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IchogoJamのロボット制作のメモ

2024年9月15日(日) 09:30~11:30

プログラム自動起動

IchigoJam で自走ロボットを作ると、モニターやキーボードをつけて動かすのは困難。このため、IchogoJam を起動したらすぐにプログラムを起動したい。

この場合は、プログラムを “SAVE 0” で保存しておき、IchogoJam を起動させるときに BTN() 機能で使う基板上のボタンを押しながら起動する。これにより起動時に “LOAD 0” を実行してくれる。

プログラムの切り替え

かにロボコンでは、スタート地点からボールの回収フィールドまでライントレースで移動し、回収の動作をして、再びライントレースでスタート場所に戻る必要がある。この際、ライントレース動作と回収動作は異なる動きとなる。

また、右コースか左コースかの違いによってプログラムを変化させたいかもしれない。こういう場合は、“LRUN” 機能を使う。

例えば、ライントレースの処理を “SAVE 0” で保存しておき、回収フィールドの処理を “SAVE 1″ で保存してあるのであれば、ライントレースの処理の中で「回収フィールドに到達した」と判断した時に、”LRUN 1” を実行すれば “LOAD 1″を実行してプログラムを起動できる。

IchigoJamと MableSylup への電源

IchigoJam を MapleSylup に接続してロボットとして動かす場合には、ジャンパーピン”J1″に注意が必要。

通常 IchigoJam と MapleSylup でロボットを使う場合、ジャンパーピン”J1″をショートさせて、MapleSylup に接続した乾電池などの電源を IchigoJam に供給して動かす。しかし、電流をたくさん使うようなモータ制御をする場合、乾電池だけでロボットを動かすと電流を モータに使われ、IchigoJam が誤動作する場合がある。

こういう場合には、IchigoJam には USB のモバイルバッテリーなどを搭載させ、IchigoJam はモバイルバッテリー、MapleSylup とモーターは乾電池で動かす。この場合には、ジャンパーピン”J1″ は抜いて動かす方がよい。

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