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Yahooのグレイリスティング
緊急連絡システムで、転送先をYahooにしている先生から遅配の連絡があった。 確認すると、1通目はすんなり届くけど、直後に次のメールを出すと、最悪 「12時間」の遅配になっているとの報告であった。
このような現象は、グレイリスティングによる対策の影響と考えられる。 最近のメールサーバは、大量のspamを受け取らないようにするため、 SPFやらDomainKeysといった送信者認証といった方式がとられる。 しかし、これらの設定は手間もかかるため、普及が進んでいない。 このため、該当組織のMXレコードに記載されているメールサーバ以外は、 spam発送パソコンの可能性が高いとみなされる。
ウィルスに感染しBOTとなったパソコンからのメールを防ぐためには、 プロバイダ側では、パソコンの25番ポートの通信を拒絶するS25Rといった 対策もとられる。こういった対策がとられないプロバイダからの、 ユーザパソコンからの送信はspam発送とみられてもしかたがない。
このため、メールサービスを提供している所では、グレイリスティングとして、 メールを受ける際に、一回は421(一時的な受信不可)の返事をして、 グレイリストに登録しておき、再送してきた所からはメールを受信する方式。
んで、今回のYahooのメールの遅配の雰囲気では、 1通目は受信し、グレイリストに入れる。2通目以降のグレイリスト入りの メールは、長期間にわたって受信不可(421)を返すみたい。
((遅延状況)) 12/13,12:07:39 → 12/13,12:07:39 # 1通目 0秒 12/13,12:07:45 → 12/13,12:14:27 # 2通目 7分 12/13,12:07:52 → 12/14,01:34:33 # 3通目 13.5時間 ((Yahooのメールサーバが返す受信不可メッセージ)) Connected_to_114.111.99.248 but_greeting_failed Remote_host_said: 421_Message_from_(192.156.145.35) temporarily_deferred_-_4.16.50 Please_refer_to_ http://help.yahoo.co.jp/help/jp/mail/in_trouble/in_trouble-28.html
試しに、自宅サーバ(Dynamic DNS)から、Yahoo! Japan宛のメールを投げたら、 1通目は数分かかったけど、2,3通目は数秒で届いた。 「怪しい」扱いを受けて当たり前の癖に、すんなり届いたと不思議だったけど、 丹南CATVは、S25R対策をしているため、丹南経由でメールを出しているんだった… 普通に届いてあたりまえ。
Droboの故障扱いのHDD再利用
データのバックアップ用として、"Drobo S"という外付けHDDを使っている。 特殊な Beyond-RAID という方式で、複数のHDDを冗長性をもたせて 使える方式で、最大の特徴が「継ぎ足し増設」できるところ。 故障したとか容量不足とか警告されたら、HDDを抜いて容量不足ならさらに大きい HDDを入れるだけ。
普通のRAIDでは、容量を合せたりしないといけないので、継ぎ足しができないので便利。 しかし実際に使っていると、2ヶ月ほどで1個が「故障で交換しろ」ときて、 さらに半年後の先日2個目が「故障で交換しろ」となった。 余りにも故障にしては速いので、ひとまず抜いた「故障品」は保管してるけど、 自宅で外付けUSB-HDDケースを買ったので、試しに「故障品」をつなげてみた。 予想はしていたけど、問題なく(?)使える。
今回の2回目の故障を受け、Drobo-Sで故障扱いされたHDDを有効利用すべく、 外付けUSB-HDDケースを発注した。ひとまず故障扱いされているし、 壊れる可能性が高い(!?)のであれば、 Drobo-Sに保存しているデータの2次バックアップとして使うことにしよう。
自宅では、中古品HDDは xfs でフォーマットして Linux サーバに接続し、 autofs+samba で共有するのが定番化してきた。
2011年12月11日(第246回)
誠市、ご縁市開催中でした!
- 冬支度について
- IT寺子屋 テクノ手芸教室について
電気電子工学科 河原林先生
このロゴは、書籍「テクノ手芸」の著者よしださんから河原林先生がいただいたものです。
テクノ手芸教室では、写真上部の光るクリスマスツリーを作っていました!
