第1回卒業研究中間発表
卒業研究の中間発表会を、高久研、青山研、斉藤研の3グループで実施。 最初の発表だし、肝心な話しが抜けている人も多かったかも。
斉藤研の2グループは、昨日の卒研指導で以下の点を伝えておいたので、 最初の発表としては、満足のいく結果であった。
でも細かに見ると、まだまだ注意すべき点はあるんだけどね。
- 論文・レポートは、新聞の文章構成と同じで 先頭部を読めば全容が判るような構成 にすること
- 論文では、
- 目的・まえがき で目的や全体像を述べること。
- 概要 で、自分が卒研で利用する、すでに確立されている技術などの説明をすること。
- その後に、それを使って自分達オリジナルでやったことを説明すること。
- 全体像を理解させるために、システム構成図等を入れること。 構成図では、各機能ブロック毎に「何が入力で何が出力か」を明記すること。
- 説明が、後方参照にならない様にすること。 このために必要に応じて「まえがき」で簡単に説明したあとで、 もう一度詳しく述べるという手法をとること。
でも、自分達のとる手法が、どういった利点・欠点があるから…という 比較対象まで述べた発表には、なっていないなぁ…
画像処理グループへの意見
- 卒研テーマが漠然として広範囲のテーマになっているのでは?
- 全画素を計算対象とせずに間引きデータを使うべきでは?
- 処理の複雑さに応じた処理の簡略化は?
機械制御部グループへの意見
- レーザポインタをカラスに当てるのは動物虐待?
- サーボモータが、小型のものでニュートラル位置などの精度が無い! 精度の良い製品に変更すべき。
- PWMの説明での用語が適切でない。
公開講座
毎年恒例の夏休み中の公開講座。 この2年は高久先生企画で、今年は説明のアシスタントとして参加。 参加者は、最大定員15名で全員中学3年生。 しかしクラブ活動の都合で2日間で4名ほどの欠席であった。
内容は Java Applet によるグラフィックプログラミング。 Java 環境で Applet プログラム作りの手順などが理解できるように、
- コマンドプロンプトの使い方
- Java Applet を動かすまで(配付CD-ROMにプログラムを入れ) 色と線と文字程度のプログラム作り。
- 2日目は、drawLineで明暗の線を並べてグラデーション表示。 これにより for ループなどの基本を説明
- 最後に写真データの張り込みなどを行う。
- 公開講座の風景
たった2日間(のべ4時間)の短い講習会なので、 深く理解するよりも 手順の体験 を中心とした講習会であった。
企画・テキスト作りの高久先生には、すーぱー感謝&ご苦労さまです。