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「スタッフ」カテゴリーアーカイブ
2分木演習(2)
先週の2分木の演習に引き続き、後半を演習とした。
前半では、プログラミングへの興味を持って欲しいし、 先週のプロコンの状況を紹介した。
課題部門での作品の背景として、FireChat というソフトがあり、 香港の学生デモでも活躍していたことを話す。 また、情報統制でインターネットでどういうことが発生するかということで、 FireWallによる制限や、DNS 統制などの雑談も行った。
演算子の話
2分木の応用で、式の取扱いを来週解説する予定なので、 演算子の一般的な知識を説明。
なにげない「1+2*3」という式も、演算子には優先順位があり、 「1+(2*3)」を意味している。この優先順位を()で表さないためにはどうすればいいのか?
C言語で使われている演算子も細かく分類すると、 単項演算子、2項演算子、3項演算子(条?真値:偽値)がある。 単項演算子も単純な「-(マイナス)、!(NOT)」という前置型の他に、 「++x , x–」といった前置・後置で処理が異なるものもある。 2項演算子も、「1+2+3」は「(1+2)+3」のように処理される左結合演算子と、 「x=y=0」が「x=(y=0)」として処理される右結合演算子があることを説明。
演算子の表記法にも、「1+2*3」を、「1,2,3,*,+」のように、 演算子の前に式を置く、後置記法(逆ポーランド記法)という方式もある。 逆ポーランド記法は、日本語の文法に近いということもあげられるが、 スタックを使い、『数値はスタックに詰む、演算子がでたらスタック上位の 2つの値を取り出し、計算結果を改めてスタックに詰む。』という処理を 繰り返せば、複雑な計算式も正しく値を求めることができる….といった説明を 行う。
ちなみに、「+,1,*,2,3」のような演算子を前に置くものは、前置記法(ポーランド記法)、「1+2*3」のような書き方は、中置記法と呼ぶ。
2014年10月19日(第394回)
高専祭スペシャル!!
福井高専内のスタジオから生放送!
- まるよし Train Pops ~ 国語と遊ぼう! 第75便 「ディベート」
- 高専祭について 露店の食べ物
担当:松島(3C)、川崎(1EI)、植村(1E)、中村(教員)
プロコン一関到着。
当然、一関駅は、高専生だらけ。(^_^)

弁論大会(ディベート大会)
最初は「水泳は高専の授業科目に必要である…」
MacBookAirのSSDを240GBに装換

仕事で使っている、MacBookAir だけど、2010年の機種で、 そろそろ悩みどころ。 でも、ちょっとしたネット仕事であれば十分な性能だし、 議事録メモにEvernote中心であれば、それなりに使えている。 といっても、HDD の容量不足で不要ファイルをケチ臭く消したりと、 HDD交換すれば、まだまだ使えるかと考えていた。
その中で、Facebookの記事で見つけた、Transcend の SSD の JetDrive 500 を使えば、交換のためのドライバや、装換した後のSSDを入れるケース などが入っていて、交換作業も簡単そうなので、購入してみた。
JetDriveのアルミケースに入っていた240GB-SSDを一旦収納させ、 MacBookAirにUSB接続。 復旧モードで立ち上げて、元々の64GB-SSD の中身を全コピー。 附属の特殊ドライバーを使って MacBookAir の裏蓋を剥がして、 240GB-SSD に入替えて、交換完了。
自分で入替えだから、初心者には薦められないけど、思ったより 簡単な作業でした。
2014年10月12日(第393回)
- まるよし Train Pops ~ 国語と遊ぼう! 第74便 「沈黙」
- 球技大会について
- 高専祭について
- さばえものづくり博覧会について
担当:山野(3C)、田嶋(2C)、小藤(1B)、西(教員)
RemoteDesktopでcmd.exeの機能制限
RemoteDesktopでWindows 7の環境の確認作業していたんだけど、 途中で cmd.exe で状態を確認したくなって、 起動したんだけど、
c:\...\> cd c:\
でディレクトリ移動ができない。 管理者モードじゃなかったかと、Shiftキー+cmd.exeで起動させても、 症状変わらず。 状況からして、向こうの cmd.exe が乗っ取られた…と冷や汗をかく。
でも、改めてそのパソコンに出向いて確認すると、普通に"cd c:\"できし…。 よく考えると、リモートデスクトップの中の作業だし、 cmd.exe に機能制限されていているのはあたりまえか…. と納得。

2分木の演習
先週までの、2分木の生成と2分木の再帰を用いた全体処理の説明が終わったので、 今日は演習の時間。
2分木の課題テーマ
以下に示すような、名前とほかのデータの組み合わせによるデータ列を、 2分木に格納し、何らかの検索処理を実行するプログラムを作成せよ。 データ格納時は、下線部をkeyとして、枝の右左に適切に格納すること。
- 名前と誕生日
- 名前と電話番号
- 名前と身長体重
課題の動作検証では、入力データをデタラメ順であたえたり、あらかじめ順序にならんだ データを与え偏った木を生成するなどして、検索回数を比較するなどの 比較などを交え動作を確認すること。
「仕事のページ」を更新
毎日の雑多な情報は、仕事の日記として掲載しているけど、 講義録やら試験の過去問題などを掲載しているページの 管理が面倒なので、他の Movable Type と同様にしてみた。
歯みがきロボコン第8回-自律フリーの部優勝
福井県歯科医師会さんによる歯みがきロボコン、 電子情報工学科でも運営などにも協力していますが、 子供の歯みがき啓蒙とロボット制御技術が歯科衛生に反映されることを 目指して開催され、今年が第8回大会となりました。
自律フリーの部で優勝
4EIでは、創造工学演習のなかで様々なコンテスト応募を目標に、 チームでものづくりを行いましたが、上出君、岩坂君、告吉君、篠地君 にて車体やプログラムを作っての参加でした。
車体制御には、子供の教育向けに作られたIchigoJam(jig.jp福野氏)を2個使って動かしています。
試合では、ゆっくりとした動きながら、着実に大仏模型に辿り着き、 歯みがき対象の虫歯に模したマグネットを取り除きました。 さらに、コース中央部の対戦フィールドでは、 薬にみたてたピンポン球を、歯の形に並んだ穴の所に流し込みます。接戦を繰り返しましたが、無事に優勝となりました。
また、福井県歯科医師会の方からは、「通常のロボット教材などを用いず、モータ制御回路などから機体を作った」ということで、 特別賞も頂きました。
Raspberry-Pi + OpenCV + ファジー制御
斉藤卒研室からは、制御にRaspberry-Piとカメラを使った、 画像処理によるライントレースのロボットも参加しました。
画像処理ライブラリには OpenCV を用い、処理性能の問題から、 画像上の20点ほどの色・輝度情報を使っています。
動作の制御には、ファジー制御の考えを取り入れましたが、 カメラの画角が狭いため、ライントレースの線と、ブラシ部分の処理の両立が難しく、残念ながらうまく動きませんでした。