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仕事スマホの着信をiPhoneで通知を受けるには

この4月から、仕事の緊急連絡を受けるためのAndroidスマホを拝領することとなった。ただ、めったにかかってこない電話だし、着信を受け漏らす可能性が心配で自分のiPhoneで着信の通知で確認できないかと画策。

一方で、その Android スマホに自分のプライベートアカウントの情報を色々と書き込むのは、仕事スマホを他の人に一時的に貸し出す際に不安。(というか前任者から仕事スマホを預かった際に、この辺が不安となった)

IFTTTで電話の着信をGmailで通知を利用

最終的には、仕事スマホに IFTTT をインストールすることとなった。

  1. IFTTTに仕事スマホ専用のGmailアカウントで登録し、
  2. IFTTTのルールで「 if 着信を取れなかったら、then 自身のGmailにメールを送信」を書き込んでおき、
  3. 自分の iPhone で、仕事スマホ専用 Gmail を見れるように設定しておく

という対応となった。

hilite=nslookup/// って何?

なにげなく、WordPress な Web の accesslog を見ていたら、下記のようなログが大量(8000件/日越え)に残ってる。

3.224.220.101 - - [07/Mar/2024:09:17:32 +0900] "GET /2019/09/27/hoge-meta/?hilite=nslookup//////////...(略)...////
  HTTP/1.1" 200 19136 "-" "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_10_1) AppleWebKit/600.2.5 (KHTML, like Gecko)
  Version/8.0.2 Safari/600.2.5 (Amazonbot/0.1; +https://developer.amazon.com/support/amazonbot)"

hilite=… は、WordPress の検索プラグインが使うパラメータ WordPressで記事の特定部分を目立たせる際のパラメータ。大量の////が並ぶので、プラグインへのバッファオーバーフロー攻撃かと思うけど、ググってもそういった類の報告は見つからない。

amazonbot というのがユーザエージェントに残ってるし、確認するとどのユーザエージェントも amazonbot 。IPアドレスも散らばっているけど、逆引きすると amazonbot のアドレス。クローラーが暴走してるのかな。意味不明で不気味。

(追記)

確認を続けると、数日前の LOG だと、/// の長さがちょっと短い。さらにさかのぼっていくと次第に短くなっている。hilite=nslookup が出てきた最初は、下記の通り。この段階では “/” はナシだな。

xx.xx.xx.xx - - [29/Feb/2024:07:00:01 +0900] "GET /2023/11/16/network-layer-ip-address-2023/?hilite=nslookup HTTP/1.1" 200 19165 "-" "Mozilla/5.0 (compatible; AhrefsBot/7.0; +http://ahrefs.com/robot/)"
xx.xx.xx.xx - - [29/Feb/2024:12:42:46 +0900] "GET /2023/11/16/network-layer-ip-address-2023/?hilite=nslookup HTTP/1.1" 200 70965 "-" "ICC-Crawler/2.0 (Mozilla-compatible; ; http://ucri.nict.go.jp/en/icccrawler.html)"

該当記事をみると、講義録の nslookup を目立たせるために、?hilite=nslookup で自分の記事にリンク張ってる。こんなもんで、変なアクセスが増えてるの?どっちにしろ、クローラーのバグっぽいな。

となると、amazonbot のクローラー禁止するか。

((( robots.txt )))
User-agent: Amazonbot
Disallow:   /

ネットワーク層とIPアドレス

前回の授業でL2スイッチのVLAN機能や、WiFi の話が不十分だったので、前回資料にて補足説明を行う。

説明したMACアドレスによるデータリンク層では、1つのサブネットの中で指定した相手にデータを送ることはできる。しかし、データリンク層だけでは、他のサブネットにいる相手にデータを送ることができない。(相手の名前を知っていても、住所を知らなければ郵便は送れない。)

ネットワーク層とIPアドレス(IPv4)

