プログラミング応用ガイダンス
3EI向けのプログラミング応用のガイダンスということで、 説明を行う。最初に、1年間の授業内容の予定や、 テストなどの評価方法、テスト過去問題のHP掲載などについて説明しておく。
授業では、2年の復習として、制御構文の説明を行う。 簡単な繰り返し構文の、実行順序トレースを下に、 文について解説を行う。
C言語の文
→式; →while(式)文 →do 文 while(式); →for(A;B;C)文 →if(式)文[else 文] →{ 文 文 ... } // 複文 →; // 空文
この他に、break,continue文、switch-case文などの 説明を行う。この際にswitch-case文でよくあるミスとして、 caseラベルに実数や文字列を記載した場合に動かない事例を示す。
オブジェクト指向ガイダンス
最初の授業ということで、ガイダンスを行う。 今年は、EI×3名,E×3名の受講となりそう。 E科については、構造体や文字列処理について、 説明の追加が必要。
最初に、オブジェクト指向の歴史ということで、 Fortranによる処理の流れ、Cobolによるデータの構造化、 Algolによる処理の構造化といった考えを最初に説明。 このあと、C言語の発生、Simulaによるオブジェクト指向の始まり、 SmalltalkによるGUIとの親和性、Cにオブジェクト指向を導入したC++、 ネットワークに応用したJavaなどを説明する。
この後で、構造体について説明を行う。 構造体宣言、要素参照、構造体の入れ子などを交えながら説明となった。
次週からは、構造体のポインタ参照と関数呼び出しを交え、 メソッド・クラスなどの基礎に説明を移す予定。