専門基礎3-キルヒホッフの法則
オームの法則での合成抵抗などの理解ができたところで、キルヒホッフの法則の説明。
2電源3抵抗の回路をキルヒホッフで解く
2電源3抵抗の問題で、オームの法則を使って式を立てる前に、電位のイメージを水の高さでイメージして、電流が合流してGNDまで落ちていく様を見せるための資料。
この電位の考えにもとづいて、式を立てると以下の連立方程式が求まる。あとは、E1,E2,R1,R2,R3の値が与えられれば、I1,I2,I3を求めることができる。
専門基礎3-合成抵抗
専門基礎3の電気回路の基礎で、今日は合成抵抗と各場所の電圧・電流について演習。
前半は個別で解いてみる
後半はグループ討議方式
- 問題
- 6つのグループに分かれる。
- 前半3つ後半3つで、
- グループで協力しながら解き、各自で解き方の説明を考える。
- 最初に誰かが解き方を他の人に説明。
(解き方に自信がない場合は別の人に説明してもらう) - その説明より判りやすい説明ができる人はその考え方を説明。
- 最後に前で、その解き方でクラスに説明。
- 他のグループからさらに判りやすい説明の提案があったら前で説明。
自宅レポートでの再提出もOK
なお、授業内で理解度確認の小テスト形式で実施しているが、じっくり時間をかけて問題を解きたい人もいるみたい。このため、解いた内容は授業時間内に集めているけど、自宅で問題をダウンロードして、レポートとして再提出しても良いものとする。
1年電気回路演習でアクティブラーニングを試す
いつもプログラミングを教えている中、 超久々に高専1年生の電気回路入門?な授業を担当中。 キルヒホッフの法則の話をしようと思った所が、 以外と合成抵抗でも悩む学生さんが多い。
いつもは毎回授業の最後に簡単な問題を解いて 自己採点して提出してもらってるけど、 私の説明以外の方法で(正しい解き方なのに)☓としている人がいる。 電気回路なんて解き方が色々ある…ってことを感じて欲しいので、 試しに「アクティブラーニング」的な方法を試してみた。
グループ毎に解答の確認と解き方の説明を考えてもらい、 グループ代表に前で解説してもらった後、 他のグループの人がもっといい説明あれば、前で説明してもらう。
久々の1年担当で戸惑っているけど、 前での説明を工夫してくれたりしていて、 意外と面白かった。 ただ、理解の速い子には待ち時間が多かったので いつも….とはいかないかな。