サブネットに分割し、隣接するサブネット、さらには上流のインターネットと通信をするためには、IPアドレスを用いた通信が行われる。

ネットワークに接続する機器には、それぞれユニークな32bitの番号(IPv4アドレス)を割り振る。

コンピュータへのIPアドレスの設定には、(a)IPアドレス,(b)サブネットマスク,(c)ゲートウェイの情報が必要となる。

  • IPアドレス: 192.156.145.100 といった、0~255の8bitの値をピリオド区切りで4つ並べて表記するのが一般的。
  • サブネットマスク: 255.255.255.0 といった値で、IPアドレスを2進数で書き並べた32bitと、サブネットマスクの32bitで、2進数の論理積をとった値は、ネットワーク番号と呼ばれ、機器が存在する場所を表す。
    また、IPアドレスとサブネットマスクの否定と論理積をとった値は、ホスト番号と呼ばれる。
    サブネットマスクは、先行する1のbit数で書き表すことも多い。255.255.255.0は、”/24″のように書く。
  • ゲートウェイ: 自分自身のネットワーク番号と通信相手のネットワーク番号が異なる場合は、異なるサブネットにいるので、パケットを中継してもらう機器(ルータ,ゲートウェイ)にパケットを送る。

  • IPアドレスとクラス: IPアドレスは、先頭8bit をネットワーク番号とするクラスA,16bitのクラスB,24bitのクラスCに分類されている。以前は、IPアドレスを割り当てる企業規模に応じて、大規模な大学だからクラスA、中規模ならクラスB(福井大学は133.7.0.0/16 ←このような書き方はCIDR記法という)、小規模ならクラスCを割り当てていた。(福井高専はCクラスを5本192.156.145~149.0/24 : 福井高専のIPアドレスでは3つのCIDR記法で表現できる。 192.156.145.0/24, 192.156.146.0/23, 192.156.148.0/23)
    しかし、最近では IPv4 アドレスの不足から、大きな組織に割り振られた クラスA を再分配している。

ARP(IPアドレスとMACアドレスの橋渡し)

同じサブネットの中では、データリンク層でMACアドレスを用いて通信相手を指定するが、ネットワーク層ではIPアドレスを用いて通信相手を指定する。この違いを埋めるためのプロトコルがARPである。

サブネット内に相手先IPアドレスの指定されたパケット(10.10.22.102)が届くと、通信機器はサブネット内の全ての機器相手に ARPリクエストを送信する。(10.10.22.102はいますか?)

この時、10.10.22.102 のコンピュータは、自分宛てのパケットがあることを知るので、送信元のコンピュータに、自分のMACアドレスを付けたARPリプライを送り返す。(10.10.22.102は、私 “FE:DC:BA:98:76:54” です!)。送信元は、ARP通信をへらすために、その情報を記憶して、2度目以降は覚えたMACアドレスですぐに通信を始める。

ルータとRIP

ルータは、隣接するサブネットの間に入る機器で、各サブネットにゲートウェイとなるインタフェースを持つ。ルータでは受け取ったパケットをどこに流すか…という経路情報が重要となる。

  • 静的ルーティング – 末端のルータの設定で、管理者が経路を設定
  • 動的ルーティング – 上流ルータでRIPにより設定

経路設定には2種類あり、(a)末端のルータではこのネットワーク番号はどのルータに送るという情報をルータに直接設定する静的ルーティングがとられる。(b)上流のルータでは、末端のルータの設定が変更されることがあるので、ルータ同士がルーティング情報を送りあう動的ルーティングがとられる。動的ルーティングでは、RIPというプロトコルにより、各サブネットのつながっている経路情報が送られてくる。この経路情報を見て、パケットのIPアドレスを見て、パケットの送り先を判断する。

((Windows の場合))

C:> ipconfig /all
インタフェース名:
 IPv4アドレス............192.168.xx.xx
 サブネットマスク.........255.255.255.0
 デフォルトゲートウェイ....192.168.xx.1
C:> arp -a
インタフェース:
 192.168.xx.xx     74-03-xx-xx-xx-xx 動的
 192.168.xx.yy     B0-05-xx-xx-xx-xx 動的
C:> netstat -r
ネットワーク宛先 ネットマスク ゲートウェイ インタフェース メトリック
      0.0.0.0        0.0.0.0   192.168.xx.1  192.168.xx.xx 45
 192.168.xx.0  255.255.255.0   ....

((Unix の場合))

$ ifconfig -a
en1: ....
     inet 192.168.xx.xx netmask 0xffffff00 ...
$ arp -an
.... (192.168.xx.xx) at 74:03:xx:xx:xx:xx ...
.... (192.168.xx.yy) at b0:05:xx:xx:xx:xx ...
$ netstat -rn
Destination  Gateway ...
default      192.168.xx.1  ...
192.168.xx   ...

