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年別アーカイブ: 2004
技術士試験問題集の問題を見て。
技術士の試験問題集の一部を見る機会があった。 講義で行っていない内容で、問題に記載されている問題は、以下の通り。 FN 2004/01/29: 講義配付資料に、ADSL,SSL関連の文章を追加。 /FN
ネットワーク関連
- SSL の説明、
- IP パケットのフラグメンテーション
- ワンタイムパスワード
- X.25
- 移動体通信でのセル方式
- 新しいWebサービスとしての SOAP,WSDL,UDDI,XML 等の紹介
説明不足の内容
- ADSL の特徴
- 圧縮技術の一般論(JPEG/MPEG等)
参照カウンタ法とガベージコレクタ法
共有のあるデータ構造と、削除時の問題点を説明し、 最も簡単な解決法としての参照カウンタ法を説明。 実用事例として、unix ファイルシステムでの参照カウンタを紹介。 FN 障害時のファイルシステムの参照カウンタの復旧作業を発端の雑談として、 ジャーナリングの話しを交える。 /FN
参照カウンタ法の循環リスト時の問題点をあげてから、ガベージコレクタ法の説明。 実装例として、マーク&スイープ法を中心に説明。# コピー法も紹介のみ。 問題点として処理の中断やGCを実装した言語例として、Java等を紹介。
# といっても Java は refc + GC の複合技だから…..
ポインタを扱える C,C++ では GC 実装困難を強調。
強調したい点を repeat しても時間が余ったので、珍しく早く授業を終える。
Ethernet + TCP/IP
物理層の話しの続きとして、WAN を構築するネットワーク技術として、 AM/FM/PM、アナログ電話、ISDN、ADSL、CATV、FTTH、電力線ネットなどの話しをする。
Ether ネットの話しとして、トポロジの紹介。 FN トークンリングによるリングトポロジは紹介に留める。 /FN パケット単位のバケツリレー方式と、CSMA/CD 方式について説明する。 衝突の話しからサブネットの話しをして、HUB,SW-HUB,ルータ等の概念の説明。 この後、残り時間が中途半端であったため、IPアドレスとIPv4を、 固有IDとしての意味だけ説明する。
学生の制御系実験のためのcygwin+gcc+h8 環境
H8/3664(QFP)を用いて、ライントレース模型を作る実験を画策中。 その時のメモ
2次元の拡大・縮小・回転を用いた課題。
課題テーマとして、以下のテーマにてプログラム作成。 星の絵を回転し複数描く簡単なサンプルプログラムを配布。
グラフィックス命令を用いて、2次元の絵の拡大・縮小・回転をおこなった ものを表示する。
時間中に、簡単なプログラム変更だけで納得し、 友人と雑談になっている学生が多く、注意する。
ネットワーク物理層
ネットワーク物理層の話として、 パソコンインタフェースのシリアル/パラレル の実例からイーサネットまでを話す。
ネットワークと言いつつも、USBやIEEE1394といったネタを盛り込む。 逆に昨年度までと比べて、シリアルにおける同期/非同期の違い、 は説明を省く。
体格だけで認識されてる。
教官室前のレポート提出箱をふと見ると、2ES 情報工学レポートなるものが、 2名分提出されている。??私の担当ではない… よく考えると、青山先生担当科目じゃん。
どうも、学科と体格だけで、教官を認識しているようである。
青山先生に、 『担当教官の顔もわからない奴は、20点ぐらい引いといてください !(^^;』 と言って渡しておく。
以前TVで、どっかの大学のテスト問題の3択問題で、 『担当教官の顔を選べ』という問題があったというネタを聞いたけど、 まんざら、わからんでもないなぁ….
2次元グラフィックスにおける移動・拡大・縮小・対称・回転
2次元グラフィックスにおける、移動・拡大・対称・回転を、 図を交えて説明し、式の説明。 プログラム例として、関数への受け渡しを変数渡し、配列渡しによる プログラムを示す。配布資料に穴埋めと、説明問題を含めておく。
グラフィックスに関係する高速化の話題として、 一般的な最適化 FN 3年学生が、『コンパイラ』という単語を聞いたことが無いというのは、チト問題 じゃ? /FN 、実数演算のゲタ上げ整数演算化に加え、 最近のCPUの積和演算やshort,byteの一括演算機能を紹介する。
来週は、2次元の移動・拡大・回転を含むプログラム課題作成と予告。
Debianサーバ復旧に伴うアップデート
自宅日記にも記載したが、Debianのサーバが復活したみたいなので、 おざなりになっていたOSのアップデートを行う。openofficeあたりを使える ようにと色々とアップデートする。
# アップデートに伴う2次的トラブル発生が心配なので、記録としてメモしておこ う。
チェイン法をテーマの課題。
前回のチェイン法の説明を総括した後、 速度・メモリ・複雑さのトレードオフを説明。
課題として、チェイン法によるデータの登録と検索の課題。
- 名前と電話番号のデータで、名前をキー
- 名前と電話番号のデータで、電話番号をキー
- 生年月日と名前のデータで、生年月日をキー FN (出席番号+2)%3+1のテーマに取り組むこと。 自信がない場合は、簡単なテーマに変更OK /FN
ハッシュ関数の選び方と、良いハッシュ関数・悪いハッシュ関数の考察を明記。 実験する時は、わざとハッシュ衝突が起こるように、 データ20件、表サイズ10個程度とする。