クラウドサーバ等の Ubuntu 22 への更新
Windows PC の wsl2 の設定を間違えて、/etc/wsl.conf が触れなくなり、特に slogin とか latex 環境とかが動けばいいや…の使い方なので、Ubuntu をアンインストールして、新しい Ubuntu をインストールする。ここで、Ubuntu 20(focal) から Ubuntu 22(jammy)への更新。自宅 Windows なども同様にアップグレードを行った。
んで、改めて作業をしていると、自分が管理しているクラウドサーバでも、何台か Ubuntu(focal) が残っている。aptitude safe-upgrade をしていても、linux-image-5.4 あたりのままだし、ここもアップグレード。
といっても、”do-release-upgrade” を実行するだけ。かなり時間かかるけど。
mariadbトラブル appamor
mariadb が止まってしまう
パッケージの更新をしていたら、mariadb が起動しなくなる。systemctl start mariadb を実行すると、コマンドラインに帰ってこない。Ctrl-Z で background にすると WordPress も動いているし問題ないのかと思えば、30分ほどするとエラーを吐いてとまる。journalctl -xe で吐いているエラーを確認すると以下のようなメッセージが残っていた。
AVC apparmor="DENIED" operation="connect" info="Failed name lookup - disconnected path" error=-13 profile="/usr/sbin/mysqld" name="run/nscd/socket" pid=67400 comm="mysqld" requested_mask="wr" denied_mask="wr" fsuid=118
メッセージを元にググると、こちらの記事が該当した。
AppArmor(Application Armor)は、各プログラムにセキュリティプロファイルを結びつけ、プログラムのできることに制限をかけるプログラム…らしい。(wikipediaより)
AppArmor の不具合を解消
パッケージを MySQL から MariaDB に移行する際に、AppArmor でトラブルが残ったみたい。こちらの記事を参考に、以下のコマンドで、ゴミを消したらうまく起動するようになった。
$ sudo aa-remove-unknown Removing '/usr/sbin/mysqld' mysql関連のゴミを消してくれたみたい。 $ sudo systemctl start mariadb 無事に起動
mariadb の utf8mb4 への移行完了
自宅サーバで、mysqlからmariadbへの移行、内部文字コードが Latin1 になっていたものを utf8mb4 への変更がようやく上手くいったと思う。そこで、学科のWebサーバも同様に移行作業を行う。ただ、文字コードの移行などの際にデータベースの物理ファイルを壊してしまったようで、どこまで上手く治ったのかが不安。
mysql5.7でFROZNモード
先日、mysql-server-5.6 からのアップグレードに失敗し、mariadb, mysql 8 などを入れたり消したりのトラブルを発生させちゃったけど、今日 “aptitude safe-upgrade” を実行したら、アップグレード時にデータベースの互換性で問題ありと判定され、FROZEN モードになってしまい、データベースとつながらなくなった。おかげで WordPress が動かなくなる。
明日からの試験で、Webでの講義資料公開ができなくなると、学生さんからも不満が出そう。
早々に修正と思うけど、FROZEN ファイルを読むと、mysql-server-5.7 が入っているけど、mysql-server-5.6 からのアップグレードに問題があるから、一度 5.6 にダウングレードしてから、5.7 にアップグレードしろ…との説明。
でも、5.6 はインストール対象から外されている。ひとまず、その後に dpkg-reconfigure mysql-server-5.7 を実行せよと書いてあるので、dpkg-reconfigure を実行。データベースの更新やらチェックが行われて、若干エラーが出たけどうまく修復できたみたい。rm /etc/mysql/FROZEN して systemctl start mysql を実行。無事 WordPress が動き出す。
mysql更新に失敗
自宅サーバが、mysql-5.6 で運用していたけど、世の中 mariadb-10.x , mysql-8.x のご時世なのでアップグレードしたけど、すごく苦労した。自宅は debian だけど mysql-5.6 は oldstable まで遡らないと管理されていない古いパッケージとなっていた。
mysql-5.7 は focal ではサポートしていない
色々とトラブルはあったけど、自宅サーバは mariadb-10.x にできたけど、この電子情報のサーバも確認したら、ubuntu20(focal) で mysql-5.7 で動いていた。これまた ubuntu18(bionic) まで遡らないと 管理されていないパッケージ。
ということで、自宅と同様に mariadb などに上げようとチャレンジしてみた。
しかし、これまた、mariadb-10.3 に失敗して、ダメ元で mysql-8.0 も試したけど、これまた失敗。昨日は自宅サーバの mariadb-10.4 になるまで苦労して疲れてるので、今回は断念。どうも、mysql-5.7 での root パスワードを忘れて更新してからの作業だったのが、諸悪の根源なのかもしれない。
bionic パッケージで mysql-5.7 で復旧… # 戻っただけじゃん…
ひとまず、bionic の apt-source を有効にして、mysql-5.7 をインストール。mariadb やら mysql-8.0 のゴミやら root パスワードの更新の悪影響かで、mysql-5.7 に戻すだけでも苦労したけど、ようやく復旧。
EmoCheck2.1
Emotet が2月に変化があったようで、EmoCheck 2.1 で改めて確認してみよう。
PDFファイルのタイトル/著者を一括修正
例年実施している学生の卒研発表のレジメ資料のWeb公開。しかしながら表示させると、画面の左上のメニュー部に「講演題目第1行目は…」。PDFファイルのタイトル部に、ひな形ファイルの属性が残っているみたい。著者欄にもひな形の著者情報が残っている。
なんとなくカッコ悪いので、タイトル部と著者情報を消したい。
((( 必要なツールのインストール ))) $ aptitude install libimage-exiftool-perl ((( 一つのファイルなら ))) $ exiftool -Title="" -Author="" -overwrite_original hoge.pdf ((( find+xargs で一括修正 ))) $ find . -name "*.pdf" -print \ | xargs exiftool -Title="" -Author="" -overwrite_original
自室UPSの交換
今年に入り、たびたび自室の UPS がピーピー鳴くようになってきた。バッテリーの日付を確認すると7年以上前だった。apcupsd などのツールで監視はしていて、バッテリー供給可能時間 30分 はあったので、さすがに古くても瞬間停電には耐えられるだろうと使っていた。最近は1日に数回アラームが鳴るし、apctest コマンドを使って バッテリーの日付を新しくしておいたけど、やっぱりアラームが鳴る。
年度末に向けて、交換用の 新しい UPS (APC ES 750 USB: 外観は違うけど中身は今まで使っていたのと同じ) を購入しておいたので、ようやく交換した。バッテリーも購入したので、古い UPS の中身と入れ替えて、別に使う予定。
Emotet チェックツール EmoCheck
Emotet は、メール添付の マクロ付き Word / Excel によって拡散するマルウェアで、感染者のメールの Reply などを装って送信されるため間違って開く可能性が高く、広範囲に被害がでている。
全国の高専の中でも発生が確認されており、注意が必要となっている。(私の手元には、2月4日現在では届いていないけど)
このため、「Emotet の感染確認のためのツール EmoCheck での確認せよ」とのお達しが出ている。
ぜひとも、EmoCheck で感染確認をしましょう。