プライベートアドレス

IPv4 では、32bit でコンピュータを識別することから、最大でも 232台≒40億台しか識別できない。実際、IPアドレスの管理団体では、2017年度には IPv4 アドレスは使い切った状態となっている。この対応として、その組織やその家庭内だけで使われる IPアドレス である、プライベートアドレスが用いられる。

  • 10.0.0.0~10.255.255.255 / 8 – 大きな機関向け
  • 172.16.0.0~172.31.255.255 / 12
  • 192.168.0.0~192.168.255.255 /16 – 個人向け

プライベートアドレスを利用する組織では、インターネットに接続するルータでは NAT(もしくはNAPT) という機能を内蔵し、プライベートアドレスとグローバルアドレスの変換を行う。

IPv6アドレス

IPv4の32bit の IP アドレスでは、40億台のコンピュータを区別することしかできない。そこで、最近では 128bit の IPv6 アドレスが用いられる。IPv6 では、2004:6800:4004:0826:0000:0000:0000:0000:2003 (www.google.co.jp) といった16進数4桁(16bit)を8個を”:”区切りで書き連ねる書き方をする。ただし16進4桁の先行する0や、全部”0000″ は省略して、”2404:6800:4004:826::2003″ と書く。IPv6 は最近では普及がかなり進んでいるが、途中のルータなどがすべて IPv6 に対応する必要があり IPv4 しか使えない組織も多い。

DNS と nslookup

IPアドレスみたいな数字の羅列は覚えることが難しい。このためコンピュータの名前からIPアドレスを調べるサービスがあり、Domain Name Service(DNS) と呼ばれる。詳しい仕組みは ドメイン名の説明の際に行うが、IP アドレスの調べ方を説明する。

ドメイン名から、IP アドレスを調べるには、nslookup (もしくは dig) を使用する。

$ nslookup www.fukui-nct.ac.jp
:
Non-authoritative answer:
Name:   www.fukui-nct.ac.jp
Address: 104.215.53.205

$ nslookup -query=A www.fukui-nct.ac.jp   # IPv4 アドレスの取得
(同上)

$ nslookup -query=AAAA www.google.co.jp   # IPv6 アドレスの取得
:
Non-authoritative answer:
Name:   www.google.co.jp
Address: 2404:6800:4004:826::2003

理解確認

  • Cクラスのサブネットに設置できるコンピュータの台数は何台?
  • “172.”で始まるプライベートアドレスでは最大何台?
  • 192.168.11.2/24 のコンピュータから、192.168.1.50にデータを送る場合、どのような処理が行われるか、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、ネットワーク番号を使って説明せよ。
  • 同じサブネット内で相手のIPアドレスが与えられた時、どのようにパケットが送られるか、MACアドレスとARPを交えて説明せよ。

Microsoft AutoUpdate Trouble

MacOS で、Office 系を立ち上げると、以下の警告ポップアップがしつこく表示されるようになった。ウィンドウ閉じても数秒後に沸いて出てくるし、OK 押しても同じ。

表示されたメッセージでググると、こちらのページが見つかる。/Library/Application Support/Microsoft の中を探して Microsoft AutoUpdate のフォルダを消せと書いてある。はぁ…

$ cd /Library/Application\ Support/Microsoft/
$ find -name "*AutoUpdate*" -print
$ cd MAU2.0
$ sudo rm -rf Microsoft\ AutoUpdate.app

んで、うざい画面は出なくなったけど、当然ながら AutoUpdate が動かなくなったので、Office 365 の再インストール。Office系はすでにインストールをしてあるし、新たに AutoUpdate で問題があったので AutoUpdate をインストールするよ…と表示されて、無事復旧。

事の始めは、Microsoft Teams Classic を使ってたら、”新しい Teams” という表示があってインストールしたのが原因かも。ということで、新しい Teams は入れないのが正解かな。

クラウドサーバ等の Ubuntu 22 への更新

Windows PC の wsl2 の設定を間違えて、/etc/wsl.conf が触れなくなり、特に slogin とか latex 環境とかが動けばいいや…の使い方なので、Ubuntu をアンインストールして、新しい Ubuntu をインストールする。ここで、Ubuntu 20(focal) から Ubuntu 22(jammy)への更新。自宅 Windows なども同様にアップグレードを行った。

んで、改めて作業をしていると、自分が管理しているクラウドサーバでも、何台か Ubuntu(focal) が残っている。aptitude safe-upgrade をしていても、linux-image-5.4 あたりのままだし、ここもアップグレード。

