北陸地区高専バドミントン部交歓
北陸地区バドミントン部の交歓試合にて石川高専にて。
背伸びしないテーマに積極的に
4EI創造工学演習では、何らかのコンテスト応募を目標にものづくりを してもらっているが、昨年度までは「高専プロコン応募」を最初に掲げたため、 テーマ企画書も背伸びがち。 今年は、学生さんみんなの実力に応じてテーマを考えてもらっている。 この結果、プロコン応募件数は少し減らしたものの、福井のソフトコンペ等を 目標としている。
これが合っているのか、今日の学生さんは皆が積極的。 説明時に「???」といった感想が顔を見るだけで伝わってきた人も、 簡単な演習ネタから始めて、色々と試している。
アメリカ人は口で、日本人は目で話す
面白い分析だと思う。 日本のアニメがアメリカで受け入れられないのが、 「でかい目がアメリカ人には変にみえるらしい」ことや、 「アメリカでは、アニメを作るときに声優がしゃべってから、 口の動きにあわせて絵を描く…という超面倒な作り方をする」 という大きな違いが、ここからきているんだと納得させられた。
住民票コードと年金どっちが大事?
Winny を通じて、アホな孫受け社員経由で住基情報が流出している。 住基コードの危険性が表面化する事例であろう。
しかし、これとは反対に 年金記録のずさんな管理 も問題となっている。 アメリカでは、社会保障番号SSNが、納税と社会保険のために使われており、これが 銀行の口座開設やら自動車免許取得やら公的なサービスの個人認証に大活躍している。 だから、個人データの紐付けが容易であり、年金の持ち主不明なんてバカげたことは、 起こり難い。
さて、あなたは、 個人情報流出 と あなたの年金 のどっちが大事?
せっかく作ったのに…
私は、こんな日記を公的な立場で晒しているから、電話や住所くらいの個人情報は すでに流れているのといっしょ。 そりゃ住基番号やらクレジットカードの番号洩れは恐いけど、 流通範囲が公的な組織で情報処理の範囲で留めてくれれば、便利な方を優先です。
でも、住基カードも作ったけど、今まで一度も使ったことが無い… FONT COLOR blue 住基番号の記入の経験さえも一度もない。
情報関係の学科にいる以上、 「やらせ」 でもいいから 「住基コード便利だったぞ…」 と言わせてくれ…
生体認証カード
銀行のカードを生体認証のICカードにしてみた けど、これまた over 50万円 の機会はどれほどあるのやら。 ちなみにICカードを作ったついでに、住基カードを確認してみた。 カードの裏には自分だけがわかる暗証番号のヒントが書いてあるのだが、 元ネタが分からず、暗証番号の後半しか思い出せない。どーしよー…
メモリ管理の演習
授業前半にて、構造体のデータで malloc+free を使う方法を説明する。
// 構造体配列へのポインタ struct Person* array ; int size ; array = (struct Person)malloc( size * sizeof( struct Person ) ) ; // 構造体のポインタ配列 struct Person* array[ 100 ] ; array[ i ] = (struct Person*)malloc( sizeof( struct Person ) ) ;
課題テーマ
適当な構造体データ(例:名前と身長,体重とか…)のデータを入力し、 malloc+free 等の動的メモリに格納し、何らかの処理を実行し、 出力するプログラムを作成せよ。
構造体のデータは、自分の理解度に応じて、以下のような方法にて、 「必要に応じてメモリを確保」する方式であること。
- 事前にデータ件数を入力するとして、構造体配列を確保
- 1件入力ごとに、構造体配列1件を確保
- 構造体中の文字列をヒープで格納し、可変長とする
TCP/2967ポートへのアタック
緊急連絡システムは、下手なアタックを防ぐために、IPアドレス等は非公開。 だから変なアクセスは、縦断爆撃系が多いはず。 んで、fwanalog による攻撃履歴をみると、
TCP/2967 66% TCP/5900 13% (vnc) TCP/135 10% (win/ファイル共有) TCP/1433 3% (MS-SQL)
TCP/2967ポートへの攻撃が66%,を占める。 良く知られているポートとは違うので、調べてみると、 「TCP 2967番ポートへのスキャン増加」 との内容である。ひとまずブロックされているし心配はないけど….
その他の攻撃
その他のアタックネタをしらべると、
202.127.80.132 (po.sabae.ed.jp) / TCP ポートスキャン 202.127.80.133 (te.takefu.ed.jp) / TCP ポートスキャン
両方とも、nagios にてネットワーク切断監視のために、チェックしているサーバである。 定時に繰り返し変なアクセスするから、変なサーバと疑われているか、 FireWall が自動的に逆スキャンしているのか….
vnc 攻撃も目立つのかぁ…
文字コードと文字列の扱い
文字コードと文字列の扱いということで、 ASCII コード表の範囲、JISコード表 FN 一応 EBCDIC コードとか、 漢字だと2byteコードだとか、 世界中だともっとややこしいコードがあることは、話すだけ。 /FN などの char=1byteコードを説明。
実際の扱いということで、文字コード=1byteの数値を強調するために、 文字コードでの加減算を説明する。 その後、atoi() のコードと、処理の内容を説明する。
プログラム中の '0'<=s[i] && s[i]<='9' を間違えて
'0'<=s[i]<='9' と書く人が多いので、この意味を
('0'<=s[i]) <= '9' となることを説明する。
授業後に、「'0'<=(s[i]<='9') にはならないの?」と質問をうけたので、 演算子の左結合、右結合を説明する。
# 来週は、itoa() を説明し、後半はN進文字→10進,10進→N進文字などの演習とする予定。
Windows UpdateでCPU負荷が高くなる不具合の修正
Windows UpdateでCPU負荷が高くなる不具合の修正
Windows Update だけど、Web記事でパッチが紹介されると、 それなりに自分で適用している。 でもタイミングが悪いのか、自分で起動した Update と、自動起動の Update が重なって、 やりたいパッチが動かずに悩むことが多い。
プログラミングコンテスト学内審査
創造工学演習での取り組みとして提出された作品と、 クラブからの応募の学生の作品と併せて審査を行った。
創造工学演習では、最後に実際に完成できるものを目標として、 企画書作りとしたため、高専プロコンの予選を通過できそうな作品は 少ない。しかし、その中から課題2作品、自由1作品、を選定、 競技部門については2チーム応募となったが、 提出必須書類では判断に困るため、追加資料の提出を待ち、 再度選定となった。
予選通過作品
- 自由部門: 「飛び回る君であれ」 〜スポーツカイトシミュレータ〜(4EI:創造工学演習)
スポーツカイトのシミュレータを作り、複数機でのデモフライトを目指す。 凧の糸の操作系の開発が大変と思われる。
- 課題部門: 「はり絵でワッショイ」 (4EI:創造工学演習)
子供の「はり絵」遊びしているキャンバスを Web カメラで撮影し、 その絵から連想されるキャラクターの動きを Flash で表現する。 Flash の制限を自分のPC内部の Web サーバを動かすなどの必要があるだろう。
- 課題部門: 「わいわいキャンバス」 (Java同好会より参戦)
複数の Wii リモコンで、キャンバス上で同時にお絵書きできる環境を構築。 表示系を Java で作る予定だけれど、jig 福野氏開発中の Java との中継ドライバ を利用予定。
- 競技部門:複数の参加希望者を想定していなかったため、 不十分な資料であったり選考基準が曖昧なので、資料の再提出+再選考とする。