集合とリスト処理
リスト構造は、必要に応じてメモリを確保するデータ構造であり、データ件数に依存しないプログラム が記述できる。その応用として、集合処理を考えてみる。集合処理の記述には、2進数を使った方式やリストを用いた方法が一般的である。 […]
差分とフィードバック制御
情報制御基礎の授業を通して、入力値を制御するため、コンピュータを使う場合の数値処理の基礎的な話として、信号の平滑化を説明してきたので、最後に差分について説明をする。また、実際には、入力値を制御に利用する一般的な構成のフィ […]
スタックと待ち行列
前回の授業では、リストの先頭にデータを挿入する処理と、末尾に追加する処理について説明したが、この応用について説明する。 計算処理中に一時的なデータの保存として、stackとqueueがよく利用される。それを配列を使って記 […]
移動平均の処理
前回の授業で説明したようなA/D変換した数値データを読み取った場合、どのようなことが発生するか考える。 例えば、以下に示すような測定値があったとする。 2018-06-05-wave.csv このデータの一部をグラフ化し […]
リストへの追加処理
最初のリスト生成の説明では、補助関数 cons を用いて、直接リストを生成していた。 しかし、実際にはデータを入力しながらの処理となるであろう。 最も単純なリスト先頭への挿入 struct List { int data […]
オブジェクト指向とソフトウェア工学
オブジェクト指向プログラミングの最後の総括として、 ソフトウェア工学との説明を行う。 トップダウン設計とウォーターフォール型開発 ソフトウェア工学でプログラムの開発において、一般的なサイクルとしては、 専攻科などではどこ […]
リスト処理
リスト構造 リスト構造は、データと次のデータへのポインタで構成され、必要に応じてメモリを確保することで、配列の上限が制限にならないようにする。また、次のデータへのポインタでつなげているため、途中へのデータ挿入が簡単にでき […]
その他の構造図と振る舞い図
前回の講義で説明した構造図について、クラス図・オブジェクト図以外について改めて説明と、振る舞い図の説明。 構造図 構造図の主なものとして、クラス図、オブジェクト図以外に、 パッケージ図(クラスなどをグループ化したパッケー […]
D/A・A/D変換回路と誤差
小型コンピュータを使った制御では、外部回路に指定した電圧を出力(D/A変換)したり、外部の電圧を入力(A/D変換)したりすることが多い。以下にその為の回路と動作について説明する。 D/A変換回路 ラダー抵抗回路によるD/ […]
UMLの構造図・クラス図
UMLの構造図の書き方の説明。 詳しくは、参考ページのUML入門などが、分かりやすい。 クラス図 クラス図は、構造図の中の基本的な図で、 枠の中に、上段:クラス名、中段:属性(要素)、下段:メソッド(関数)を記載する。 […]