といっても、”do-release-upgrade” を実行するだけ。かなり時間かかるけど。

mariadbトラブル appamor

mariadb が止まってしまう

パッケージの更新をしていたら、mariadb が起動しなくなる。systemctl start mariadb を実行すると、コマンドラインに帰ってこない。Ctrl-Z で background にすると WordPress も動いているし問題ないのかと思えば、30分ほどするとエラーを吐いてとまる。journalctl -xe で吐いているエラーを確認すると以下のようなメッセージが残っていた。

AVC apparmor="DENIED" operation="connect" info="Failed name lookup - disconnected path" error=-13 profile="/usr/sbin/mysqld" name="run/nscd/socket" pid=67400 comm="mysqld" requested_mask="wr" denied_mask="wr" fsuid=118

メッセージを元にググると、こちらの記事が該当した。

AppArmor(Application Armor)は、各プログラムにセキュリティプロファイルを結びつけ、プログラムのできることに制限をかけるプログラム…らしい。(wikipediaより)

AppArmor の不具合を解消

パッケージを MySQL から MariaDB に移行する際に、AppArmor でトラブルが残ったみたい。こちらの記事を参考に、以下のコマンドで、ゴミを消したらうまく起動するようになった。

$ sudo aa-remove-unknown
Removing '/usr/sbin/mysqld'         mysql関連のゴミを消してくれたみたい。
$ sudo systemctl start mariadb      無事に起動

mariadb の utf8mb4 への移行完了

自宅サーバで、mysqlからmariadbへの移行、内部文字コードが Latin1 になっていたものを utf8mb4 への変更がようやく上手くいったと思う。そこで、学科のWebサーバも同様に移行作業を行う。ただ、文字コードの移行などの際にデータベースの物理ファイルを壊してしまったようで、どこまで上手く治ったのかが不安。

mysql5.7でFROZNモード

先日、mysql-server-5.6 からのアップグレードに失敗し、mariadb, mysql 8 などを入れたり消したりのトラブルを発生させちゃったけど、今日 “aptitude safe-upgrade” を実行したら、アップグレード時にデータベースの互換性で問題ありと判定され、FROZEN モードになってしまい、データベースとつながらなくなった。おかげで WordPress が動かなくなる。

明日からの試験で、Webでの講義資料公開ができなくなると、学生さんからも不満が出そう。

早々に修正と思うけど、FROZEN ファイルを読むと、mysql-server-5.7 が入っているけど、mysql-server-5.6 からのアップグレードに問題があるから、一度 5.6 にダウングレードしてから、5.7 にアップグレードしろ…との説明。

でも、5.6 はインストール対象から外されている。ひとまず、その後に dpkg-reconfigure mysql-server-5.7 を実行せよと書いてあるので、dpkg-reconfigure を実行。データベースの更新やらチェックが行われて、若干エラーが出たけどうまく修復できたみたい。rm /etc/mysql/FROZEN して systemctl start mysql を実行。無事 WordPress が動き出す。

mysql更新に失敗

自宅サーバが、mysql-5.6 で運用していたけど、世の中 mariadb-10.x , mysql-8.x のご時世なのでアップグレードしたけど、すごく苦労した。自宅は debian だけど mysql-5.6 は oldstable まで遡らないと管理されていない古いパッケージとなっていた。

mysql-5.7 は focal ではサポートしていない

色々とトラブルはあったけど、自宅サーバは mariadb-10.x にできたけど、この電子情報のサーバも確認したら、ubuntu20(focal) で mysql-5.7 で動いていた。これまた ubuntu18(bionic) まで遡らないと 管理されていないパッケージ。

ということで、自宅と同様に mariadb などに上げようとチャレンジしてみた。

しかし、これまた、mariadb-10.3 に失敗して、ダメ元で mysql-8.0 も試したけど、これまた失敗。昨日は自宅サーバの mariadb-10.4 になるまで苦労して疲れてるので、今回は断念。どうも、mysql-5.7 での root パスワードを忘れて更新してからの作業だったのが、諸悪の根源なのかもしれない。

bionic パッケージで mysql-5.7 で復旧… # 戻っただけじゃん…

ひとまず、bionic の apt-source を有効にして、mysql-5.7 をインストール。mariadb やら mysql-8.0 のゴミやら root パスワードの更新の悪影響かで、mysql-5.7 に戻すだけでも苦労したけど、ようやく復旧。

EmoCheck2.1

Emotet が2月に変化があったようで、EmoCheck 2.1 で改めて確認してみよう。

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