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年別アーカイブ: 2004
アンケート結果は、ひとまず『良』か….
試験問題の配布とアンケートの実施を行う。
黒板OHP以降の評価を点数付けすると、73.9 点となった。 「学生の理解度」と、「教官の学生の理解度把握」のポイントの伸びが大きい。 補講の効果かな。 でも今回のアンケート用紙から 『学籍番号の記入欄』 が増えたから、ポイントが上がっただけかもしれないし、安心はできないか!? FN 2002年度66.6点,2003年度67.3点であったし、評価は随分と上がったね。 (2003年度全教官の評価点平均が62.5点だった) でも、まだまだ上の評価の人はいるんだな。頭が下がります。 /FN
試験は、簡単だったのかな?
学期末試験は、どちらかというと同一問題ではないけれど、パターン化しているネタ で出題。 そのせいもあるだろうけど、平均点は高めかも。
予想外なのは、授業中には実際のコードを詳しく示さなかったけど、参照カウンタ法 の 実際のコード(っぽい)出題では、正解率が高かった。 反面、GCの説明問題では、「GCの実装例を述べよ」に対して、「unix(とか Linux)」と書いている のが多かった。漠然とした答えなので、当然×とする。参照カウンタ法との区別がつ いていない のが多かったようにも思うし….
どちらにしろ、レポート提出が不真面目で、文法自体変な学生を2名ほど 最後までお付き合いしてもらわないと….
うちの卒研室メンバの卒研発表会は、無事終了。
今日と明日は、電子情報の卒研発表会。 うちの卒研メンバーは、最初と昼2で終っちゃった。 2つとも良い発表だったと思う。
P2Pブラウジング支援
Proxy機能を利用してかすめとったアクセス履歴の情報をP2Pで交換して、 自分と興味の近いURLの新規発見環境を作るための卒研では、 発表時間がオーバーして、強制中断をくらわないかヒヤヒヤだったけど、 無事に終了。 あんど、PrivateアドレスのNAT経由での問題点を、DHCPのアドレス 問題と誤解するような説明したのは、ツッコミを受けないかヒヤヒヤだった。
それでも、発表自体はわかりやすい説明になっていて、Good!! でした。
追記2004/3/9: OB の福野君が来校。卒研の発表を一部見てくれた様で、意見を聞いたら 「この発表が一番面白かった」 と言ってくれていた。
Treva+Zaurusで画像処理ロボット
Trevaで撮影した画像を、Zaurusで画像処理しながら動く小型模型の卒研では、 説明も解り易く、身内の親バカ点数が入っているけど 「今日のベスト発表」 だったと思う。 唯一、最後の質問で、「先週にモータ制御部が壊れて、動くものを今は見せられない …」 となっている所かな。故障ばかりは本人達の問題じゃないんだけどね….# 資料がなぜかPDF変換に失敗する。この資料だけ実は全部イメージファイル。
テストの結果
電気系、機械系学生もいるので、 手書き資料のみの持ち込み可による、計算機システムのテスト。 テスト範囲はネットワーク系に絞る。
他学科とはいえ、ネットワークに興味がある学生が多いはずなので、 もう少し良い成績を期待していたけど、予想よりは悪かったかな。 でも、レポート未提出の学生を除き、最終成績は全員合格点を出せそう。
JABEE関連の資料作りの仕事があって、残る情報構造論の試験問題が未完成。 慌てなきゃ….
試験配点方式
今日は、高専入試の採点日。 数学の採点をしていたのだが、難易度の高い問題の担当であったが、 配点は他よりも低くなっている。
ただ自分の試験での出題では、 「配点は『難易度』に応じて大きい」のが、あたりまえであったので、 あるいみ新鮮な発見。
こういった『簡単な問題の配点が大きい』方式は、全問回答ではアリだろう。 ただ、自分の担当科目の出題では、選択問題方式を取り入れているため、 『難易度に応じた配点』になるんだな…
# いつも試験の結果で、席次と点数の分布が直線的なのを、
# 不思議に思っていたけど、こういうのが原因なのね。
試験問題と結果
体調不全 FN 300bpsのモデム音の様な内臓状態 /FN であったため、懲りまくりの問題にはできなかった。
- 5角形を一筆書きするプログラムで、制御構造の理解確認
- コンパイル処理や最適化といった用語の説明問題
- 遠近法による3D表示をネタにしながら、関数との配列渡し構造体渡しの出題
最後の試験だけあって、簡単であったのか採点はすんなり終了。 2名ほどが棺桶に足をつっこみかけてるよーだ。追試でどうなることやら。 でもレポートも出さない、基本も判っていない学生を進級させる必要はないだろう。
前回の説明補足+セキュリティ関連
前回の講義で説明不足であった点(RIP,サーチエンジン)などを補足したあと、 セキュリティ関連の説明を行う。
リモート接続、公開鍵暗号化等の話しのあと、 ポートスキャンの問題を話し、FireWallの一般的論を説明。 FireWall=万能といった誤解を防ぐため、トロイの木馬などの問題を説明する。 分散 DoS アタックあたりのネタもタイムリーで詳しく話したかったけど、 時間切れ。
テストは、手書き資料のみOK、ネットワークの範囲から出題を明言。
総括およびトレードオフポイント
最後の授業の総括として、配列・リスト等の概念の総まとめを行う。 各概念の利点・欠点・実装例などを交えて話す。
またアルゴリズムを選択するにあたって、メモリ使用量の視点や 処理速度の視点での、トレードオフポイントを算出する例を話す。
抜けはあるけど、なかなかいい卒論になってる。
卒論の雛型の提出が終り、5年担任からの返却を受ける。 細かい所の不備や未記入の部分はあるけれど、 今年の卒研は2組ともうまく図を交えた説明になってたりしているし、 仕様を決めるにあたっての、『なぜなんで』もきちんと書かれている。 うーん、最終論文が待ち遠しい。
だけど、昨日の学生の研究発表の原稿作りの段階では、 1枚にまとめる必要があるからかも知れないけど、 初稿は、体裁的にも書くのが下手だなぁ…と思った。
# まぁ、慣れですかね….
学生による研究発表会の原稿作り
富山商船にて開催の学生による研究発表会に参加すべく、 原稿を作ってもらう。今年は、専攻科学生×1名、 卒研学生×2組にて投稿。