /FN HTTPプロトコル、HTML、CGI(ASP) 等の話題を紹介。
配付資料に、サーチエンジンなどの手法なども明記すべきだよなぁ….
# 来週時間があれば、説明をとばした RIP,サーチエンジンの話しをしよう。
コンパイル等の話しと回転体の3次元表示
以前の講義で学生がコンパイルって何?という所があったので、
- 低級言語/高級言語
- 手続き型/オブジェクト指向 FN 本当は関数型とか論理型を対比的に話すべきかもしれんが、 そういう言語に縁が無いから、やめておく。 /FN
- コンパイラ/インタプリタ
- コンパイル→中間コード・ライブラリ→リンク
- 静的リンク/動的リンク
といった話題を簡単に説明する。資料は計算機システムから抜粋。
後半は、回転体の等測直投影のサンプルプログラムを与えて、演習。 来週は、各自の取り組みで3次元表示の課題を予定。
マヨネーズ→粉末ソースじゃぁねーだろ。
# 奥さんも仕事が忙しく弁当作りは3日坊主なので、学生食堂へ。
食堂で前に座った学生さんは、インスタント焼きソバを作ってる。 最近は、マスタードやらマヨネーズが付いている物が多い。
FONT COLOR red お湯を捨てて…マヨネーズをかけて…粉末ソースをかけて…混ぜる…(@_@) (x_x) (*_*)
FONT COLOR blue おぃおぃ、粉末ソースを麺にからめてから、マヨネーズだろぉ…
案の定、マヨネーズが粉末ソースを閉じ込め、 FONT COLOR red 『麺が白い…』
# おぃ!、技術者になるんなら、それぐれー考えろ!!
動的メモリの管理手法
講義時間の前半では、JABEE に関する学習・教育目標についての アンケートを実施。 アンケート前には JABEE の解説や、受審でのメリット・デメリット を説明する。自己学習時間のアンケート欄で、どういった結果が でることやら。 FN 一部のプログラミング得意の学生さんは、『自己学習』という面では、 かなりの時間になりそう。半面0時間もちらほら。 /FN
動的メモリの管理手法として、以下を説明。
- LIFOなメモリの使用順序でのスタックメモリと、
- 順序不定のヒープメモリ
実際の malloc,free の内部動作の説明として、
- メモリブロックサイズが一定な場合を例として、freelist 手法を説明。
- 単独の巨大メモリブロックを切り売りする手法を説明。
- 最後に自由なサイズでの説明として、freelist+メモリブロック切り売りの説明。
任意サイズにおける、free時処理の説明が未消化なので次週にて。
プロトコルとTCP/IP
プロトコルの説明として、OSI参照モデルの7層のイメージを説明する。 この説明に、Ether/IP/TCP/実際のアプリの例を併記。
TCP/IP の説明として、TCP(再送など)/UDP(ストリーム系)/IP(サブネット間中継) といった説明を行う。
IPプロトコルの説明として、ネットワーク番号、ホスト番号による サブネット内/外の判定、ルータへの中継依頼などを説明。 これとあわせて IPv4 の問題点を説明し、解決策としての
- グローバルアドレス、プライベートアドレスの説明
- ユビキタスの発展のためのIPv6の概念の説明 FN それでも進まないIPv6普及の問題も紹介。 /FN
授業後に興味を持った学生が、 接続相手を指定する方式は? という質問。 次週に説明するDNSの概念を紹介。他学科の学生さんが興味を持って くれている点がうれしい…
けど、いい質問なんだし、できれば、授業中に質問してほしいなぁ….
3次元グラフィックスの基礎
3次元グラフィックスの基礎として、直軸測投影、斜軸投影などの簡易3次元を示す。 この後、3次元座標空間の軸回り回転を説明し、遠近法による物体の縮小表示を 線形代数的な話しを中心に話す。
これまでの講義でワイヤフレーム表示までは、 数式も含めて理解できていることを期待。
この後に、実際のグラフィックスの話しとして、
- 隠面処理
- 光源ベクトルと面の法線ベクトルによる影
- テクスチャマッピング
- 遠くの景色のくすみ処理
- レイトレーシング法
といった一般的な技術の話しを、映画等の雑談を踏まえながら話す。
H8/3664を用いた小型模型制御実験
H8の秋月の1600円キットを用いて、実験時にはんだ付け無しで、2モータ模型で ライントレース模型を作る実験を画策中。 ブレッドボードとラッピングポストを中心に配線できるように作る。 模型込みで1台あたり5000円程度であれば、利用も広がることを期待。 URLは作成中の資料。
H8用クロスコンパイラ h8300-hms-gcc-3.3 関連は、他の人も使う人もいると 思うので、資料は未完成だけど早々に公開する。
stone のインストールと、秘密鍵の生成
バドミントンの交歓試合にて金沢に向かうが、雪のため中止になっていた。 土日に学校に届いていたメールを見落としていたのが原因。 学内の Web メールを読めるようにしたいけど、学内の中継で SSL の設定が 難しい。
手抜きの方法として、学校の FireWall マシンにて、stone というプロトコル 変換中継ソフトをインストールするのが最も簡単そう。
stone のインストール
FireWall マシンが TurboLinux なので、stone-2.1 の rpm パッケージを見つけて インストールを行うが、中継の Connection を張ると recursion なるエラー メッセージを吐いて止まる。 ssl あたりの呼び出しでバージョン不一致あたりが原因か!?
しかたがないので、stone の配付元から stone-2.2 を取ってくる。
# tar zxvf stone-2.2.tar.gz # cd stone-2.2 (ちょいと Makefile の ssl ライブラリの PATH を調整) # make linux-ssl # cp ./stone /usr/local/sbin
登録申請書を生成
最初に /var/ssl/openssl.conf の中の鍵の長さを512に変更 defaults_bits = 512 # openssl req -new -nodes -keyout key.pem -out newreq.pem Country Name (2 letter code) [AU]:JP State or Province Name (full name) [Some-State]:Fukui Locality Name (eg, city) []:Sabae Organization Name (eg, company) [Internet Widgits Pty Ltd]:Fukui National College of Technology Organizational Unit Name (eg, section) []:Electronics and Information Course Common Name (eg, YOUR name) []:www.ei.fukui-nct.ac.jp Email Address []:webmaster@ei.fukui-nct.ac.jp Please enter the following 'extra' attributes to be sent with your certificate request A challenge password []: An optional company name []: # cp key.pem /var/ssl/private/stone-maisy.pem
認証局の作成
# /var/ssl/misc/CA.sh -newca CA certificate filename (or enter to create) Making CA certificate ... : Enter PEM pass phrase:XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX Verifying password - Enter PEM pass phrase:XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX