オーダ記法と処理時間の見積り&再帰関数
先週の単純検索や最大選択法の処理時間の発展として、2分探索法の処理時間が、 IMG n /cgi-bin/mimetex.cgi?T(N)={T_a}+\log{N}\times{T_b} を示し、これらの処理速度の見積りでは、Nが大きくなったときの最大項しか 使わない点や、Nの式の部分が重要であることを確認し、オーダ記法を説明する。
オーダ記法では、Nが大きくなったときの最大項を抜粋し、係数は書かないことを示す。 簡単な時間式からオーダ記法を求めたり、時間予測の例題を示す。
時間があったので、次の再帰関数の時間見積りの例として、 再帰関数(fact,dango,fib)の実行予測を行い、再帰の処理の流れを復習。 fact,dango などが IMG n /cgi-bin/mimetex.cgi?T(N)={T_a}+{N}\times{T_b} であることを示す。
イベント協力
歯磨きロボコンのプレイベント兼車体の実験として、 某企業の運動会イベントのゲームコーナーの運営に卒研室イベントとして、 協力を行う。
新入生オリエンテーション
新入生の高専の理解と親睦を目的とした新入生オリエンテーションを能登の研修センターにて…
変数のスコープと寿命
変数の取扱いの理解ということで、変数の寿命とスコープを説明する。
- 大域変数を多用すると変数の混同をおこし、変な動きをする例を説明してから、 大域変数と局所変数の違いを説明し、スコープという概念を説明。
- ブロック内変数のスコープや、局所・静的変数としての static 宣言を説明し、 変数の寿命について説明する。
- この説明の途中の雑談として、C言語のK&R,ANSI-C,C++の違いと、C言語の開発経緯を話す。
- 関数の値の受け渡しの説明として、呼び出し時の位置を覚えて関数に移る話や、 実引数と仮引数のコピーを説明する。(副作用も説明)
50分授業と休み時間
以前は、90分授業4限が、大学単位との整合性のために、100分4限授業になり、 今年からは50分授業7〜8限になった。 自分が学生の時は、今と同じ50分授業だったので、古い昔のやり方に戻った感じ。
- 50分授業8限時代:2コマ=100分 LI 90分授業4限時代:1限=2コマ=90分
専門の先生:授業時間が10分減ったじゃん。
一般の先生:低学年は90分集中力続かねぇ…,体育90分じゃ学生倒れるぞ… - 100分授業4限時代:大学設置基準では、2コマ=100分じゃなきゃダメ。
だけど、変わったばかりもあり、専門の2限連続授業で途中休憩を飛ばしてやっていると、 2限目の終了時間の5分前には『休憩飛ばしたんだから5分先に終わってよ!!』の無言の プレッシャーを感じる。
自分が学生の時の50分授業の時は、この辺の微妙な所は、 先生の「つっぱしり」でごまかしたまま、途中休憩=授業 だった。 だから、その感覚だと、2限目のベルまで喋らせて….というのが本音。
さて、2限連続授業の途中休憩時間はやっぱり、休憩時間?
# あたりまえでしょ…の反応しかかえってこねぇよなぁ…
ガイダンス+処理速度の見積り
授業の1年の目標として、速度・メモリ使用量・わかりやすさが、 トレードオフの関係にあり、プログラム開発では何を優先して プログラムを作るのか分析し開発することができるようになることを説明。
その手始めとして、処理速度の分析として、 単純サーチが、 で締めされること。 最大選択法の処理時間を、Σを使って表現し、最終的に
といった式を示す。
タスクかんばん実践
先日の学生研究発表会の講演 のネタを卒研で実践する実験を始めてみた。
ちゃんと続くかな….
マインドマップ実践
これまた、 先日の学生研究発表会の講演 のネタを創造工学演習で実践させてみよう。 各グループ毎に、アイディア模索中のマインドマップをA4×1枚にて提出してもらおう…
初期ガイダンス+OOPとは
初期ガイダンスとして、評価方法や授業内容の予定を説明する。 その後、オブジェクト指向が出てきた背景を、
- 100行プログラマー:順序に注目、
- 1000行プログラマー:データに注目 (構造化プログラミング:処理の構造化,データの構造化), LI 10000行プログラマー:データが複雑になって苦労する…
全体の把握が辛いから、ブラックボックス化して捉えないと理解に困る…
に象徴させて、オブジェクト指向の意義を説明する。 その後、最初の導入として、他学科学生向けに構造体の説明を行う。
コンテスト応募を目指すことを説明
演習の進め方として、コンテスト応募を具体的目標としてテーマ決めから、 提出物などの説明をしたあと、昨年度までの事例を紹介し、 1時間ほどテーマ決めのための相談タイムとする。
- 高専プログラミングコンテスト
- 課題部門は、「ゆとりを生み出すコンピュータ」
- 競技部門は、「ふらっと収集車」で、 巡回セールスマン問題 をN人で同時進行するようなネタ