いい例えなので… RT @…(12/09)
- 12/08 いい例えなので… RT @Ryuponpoponpon: 論文の長さは女の子のスカートの長さの様でなくてはならない。大事な部分を「カバー」するための十分な長さ、且つ他人の興味をそそる適切な短さでなくてはならない。 これ名言ww #fnct
この記事は、 の @TohruSaitohに掲載した #fnct タグ付き記事を、まとめたものです。
テスト返却とデータ構造の共有問題
2分木とハッシュ法を範囲とする中間テストの返却と、 後期期末までの授業のための導入部分を説明する。
テスト解説の後は、データの共有と削除に伴う問題点を紹介し、 来週からの授業の導入とする。
データの共有が発生する場合の代表的な例として、リストを用いた集合における、 和集合とそのリスト廃棄で説明を行う。
// すべてのリストを捨てる処理 void list_free( struct List* p ) { struct List* del ; while( p != NULL ) { del = p ; p = p->next ; free( del ) ; } } // 補助関数:find int find( struct List* p , int key ) { for( ; p != NULL ; p = p->next ) if ( p->data == key ) return 1 ; return 0 ; } // 和集合 struct List* add( struct List* p1 , struct List* p2 ) { for( ; p1 != NULL ; p1 = p1->next ) { if ( ! find( p2 , p1->data ) ) p2 = cons( p1->data , p2 ) ; } return p2 ; } void main() { struct List* p1 = cons( 1 , cons( 2 , cons( 4 , NULL ) ) ) ; struct List* p2 = cons( 2 , cons( 3 , NULL ) ) ; struct List* p3 = add( p1 , p2 ) ; // p1 = { 1 , 2 , 4 } // p2 = { ※2 , 3 } // p3 = { 4 , 1 , ※2 , 3 } , ※の部分が共有されている list_free( p3 ) ; list_free( p2 ) ; // ※の部分は既に前処理で消されている // のでリストの廃棄処理でトラブル。 list_free( p1 ) ; }
中間テスト返却&データベース設計
データベースのテスト問題の答え合わせと解説の後、データベースの設計についての説明を行う。
SQLの動作確認や、SQLの記述問題について解説し、 後半の説明問題について説明を行う。
授業後半は通常の授業に戻り、データベースの設計について説明を行う。
トップダウン設計では、要求仕様書などに記載された、名詞をベースに実体とその属性を抽出する。 動詞に注目すれば、関連を取り出すことができる。 これを元に、ER図を描いていく。
ボトムアップ設計では、既存のデータベースの元となる帳票をベースに属性を 作っていく。 最初に、レベル毎に分類し、その属性の中で、従属する属性を見つけテーブルを 分割してく流れを説明する。 ただし、処理の効率や更新の頻度を考慮して、表を併合する場合もあることを紹介。
後期中間(構造体ネタ)テスト返却
中間テストの採点結果の返却と問題の解説を行う。
間違った回答の傾向をみていると、成績の悪い人は 2重forループの繰り返しから怪しそうな雰囲気が見えてくる。 4年の情報構造論になれば、構造体のポインタが絡むからこそ、 データの型に注目してプログラムが書けるようになってほしい。
最後の問題で、5年のデータベースの問題を流用し、 2つの表を串刺しのプログラムを書いてもらった。 しかし、この3年間、データベースに関連した出題をしていたことから、 傾向を予想されているのか、正解率は高かったかな。
解説終了後は、後半のグラフィックスの授業内容の導入として、 最近の映画をネタにグラフィックス処理の大変さを解説する。
3軸の加速度・角加速度…(12/07)
- 12/07 3軸の加速度・角加速度・方位センサー全部入り…I2Cバス 3.3[V] いいなぁ…ArduinoでMotion系これで全部いけるじゃん。 http://tinyurl.com/7cddm2b #fnct
この記事は、 の @TohruSaitohに掲載した #fnct タグ付き記事を、まとめたものです。
2011年12月4日(第245回)
テスト期間中につき、数学科 長水先生、電子情報工学科 西の2名の収録でお送りしました。
- デザインコンペティション参加学生さんインタビュー
環境都市工学科3年 内山さん、5年 山口さん、環境システム工学専攻2年 長田さん
desicom111204.mp3 - FD講習会について
紙のアコーディオンを演奏してもらいました
パソコンのHDDがぎーご・ぎーこ
仕事をしていたら、 急にパソコン回りで「ぎーご・ぎーご」という音がする。 明らかにHDDの異常。 といっても、NASやらサーバやら並んでいるので、 まずは触診。それなりの音がするHDDは、それなりに触れば解る。 でも、まだ音も小さいし判別できなかったので、次は ひとつひとつ停止させたりしながら、音が止まるのを確認。
すると、一番最年長のサーバが原因。 といっても、Webを使った実験でちょいとファイル共有のために、 使っている程度で、後継サーバも動かしているし、 あっさり諦め。ひとまず、ファイルは読めるし、 後継サーバに移していないファイルを早々にコピーして、 shutdown。 後は、後継サーバがうまく使われるようにネットワークの設定を変更して終了。
最年長サーバだけあって、どれだけ持ったか…と備品シールをみると、 「平成14年」9年間か….よく壊れずにここまで動いていたな….