2020年3月9日
発想法の指導に関するFD研修会
サーヴェイ
はじめに
- 論理立てて思考する起点を見出すのがサーヴェイ
- デザインの作ろうとする物事の仕組みや考えを論理立てて説明出来るための要
- 自身が納得できて、説得するためではなく説明の基礎
アイデア・イメージメモ
- 考えの写真・図・イラスト
- コメント1(思いつき、気付き、疑問、不、好感、利点など)
- コメント2(提案、発展、課題など)
- その他
Surveyとは、
- SurveyとResearchの違い
- Research…研究・調査
- Survey …調査、探査、測量、実地踏査
- field work …実地研究、野外調査、実地調査、現地調査、巡見
- 探検・発見
ResearchとSurveyの相違
- リサーチ
- 準備して調べること
- 縛りが強い、決め事がある
- 客観的
- 設定
- 定数的
- やや論理的
- ロジカル、裏付け的
- サーヴェイ
- 特に準備なく体感すること
- 縛りがゆるやか、決め事はない
- 主観的
- 想定
- 定性的
- 感覚的
- エモーショナル、曖昧さがあっていい
Surveyでの留意点
- サーヴェイは、情報・データを得る方法の1つ
- 問題を発見する方法
- ポイント
- 先入観を持たずに概観(常識や固定観念をはずす)
- 自分の経験や知識を一度仕舞い込む
- 常識や規則、良識に囚われていないかと自分に問う
- 自分の五感+αに素直(感じや思いを表出する)
- 感じるがまま、思うがままを表現
- 幼少時の感覚を思い起こす
- 気付き、思いつきをメモ
- 記号化 – 話し言葉、書き言葉、絵、写真、図など「うつし」
- 取捨選択をしない
- あまり深く考えない
- 結論や解を求めない
- 評価しない
- 気になることがない…という場合には
- アイデアイメージを書けない理由
- こんなことはできない、不可能だから言わない、提案しても採用されない…
- 曼荼羅法→根拠理由を考えて再度行う
- なぜ、どうしてと問わない。関わり、関係を考えない
Surveyからメモ作成での姿勢と方向
- 対象の概観(観察)
- 時間を区切る
- (5) / 15 / (30) / 45 / 90 分
- 5分でまとめる(連想法を5分で…)
- 30分以上同じことをさせない
- 自他の評価を考えない・行わない
- 対象の良い点も悪い点も見つける
- 曼荼羅法、
- 3×3の表
- 真ん中にテーマと気付き
- その周り8コマにアイデア(上下左右にプラスマイナス)
- プラスマイナスカード法、
- Brain Writing法、
- Brain Storming法(希望点列挙法,欠点列挙法)
- 素直に問う
- 気になることを「何だろう」「どうしてかな」と自問する
- 話す・見せる
- ▶︎サーヴェイによるデータ・資料作成のプロセスとなる
サーヴェイの位置付け・必要性・実施の意味
- サーヴェイ
- 問題の発見 … 問う「なぜ?」「どうして?」と疑問に思うこと
- 問題の探索 … さぐる、さがす
- 問題の把握 … 全貌と細部(ディテール、詳細) → 現状把握・確認
- 「発想のネタ」、「創造のいとぐち」を見出すためのプロセスの最初の行為であり思考
- サーヴェイと問題
サーヴェイの発散・収束の思考
- イメージからアイデアに
- 感覚的から論理的に
- 関係や関わりも探り考える(空間・場・時間・機会・遊・休・知・美・感・交・操・演)
発想を出す時のテクニック
- Surveyする時の写真は、モノクロの方がいい
- 写真にマーカーを入れる
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